Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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オースチンヒーレーは中研ぎしました

2021-10-31 20:27:32 | Austin Healey 3000

さて本日の山陰も雲はありますが良い天気でした、が昨夜・・・多分夜中に結構雨が降ったみたいでして・・・夢心地の中で雨の音を聞きました。今朝起きてみますと道路が濡れています。

畑は水を含んでいまして・・・入らない方が良さそうですね。
隣りの畑のおじさん(いつもとは違う側の畑です)からタマネギの苗を頂く事になりました。
中手の種類らしく・・・結構大量に有るみたいです。
畑の準備ができたら頂きに伺いますとお願いしておきました。
多分この1〜2日で畑の準備は完了すると思います・・・雨が降らなければですが。

でお昼の厨房係・・・今日はS百合さんが来てくれていますので楽だった(笑)
午後も早めにアトリエに戻ります。

その後はアトリエで本業をすすめましょう。
さて今日もまずオースチンヒーレーから開始ですね。
昨日はウレタンクリアーを塗りましたので今日はもうカチカチに硬化しています。
でも一応乾燥機で1時間程加温して硬化にとどめを刺しておきました。
でボディを1200番程度のペーパーで研磨します。
スジ彫りの周囲とかにクリアーが盛り上がっているんですよね〜、これがウレタンクリアーの良く無い部分です(笑)
でも盛り上がらない塗り方も有るんですよ・・・
2回目のクリアーはその盛り上がらない塗り方で塗ります。
この塗り方をするのには訳が有るのですボディ全体が曲面で有る事またボディサイドにはプレスラインが合って形状が結構複雑である事など・・・研ぎ出しをやり難い形状なんですよね。
うっかり下地が出ますとまた最初からやり直しになってしまうので、こんな方法を使うのです。

よく見えないかもしれませんが2度目のクリアーを塗りました。
2度目のクリアーは筋彫りの周囲が盛り上がらない様に塗ります。
まずウレタンクリアーはシンナーを多めに入れて結構粘度が低い状態に致します。
そして最初は遠くからふわっと塗っています。
ボディの表面にミストが付く状態ですね。
艶は有りません。
10分程置きますとシンナーが蒸発してクリアーの粘度が上がった所でさらに塗り重ねます・・・今度は半艶くらいになる様に・・・艶が出る様では塗り過ぎです。
そして10分程置いてシンナーを飛ばしてから3回目のクリアーを塗り重ね多少艶有りになる状態(まだ完全では有りませんよ)にします。
また10分置きまして4回目を塗りまして艶が戻る位に塗り重ねます。
10分のインターバルを取る事でシンナー分が飛んでボディに塗られたクリアーの粘度が上がって筋彫りの脇に移動するするのを防止出来るのです
では最初からこの方法で塗れば良いじゃないか!?
と思われるかもしれませんがこの方法ですと塗料の厚みが少ないので塗り分けの段とかデカールの有る場合にはその段が消えないのです。
ですから最初は普通にウレタンクリアーを塗って中研ぎをしまして塗り分けやデカールの段を取りまして仕上げにこの方法で塗ってゆきますと研ぎ出しが楽になりますし失敗して下地を出してしまうリスクが減ります。
でもクリアーを塗りますと今日はもうこの先このボディに触る事が出来ないのは何時もの事ですね・・・これだけはしょうがないな〜!!(笑)

コンプレッサーを動かしたのでついでにシャーシ側も塗っておきます。
シャーシの裏側はメタルの磨き仕上げにウレタンクリアーを塗って酸化防止にしておきましたが、ホイールハウスの内側はまだフラットブラックに塗らなければなりません。
ついでにフラットブラックに塗っておきました。

ここからは修理です。
ちょっとお話が前後してしまうのですが・・・このミニカーの所有者のU野さんだけにはわかりますよね(笑)
事情が有ってブログでは昨日のC2さんの修理を優先してしまったのでね。

患者さんはメイクアップアイドロンのカウンタックLP400Sですね。
何と色違いで3台です。
どんなご相談かと言いますと・・・
特に壊れた訳では無く・・・気が付かれたみたいなんです!!??
何に?

