Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

LSRはパテ修正とアベンタドールライン貼り

2018-09-30 22:01:41 | その他
本日の山陰は予報にも有った様に台風の影響を受けています。
予想よりも南側を進んでいる様なので大阪直撃は回避された感じですが和歌山の方々は大丈夫でしょうか?
S屋さん、ホンダS500でお世話になったT中さん、和歌山に移り住まれた釣り好きの大学の先生、皆さん大丈夫でしょうかね〜。
台風の進路に近い方お気を付けてお過ごし下さい、今度の台風は島根県の様に離れていても中国山地の陰になっていても結構雨が降っています、午後からは結構風も吹きました。
不要不急の外出はされない方が良いかと思います。

ですが・・・当方は出勤して普通通り営業しております(笑)
はい!台風には負けません(爆笑)
前の道路は朝から水没していますが・・・
実は先ほど帰宅しました
理由はアトリエの前の道路が水没していまして出られなかったのです
3時半過ぎに最後のお客様をお送りして4時すぎには帰宅しようと思っていましたがそれ以降雨がかなり降りまして道路が冠水してアトリエから出られなくなってしまいました。
やっと水が引き始めたのがこの時間でした。
その間もガレージでF車をジャッキアップして持ち上げたり・・・水が引くのを待つのはかなり退屈なので仕事を進めておきました。
また議員さんにお願いして何とかしてもらわないとダメですかね〜
できればそんな方法は使いたくないのだけど・・・自発的に直して欲しいな〜。

ブルーバードは本日もパテを研いでいます
もう何度も同じ様な作業をしていますので飽きて来た方もいらっしゃるかと思いますが
この作業を通り越して次に行く事は出来ませんからね〜
机の上が粉だらけです。

ブルーバードの排気管の部分を整形しようと思いますがどうも形状がダルいのです・・・少々削ってもダメみたいなので真鍮パイプを埋め込んで整形しようと思いました・・・
まずカットしようと思いますがパイプカッターのローラーの部分の支えがパイプに干渉してしまって切れない事が判明しました
ローラーを支えているシャフトを打ち抜いてリューターで削ります
奥側は削った後、手前側は削る前ですね。
何でこんな部分が当たってしまうんでしょう?
恐らくこのパイプカッターは海外製の安物で形だけを真似して作ったんじゃないかな〜?
だから実際に使ってみますと切れない・・・

加工したパイプカッターで真鍮パイプをカットしました
これで何とか切れる様になりましたが・・・切れ味は今一つですね〜
今度は刃を国産に交換しないとダメですかね〜切れない物を売らないで欲しいな〜と言っても後の祭りです(笑)

真鍮パイプを斜めに削る方法はなかなかいい方法を思いつかないので後回しにしておきます。
ボディにシャーシが組み込めるのか確認しておきましょう、盛ったパテを少し削ってシャーシが収まりました
ノーズの穴を掘るためにこの部分が貫通していて厚みがない所に気泡が溜まっていた様ですね。
構造上ここは貫通していてもドライバーズシートが見えるだけなので塞いでおいた方がこの後の作業を考えますと良いと思います。
特にノースの下の部分は」何も無くなった状態から復活しています、ご依頼者の方には見せたく無い程気泡が有りましてスポンジみたいになっていました(笑)

フロントノーズの部分ですが削り合わせてシャーシは収まりますがまだパテが十分では無かったのでまた盛っています。
この部分はこれで何とかなりますね〜長かったです(笑)

残ったポリパテはボディの気泡が有りますのでそこにすり込む様にして穴を塞ぎます。
時間とパテを無駄にしない様にね・・・

さて本日はいよいよラインのデカールを貼ります
お客様からご依頼を頂いた時に作って置いたラインデカールを切り取ってボディの上に載せてバランスを確認します・・・
このラインは幅が4.5mmなのですが・・・僕の見た目によりますと少し幅が広い感じがしますね〜
幅が広いとダメではないのですが、車の車幅が狭く見えてしまいます、実際にはアベンタドールはかなり幅の広い車なので印象が変わって来るのです。