カウンタックにリアウイング・・・まあ定盤ですよね。
良く見ますと・・・わかりますか?

リアウイングが斜めに付けられています。
リアウイングの左側が少し前側に出っ張っているのです・・・。
なのでこうしてボディ後端部と透かしてみますとリアウイングの右後端部分はボディの角になっていますが、左側は前にずれているのがわかりますよね〜。
実はこの三色のカウンタックは全部こんな感じにウイングが付いているのです。
多分工場の美人のお姉さん・・・同じ人が組立てたんじゃないですかね〜??と言う事でお客様と意見の統一が出来ました(笑)

で・・・もっと良く観察しますと。
リアウイングのステーの前側の位置が狂っていますね。
カウンタックはこのウイングが付いている部分にはトランクになっていまして、その前側がエンジンルームなのですがエンジンフードとトランクフードは別々ですのでその間には筋彫りが有ります。
左側のウイングステーは筋彫りにより近い所に付けられているのです。
下の写真でわかりますよね。

僅か0.3〜0.5mm程なのですがボディの中心部でこのズレですからウイングの端になりますと大きなズレになってしまいます。

もっと問題だったのは・・・このリアウイングのステーですが・・・3台とも瞬間接着剤で付けられているのです。
まあ理由はわかるのです・・・
このウイングですがステーは斜め後にオフセットした感じの物が付けられていますウルフ仕様ですと台型なので良いのですがこの後にオフセットしたものですとバランスが悪いので接着剤がゴム系やエポキシ系ですと硬化するまで何かで支えておかなければならないのです。
下の写真ですよ・・・今回はエポキシ系を使っています。
さすがに瞬間接着剤を使う勇気は無いですね(笑)

作業効率から瞬間接着剤を使ったと思われますね。
だけど硬化するのが早いので微調整が出来ず目で見たままで接着してしまったから皆同じ様に斜めに接着されたのではないかと・・・それとも治具が合ったけど治具が曲がっていたのかな??

でも今回ラッキーだったのはウイングが無事に外れた事ですね。
ウイングステーは筋彫りに近い所に有りますから筋彫りの角の部分はウレタンクリアーが薄い(表面張力の問題で)からウイングを外す時に塗装まで一緒に剥げてしまう事も有るのです。
このメタリック系の塗料ですと補修は難しそうですしね。
とてつもない費用がかかってしまうのです。

今回は3台とも大丈夫でしたが・・・余りやりたく無い作業ですね(笑)
心臓に悪いです・・・瞬間接着剤が外れた時に「パキ!」って言うのですが塗料が剥げた時の音と似ているのですよね。
ゆっくりと目を開けて確認して胸を撫でおろす私でした。
今日は必要以上に疲れました。
修正が終わったカウンタックのリアウイングはこんな感じです。

ビニール袋で包んで元箱に納めて修理完了です。
これでお客様も喜んで頂けるのでは無いかな・・・!?と勝手に思っています。




明日はまだ心臓の止まりそうな作業が有ります・・・私の心臓が耐えられるのかな??(爆笑)
次はオートアートのベンツの修理を行ないます。


BBR1/18 Ferrari126C2修理です

2021-10-30 20:47:01 | ミニカー修理

本日の山陰も穏やかで雲はありますが晴れていました。
まあ秋晴れと言う程青い空は望めませんけど、この頃は良い天気が続きます。

今日は畑の仕事が昨日で一段落していますので畑の見回りくらいですかね・・・
10時頃には中に入りまして厨房のお手伝いを少し・・・

今日はBBR製の1/18Ferrari126C2の修理から始めましょう。
このモデルは比較的新しい様な気がしていますが・・・もう壊れてしまったんですね、残念な感じですね。

F-1マシンの1/18と言うのは今まで余り見る機会が無かったのですが・・・やはり大きいですね。
しかもサイドステップの部分がラクダのこぶの様な感じになっています。

直せるんでしょうか??

この修理ですが・・・実際に修理している時間よりも考えている時間の方が長かったですね。
他の修理でも制作でも同じなのですが作り方や修理の仕方は事前に頭の中で良く考えて方法と手順を決めます。
このミニカーの場合は考えている時間は半日くらいだったでしょうか・・・まあ考えながらも他の作業はしていますから全く無駄になる事は有りません・・・例えばラッキョウの畑で草取りをしながら・・・とかね。

でその考えた方法ですが・・・
こんな風にサイドスカートの部分が浮いてしまってデカールが引っ張られて剥がれています。
ミニカーを良く見ますとこのサイドスカートの部分だけがエッチングで出来ていましてボディはレジン。
デカールを貼ってからカットしてあればサイドステップが浮いてしまってもデカールは剥がれないのですが・・・それがイタリア製(!?中国製)の弱点でしょう。

まず最初に行なったのはベース板の裏に固定ネジが有りますのでそれを緩めようかと思ったらスエード生地の布!?を貼られていましてこれをカットして良いかお客様に確認が必要でした。
まあ実際にはカットしないと修理は不可能なんです。

ベース板には2ヶ所でネジ止めされていましたが、リア側はこんな感じでワッシャーを重ねて有りました、ちょっと一般の人が趣味で作った物ではないのですからワッシャーの重ねはそれらしく無いな〜。
でもこれがオリジナルなのでこのまま使います。

外したミニカーを作業台の上に固定します・・・手で持って作業をしますと壊れる元ですから(笑)
最初に行なったのがデカールのカットです

サイドステップの上側の部分にエッチングの段が有りますからそれをガイドにカットしています。
後側の破れてスカート側に付いていた部分はそのままにしていましてそこから後もカットしておきました。
そして浮いていたデカールをマークソフターを使って柔らかくしてボディ側に押さえ込みます。

続いて浮いて外れたサイドスカートの浮いた部分から前側をボディとサイドスカート部分にナイフを入れて外しました。
全部外しますとスカート側に残ったデカールの位置が狂ってしまいますのであくまでも後側は接着されたままの作業になります。
外しただけでこの様にボディに沿って平らになってしまいます。
デカールが破れた部分を見なかったらあのスカートの変形はいったい何なんでしょう?って感じですね。
この状態でスカート側の残っていたデカールをソフターを使ってボディに貼付けましょう。
もう破れ目も余り見えませんね。

反対側のスカートはまだ外れてはいませんが・・・(下の写真は右側のスカートの前側の部分です)
エッチングとボディの段が出来ている部分はデカールが浮いているのですがボディとスカートの収縮が違いますのでこんなヨレが出ていますね。
デザインナイフの刃を新しい物に交換してカットしておきます。
マークソフターではこのヨレが直らなかったのですが強力なソフターを使いますとソフターが付いた部分が艶消しになってしまい収拾がつかなくなる恐れが有りますのでこの程度にしておきます。
これでもカットはして有りますから左側の様にスカートが浮いてしまってもデカールまでダメージが行く事は無いはずです。

修理は壊れた所を修理するだけではなく反対側の同じ部分が破損しても最小限度で収まる様に手当てしておく事も必要だと思います。
こちらのカットはサービスです(笑)
本当は左右で見て違う所が有るのも不自然ですし左を切ったら右も切った方が良いかと・・・

さて修理の必要な左側に戻ります。
スカート部分に残ったデカールもボディ側に貼り直しが出来ました、スカートを外さずに作業をしましたので位置も狂っていません。
スカートに残ったデカールが落ち着いた所でここもデカールをカットします。
カット位置は保管場所と同じでエッチング板のすぐ上の部分です。
そしてスカートをボディから完全に外しました。
デカールはいくら完璧に戻したと言っても元々が割れていますから・・・
割れた部分からはほんの僅かにボディカラーのレッドが見えます。