先日作って置いたラインデカールのデータを開きまして幅が狭くなる様に加工します
一番上の2本は幅が4.0mmその下のラインは幅が3.75mm一番下の2本は幅が3.5mmになる様に調整致しました
僅かな違いで雰囲気が変わるのか?と言う声も有りますが小さなミニカーですからその雰囲気はかなり変わってきます。

そして印刷してみました
今回はウレタンクリアーでコーティングしますのでデカールの厚みをなるべく薄くしたいのでベースのホワイトは2回の重ね印刷グリーンとレッドは通常ならアルプス電気のシアン/マゼンタ/イエローを使って何度か重ね印刷をしますが重ねると僅かでは有りますが厚くなりますので今回は沖電気のレッドとグリーンのインクを使っています。
しかしながら・・・色が以前の物に比べて薄い気がします・・・もう一度やり直しですね。

一番上のラインが最初に印刷したもの(幅が4.5mmの物)下側が幅をいくつか調整したものですが幅の広い物と比べて色がわずかに薄いのがわかりますでしょうか〜!?

そしてもう一度印刷し直して濃くしたのがこの写真の下側のデカールですね
ライン一本でもこれだけデカール用紙が必要になってしまいます・・・もちろん今は貴重なインクもね(笑)

勿論クリアデカールにラッカーを塗ってからカットして仕上げる方法も有りますがどうしてもデカールが厚くなりますので今回のご依頼には不向きであろうと判断しました。
ボディを全部剥がして塗り直しをするのであればまた別の方法も有りますが予算的に今お願いしている金額の2倍位かかってしまいますので私は現実的ではないという判断をしています。

それでラインを貼りましょう
まずマスキングテープをラインと同じ幅にカットしてボディのセンターに貼ってみます
この時にはきちんとセンターになる様に何度も確認が必要です、この時点でズレていますと全てがだい無いしになってしまいます。

そのどちら側でも良いので少し細くカットしたマスキングテープを貼ります。
この細いマスキングテープは最初に貼ったマスキングテープの間に隙間が無い様にまた重ならない様に貼ります。

そして最初に貼ったデカールと同じ幅のマスキングテープを剥がします
細い方のマスキングテープはそのままです、これがラインデカールを貼る場合のガイドになる訳ですね。

ラインデカールをカットします
ラインデカールのサイド側は特にシビアですね、何しろ透明な部分が残っていますとラインが中心から寄ってしまいますからね。

デカールを貼ってからガイドになったマスキングテープを剥がします

どうでしょうか〜!?

斜め上から見た所です
ミニカーを見る場合上から見る事が多いのでこの角度の確認は大事な所です。

ボディの後部の部分もボディにそって折り返して貼っています
ここの処理がいい加減ですと見た感じが悪いですからね〜大事なポイントですね。

エンジンフードのスリット部分も巻き込む様にデカールを貼っておきましょう
ここの辺りをきちんとやっておきますと最初からラインが有った様に見えます(笑)
またスジ彫りの部分もカットして折り込んで貼っておきました。
かなり拡大していますので赤いラインとグリーンのラインのホワイトとの境目がガタガタしていますがこれはプリンターの限界ですね。
見た目にはそう気にならないのですけどね〜。

フロントウインドウの凹みにも折り込んではります
この為に一度ウインドウを外していますからね〜


明日は他の部分にもカーボンデカールを貼ってうまくいったらクリアーが塗れるかな〜!?

BBR 1/43 Ferrari 360 Spider "Montezemolo" Special Version

2018-09-30 13:42:47 | 最近手に入れたキットのご紹介
また性懲りも無く新しいキットを買ってしまいました
このキットはヤフオクではなく名古屋のラクーンオートさんのセカンドに出ていた物です。
今までにBBRの1/43キットはいくつか作っていまして勿論このFerrari360スパイダーも作った事が有ります、それはまだモデルフィニッシャーとなって最初の頃に同級生2人と3人展を仕様という事になりましてそのために作った物でした。
今でもその作品はアトリエのショーケースの中に鎮座していますが・・・