ここからはタッチアップを行ないます。
まずは調色ですね・・・この微妙なクリーム色が難しいのです。
クレオスのホワイト/イエロー/No.53のライトカーキを使ってカラーを作ります。

この調色は経験がものを言う部分なので経験しか無いのです。
目が悪くなったら出来ない仕事ですね。

デカールの無い部分はこのタッチアップペイントを筆で塗って厚みを稼いでおきます。
2度程塗って厚みが出来たら周囲をマスキングします。
と言ってもマスキングテープをそのまま貼ってはいけません。
BBRのモデルはクリアーコートをしてないのでマスキングテープで簡単にデカールを持って行かれます。
なので手の甲に一度マスキングテープを貼って粘着を弱めておきましょう。
ただモノタロウなどの安いマスキングテープをお使いの方は2〜3度貼って剥がしてを繰り返してから使うのをお勧めします。
出来ればこの部分だけでも3M製をお勧めします、なぜなら粘着が大変強いのです。
で周囲もマスキングしましてエアブラシで塗ります。
と言っても艶が出るまで塗る訳ではなくサラッと塗るのを2〜3回繰り返します。
周囲の塗量の飛び散り方を見ればどの程度塗ったのか有る程度想像出来ますよね。
塗装後にはすぐにゆっくりとマスキングテープを剥がします。
これは大事な事でしてマスキングテープを通してシンナー分がデカールに達しますとデカールが柔らかくなってマスキングテープと一緒に剥がれてしまうん場合が有るのです。



まあ今までの長い経験からこのような方法や手順を考えましたこの手順を「あ〜でも無い」「こうでも無い」と半日も考えますとやっぱり疲れます(笑)
で完成したのがこちら・・・まだスカートは取付けていませんしブラックの部分はまだタッチアップしていませんが・・・

この後スカートを取付けましてベース板に戻しました。

しカートの部分に線が有るのはデカールをカットしたからここに切れ目が入ります
反対側も同じ様に加工して有りますので今後スカートが浮いてしまってもデカールに影響をする事は無いと・・・思いたいですね。

でもこれで終わらないのが修理です。
今度は裏のカットしたスエード生地の補修です。
この126C2の為だけにスエードを探しました、出来れば同じ薄いスエードを探したかったんです。

Amazonで発見しました!!
早速取り寄せて本日到着です。

採寸してっ早速カットしましたよ。

こちらが穴を開けてしまったベース板の裏側です
この加工をする場合は・・・当たり前ですがクリアーのカバーを被せたままひっくり返して作業をしますと楽ですがクリアーのカバーに傷がつかないように下には布を敷いて作業をしてください

カットしたスエードを貼りました。
元のスエードは剥がさずに上に貼っています。
元のスエードを剥がすのはなかなか大変でしてね、薄いので簡単に破れてしまうのです。
大きさを揃えれば上に貼っても大丈夫ですね。

これにて修理完了です。
一晩はこのまま置いておきまして明日異常がなければ発送します。
明後日には関東方面のM田さんの元に帰って行くと思います・・・無事に届くことを願っております。

明日は3台のカウンタックの修理を行います・・・多分ね。


ウレタンクリアーを塗りました

2021-10-29 20:18:54 | Austin Healey 3000

本日の山陰は雲が多いながらも晴れていました。
出勤時には少し雨がフロントウインドウにパラパラッと落ちましたがその後回復して風は強いながらもまずまずの天気でした。

今日は出勤してからオクラが植わっていた畑を苦土石灰を入れて起こしました。
この畑は晩生のか中手の赤タマネギを植えようかと思っています。
但し起してからは2週間程は置きたいのです、11月中頃には残りのタマネギが植えられると思います。
タマネギが終わると秋ジャガイモを掘って収穫しまして・・・今年のメインの作業は終わりかな??
残るのは草取りですね。

マスキングテープを使ってミラーの鏡の型紙を作ります。
かなり小さいので悪戦苦闘です。
ステンレス板にはって切り出したのがこちらです。
ピンセットで挟んでいますが・・・見えますかね??
もっと簡単に作るならミラーテープなどを貼ってデザインナイフで切り出しても良かったんですが、他のアイドロンのモデルと並んだ時にやはりステンレス製でないと違和感が有ると思い・・・如何にも直しました・・・と言うのは好みじゃないのです。
あ〜これは私の趣味と言うか考えなんですけどね。

次はステンレスの板に切り出したミラーを貼っています。
ヤスリやハサミを使っています切り口の部分にカエリが有りますから接着したらペーパーをかけて均しておきましょう。

そしてバフ掛けしてピカピカに磨きます。
せっかくのステンレスなのでピカピカに仕上げます。
右側に置いて有る綿棒ですが・・・ごく一般的な大きさの綿棒でして・・・特別巨大な物を使っている訳ではございません。
綿棒の綿の部分に鏡の部品が3つ収まりそうな感じですね、大きさが比較出来て面白いかも・・・。

汚い指で申し訳有りません。
バフで磨きますと指が汚れてしまうんですよね。
鏡一枚がこんな大きさなんですよ・・・もうゴミと同じです(笑)

ミラーを仮組しようとミニカーを確認しましたら・・・
何とウインドウが浮いています。
このシルバーの個体は左右のサイドウインドウとフロントウインドウの左側のAピラーの部分が浮いていました。
ウ〜ンこれは困ったぞ・・・お客様には言ってない部分なんです。

こちら側もまだ隙間は無いですが・・・上から軽く押さえますとパクパクしていますのでNGですね。
見てしまいますとこのままお返しする訳にはゆきません。

そう思ってメタリックレッドの方も確認しますと左のウインドウがNGでした。
全部でサイドウインドウ3枚とフロントのウインドウが1枚ダメですね。
まあ古いモデルになりますからこれはしょうがないです。

レッドメタリックの方は修理完了です
ミラーも付きまして・・・元の姿に戻りました。

問題はシルバーの方ですね
外したサイドウインドウの接着部分をこらから補修します
フロントウインドウのAピラーの部分の下側が浮いて隙間が見えていますが・・・見えますかね??

まずはフロントウインドウから修理です。
一旦外しまして再接着しています。

そしてサイドウインドウです
こちらも再接着して接着剤が硬化するまでマスキングテープで押さえています。
ついでに先にワイパーを取付けましたよ!!。
サイドウインドウを貼っているマスキングテープは邪魔にならないので並行して作業が可能でした・・・。

接着剤が硬化しましたのでマスキングテープを外しまして修理完了です。
これでミラーもウインドウも元通りになりました。
ミラーの色味は問題無さそうですよね・・・
色合わせ・・・意外と大変なんですよね(笑)
でも修理屋さんはこの作業をオミット出来ないんですよね。

オースチンヒーレーはマスキングテープを剥がしました。
拭き漏れはなかったのですが特徴的なラインが少し気に入らない部分がありましてちょっとだけ修正ですね。
ブルーの塗料は予備を残していますのでエアブラシでぼかして塗ればそう難しい訳ではありません。

そしてウレタンクリアーを塗っておきました。
ウレタンクリアーを塗ればまた当分の間触れなくなってしまいます。
まあここは気長に待たないとね・・・塗料が柔らかい間に触ってしまって指紋がついてやり直しになりますとダメージが大きいですからね。

クリアーを塗るとよくわかるのですがボディサイドのホワイトがアイボリー系で良かったような気がしますね。
なんとなく柔らかなボディラインとマッチして優しい雰囲気が出ていますね。
PCで画像を検索した時に出てくる写真はこの部分が意外と真っ白に見えてしまうのですが、ずっ〜と前にどこかのイベントで見た車はココがアイボリーホワイトだったのです。
まだ20代の頃で確かロータスヨーロッパTCに乗っていた時だったと思います、あのイメージが忘れられないんですよね(笑)