今回入手したキットは同じFerrari360モデナのスパイダーですがちょっと違うのです
当時フェラーリの社長だったルカモンテぜモーロ氏が社長を退任される時に記念品としてプレゼントされた特別な車なのです。
(確か僕の記憶が間違いなければですが・・・)キットにはそんな説明は無いですが確かそうだった筈です。
完成品では何度かヤフオクで見かけた事が有りましたが凄く有名な車ではないので余り入札が無かった事を記憶しています。
実は余りにも格安で何週も出っぱなしになっていたのでキットを買ったと思って落札しました、だから完成品もどこかに持っています(笑)
どうしても欲しかったのには訳が有りまして、私の友人(大変親しい・・・20年近い付き合いでしかも大人になってから出来た友人です)で子供さんが3にんいらっしゃいます。
長男と長女さんには名前の元になった車のモデルを作らせて頂きまして既に納めたのですが次男さんの物はまだなんですね。
私はそれを気にしておりましてね〜僕にも子供が3人居ますが皆公平に可愛がって育てましたので誰が一番かなどと言う事は親として無いのですから・・・まあ親になってみないとわからないかもしれませんが・・・。

兄弟の上二人は自分の名前の元になったモデルを持っていますが次男は無いと言うのはちょっと可哀想に感じていたのです。
ここは押し売りでもこのモデルを作らなければと・・・キットを探しておりました。

完成品をバラして作るよりもキットの方が良いのは今回のLSRの分解を見れば一目瞭然ですね〜(苦しい・・・笑)
ある日ラクーンさんのセカンドリストを見ていましたら出ていたのです!!

早速連絡をして送って頂きました
色々な所を見ておく物ですね〜
欲しかった物がやっと入手出来ましたよ

ボディはBBR特有の硬いグレーのレジンですね。
一説によりますと石の粉がレジンに混ぜてあって事後収縮が少ないし重いらしい・・・
重量感を醸し出しているのかな?
気をつけないと超硬タガネの刃先がこぼれます・・・

エンジンルームは普通のモデナスパイダーと同じ感じですね
インテリアはダッシュボードが室内側に付く様になっています・・・スパイダーはボディ側だった様な気がしますが?

内装パーツやシートなどは普通のスパイダーと共通の様ですね〜

エッチングも共通パーツですね・・・
まあ実車もモデナスパイダーからウインドウのフレームを切って背の低いウインドウを付けただけなので・・・外観上はですが。

メタルパーツもモデナスパイダーと同じ物ですね
では何所が違うのかって?
ボディとウインドウのバキュームパーツが違うという事ですね。
確か実車は1台だけの筈でボディカラーはシルバーだった様な記憶が有りますね〜


もし一つ問題が有るとしたら作る時間を見つけて来なければならない事ですかね〜
これはさすがにラクーンさんにもヤフオクにも売ってい無いので自分で探さなければなりません・・・・。

LSRはパテ修正そしてメイクアップアイドロン加工

2018-09-29 20:09:03 | その他
本日の山陰は朝から雨です
まあ今日は台風の前日という事で100%の確率で雨と予報が出ていましたのでまあ降っても全然驚きません(笑)
しかし、この所の雨は夏の日照りの分を取り戻そうとして一生懸命降っている感じがしますね〜。
そして異常気象で台風の数が多い事!
しかも、そのほとんどが大阪のお好み焼きを食べたいのか大阪付近に上陸する物がやたらに多い年ですね〜。
泉佐野に親戚が居るのですが大丈夫かな〜関空もまた水没するのだろうか・・・?

その大阪の親戚は、先日祖母の葬儀でお会いしたばかりなのですが・・・昔は若かったのに随分歳とっちゃったな〜と感じました。
台風が来ると畑が大変な事になるでしょうからね〜せっかく作った野菜もダメージが有るしね〜、気持ちはよくわかります。
体力的にも落ちているだろうから・・・ちょっと心配。どうか余り無理をされません様に・・・。