明日はオースチンのボディを研いで2度目のクリアーです・・・多分ね。
そしてカウンタック3兄弟のリアウイングの修理、そしてやった事が無いBBR1/18のフェラーリ126C2の修理と・・・濃い所が残っています(笑)

 


ライトブルーメタリックを塗りました

2021-10-28 21:04:44 | Austin Healey 3000

本日の山陰も気持ちの良い晴れの天気でした。
気温は少し高め・・・と言うか部屋の中では丁度良い位、外では少し涼しいけど体を動かしたら丁度良い位ですかね。
上から日光が照らしてくれるのでまだ麦わら帽子が無いと暑いですね。
体の方は出勤時には着ていた薄手のジャンパーを脱いで作業をしています。
まずは昨日抜いたオクラの畑の草を刈りました。
このオクラの根元には結構固い草が生えていまして耕耘機で起したくらいでは綺麗にならない恐れが有りまして先に草刈り機で刈っておきました。
その後知り合いの園芸店に電話を入れて昨日不足した早生のタマネギの苗を100本、極早生を200本購入して来ました。

Cafeまで帰って来てから厨房係が始まるまでに植えておきました。
これで今期植えたタマネギは1500本になりました。
予定では11月20日頃までに赤タマネギを500本晩生のタマネギを1500本程植えようかと思っています。
まあ畑の面積の事も有りますから・・・これだけ植えられるかどうかは?ですけどね。

メイクアップの512BBのケーニッヒのドアミラーのパーツが落下して紛失してしまったらしいのでパーツを作り始めました。
当方の個人的なコレクションの中から部品を外してシリコン型を取りました。

シリコンを切って原型を取り出してレジンでキャストしました。
元々はホワイトメタル製のドアミラーですが、複製した物はレジン製なんですね。
ドアミラーは接着面が小さいのでレジンの方が軽くて良いかもしれませんね。

取り敢えずレジンでキャストした物を型から取り出してみました。

続いて塗装を始めます。
ペーパーでパーティングラインを処理するのは制作の時と同じです。
新しい型の時には型ずれも少なくてパーティングラインもほとんど無いのですが、かえって目立たないので見落としてしまう場合も有ります。
サフを塗りました。

続いてボディカラーのシルバーです。
取り敢えず一番明るいシルバーと言う事でクレオスの8番を塗っています

レッドメタリックの物はシルバーは同じくクレオスの8番を塗ってから調色したメタリックレッドを塗りました。
このメタリックレッドですが少しブルーが混じっているみたいで紫よりのメタリックレッドですね。
調色が結構大変でした。

同じ様な画像ですがボディカラーが乾いたらウレタンクリアーを塗ります。
なぜ同じ様な写真を載せたのかと言いますと、まあカラーに依ってなのですがクリアーを塗るとメタリックの粒が立って少し黒っぽく見える事が有るのです。
幸いにしてこのメタリックレッドは大丈夫でしたね。

シルバーのミラーも同様に進めています。

オースチンヒーレーのボディカラーを塗りました。
まだマスキングを剥がしていない写真なのでボディ全体がブルーメタリックになっていますが・・・ツートンカラーで仕上げる予定です。

塗装工程に入りますとどうしても進み具合が遅くなります。
と言うのも塗料が乾かないと次に進めないからなのです。
まあこれは仕方が無いでしょうね、急いでも良い仕事にはなりませんからね。

ここからはまた修理の続きを進めます。
こちらがシルバーの方のドアミラーです。
シルバーは色合わせが簡単で良いと思われるかもしれませんが、実はそうではないのです。
単純な色程色合わせが難しいのです。

クリアーを塗ったドアミラーを修理が必要なミニカーのボディに近づけてみますとシルバーが明らかに暗いですね。
最初は良かったのに・・・
理由はクリアーを塗った事でメタリック粒が立ったのでしょう。
立つとメタリック粒同士の隙間が出来ますからどうしても暗み見えて来ます。

難しいのは暗い色を明るくする方法です。
明るい色はブラック等を混ぜれば暗い色味にする事は出来ますが、混ぜれば混ぜる程暗くなって来ますのでね。
根本的に色を変更すると言うのがよろしいかと思います。
今回はこれ以上明るいシルバーと言う事でクレオスのアルミと言うカラーを塗ってみました。
まだクリアーを塗っていませんので結論は出ませんが・・・この状態ですと明らかに明るいですね。

さて明日はドアミラーの続きで小さな鏡を作る部分から始めましょう。

 


次、次!! どんどん行かなくちゃ!!(笑)

2021-10-27 21:29:06 | Austin Healey 3000

本日定休日の二日目です

天気は・・・朝のうちは雲が多かったのですがその後急速に回復しましてね、日が当たると暑いくらいです。
今日は出勤したら近くのホームセンターに肥料や苦土石灰を買いに行きました。
そうそうお米も精米しないといけなかったですからね。
休日でも忙しいのですよ(笑)

で・・・そのホームセンターで玉ねぎの苗を見ていましたら、店員さんが何気なく「早生の玉ねぎは今回の入荷が最後です、極早生はもう入荷がありません」と・・・
まだ一本も植えてないのに、もう終了では困るんですよね。

びっくりした拍子に残っていた500本の早生の玉ねぎを反射的に購入してしまいました。
これだけでは困るので他のホームセンターを回ってさらに500本の早稲の苗と、極早生の苗を300本買ってきました。
Cafeまで戻りますと何やら見慣れたスバルサンバーが止まっていました。
こんなお休みに来るスバルサンバーは・・・義理の父に違いありません。
玉ねぎの苗のことを聞いたらまだ買ってないと言うので100本ほどお譲りいたしました。

今日は帰ったら植えられましたかね〜!?
まあ玉ねぎが上手く出来なかったら当方からお譲りしますのでご心配なく・・・って事で(笑)

玉ねぎの苗は買ってきただけでは役に立ちませんよね・・・
植えなければ!!
今日は朝からマルチを敷いて1200本の苗を植えましたよ。
午前中では終わらずに午後も玉ねぎを植えていました。

 

今日はこのデカール加工ですね。
スパークのミニカーでポルシェの956です
結構派手なカラーリングでなかなか見栄えがしますね。
デカールを貼る前には調査が必要なのはいつもの通りです。
今回は比較的楽かな!!??

ところが・・・
ミニカーにはすでにポルシェのエンブレムが貼られています。
そのエンブレムの位置が問題なのです
普通は956の場合ノーズの先の部分にエンブレムがありますが前の方は大事なスポンサーさんの文字が入りますのでポルシェのエンブレムはかなり後ろに貼られていたみたいですね。

でもデカール加工用の追加デカールにもポルシェのエンブレムが印刷されていましてね、ポルシェのエンブレムを重ねて貼りますとデカールの上側がボディの凸部分にかかってしまうのです。
なのでクレオスのシンナーを綿棒につけて拭き取りました。
デカールがウレタンクリアーでコーティングされてないのでできる技ですね(笑)

シンナーが乾いたらデカールを貼りましたよ
まあこのデカールを貼るのが仕事なんでね・・・
貼らなければ仕事が終わらないのです。

ボディサイドも貼ります
大きさが微妙なのですが・・・

まあスパークさんも仕事ですからね上手く作っていますね。
それにしても派手なデザインですね。

オースチンヒーレーのブルーメタリックを調色しましたよ。
暗過ぎず明る過ぎず・・・バランスがなかなか難しいですね。
でも塗り分けの片方はアイボリーホワイトなので少し暗めのほうが良いかな??

続いてボディのマスキングをします
なるべくなだらかなラインを描いてまとまるようにしたいですね。

塗るのは明日にしました。
今日は玉ねぎを植えたのでクタクタなんですよ(笑)

明日も続きを進めますよ。