そう言えば先ほど「自動車趣味人」の献本を頂きました、いつも有り難うございます。
Cafeの方に置いてありますのでご来店の折りにはご覧下さい。
ご来店出来ない方は近くの書店で買って下さいね!?
近くに書店が無い方はAmazonで通販して下さい・・・
この雑誌は一般的な自動車雑誌では無く趣味性の高い車の話題が多いので私が読んでいてもワクワクします。
普通の自動車雑誌の様に一般的な新車の紹介など無いのが嬉しいです・・・私よっぽど変わっているらしく新車に余り興味がわかないので・・・(笑)
しかも、趣味性の高い車の新車はしっかり載っています(爆笑)


私のアトリエに遊びに来られる方は実車にも興味の有る方が多いので車を見せてくれと言われる事も多々有ります。
ガレージにはグリーンのサバンナRX-7(SA22C)が置いてあるのですが最近隣町でこれと同じのが走っているらしいのです。
勿論私のはエンジンがかかりブレーキも利きますから走れない事は有りませんが今は一時抹消中なのでナンバーが有りませんから隣町を走る事は有りません。
私自身も毎日の仕事が忙しくて隣町にそう何度も出掛けないので今まで一度も見かけた事が無かったのですが・・・
ついに遭遇してしまいました!
下の画像の左側のマクドナルドの駐車場に止まっていますね〜
たまたま家内が運転する車の助手席で見つけました!!
これが噂のSA22Cなんですね〜本物のリミテッドかどうかは不明ですが・・・。

何度目かのポリパテを研ぎました
おおまかなラインは復活した感じですね〜
でもまだ細かな凹凸が有りますから先は長いです。

もう一度ラインが狂っている部分にポリパテを盛っていますノーズの部分は余分な部分にパテが来ない様にマスキングテープで支えながらパテ盛りですね。

左側のノーズのサイド面の部分のラインが右側とボリュームが違うので盛ってボリュームを増やします
なかなか一度でピタリと決めるのは至難の業です(笑)

パテが余ったのでホワイトメタル製のボディの方にもポリパテを盛ります
盛る量は圧倒的に少ないですね〜
しかしながらスが有る部分は一度削ってから盛らないと巧くいかないので削ってから盛っています。

塗り替えはLSRだけでは有りません
凝った方はどのジャンルにもいらっしゃいます。
これはメイクアップのアイドロンですが塗り替えと加工を2台それぞれのご依頼者の方は違います。
白いオークレーデザインのアベンタドールはボディカラーの塗り替え、パールミントグリーンの方はセンターにラインを入れたりカーボンパーツに変更(デカールですけどね)のご依頼です。
LSRもアベンタドールの加工も結構面倒な加工でしてそれなりの金額になってしまいます。
しかし、高価なミニカーをさらに加工して自分仕様で楽しむのもアリかもしれませんね。
実車でも自分仕様にして楽しむ方もいらっしゃいますからね。

ご依頼を受けた順番通りこちらから分解致します
新品のミニカーを分解するのにはなかなか勇気が要りますね〜
この状態でも十分良いミニカーですしね〜(汗)

このエンジンフードのスリットですがボディ面よりも少し下がっている様に見えます
お客様も気にされている様なので調整をしなければなりません・・・エンジンルームの中にエンジンらしき物が少し見えますね〜。

シャーシと裏板を一体で外します
この場合ネジを外しても裏板は外れません・・・理由が有ってコクピットの部品とシャーシの部品は接着されています。
ミニカーを直していますと自然に気が付きます・・・。裏板の修理も結構有りますからね。

エンジンフードのスリット部分の部品を取り外しました
スリットとその周りの部品ですがバラバラになっちゃいました(笑)

ボディの内側はこんな感じです
どこかのLSRの内側とは全く違うでしょ!?
なぜエンジンフードのスリットが少し下がっていたのか・・・?
接着が良くなかったのかな??
ボディの裏側を削るよりも部品の方を削って正規の高さにした方が良かったかな?


アベンタドールを2台とも分解しなかったのは部品が混じってしまう事を避けたかったからですね。
明日はこのアベンタドールのラインを貼りましょう・・・もうラインは作っていますので当ててみて確認してから貼付ける事になります

リカバリーを開始

2018-09-28 20:50:45 | その他
本日の山陰は台風が近づいていますが良い天気でしたね。
午後からは少し雲が多くなりまして、時々強い風が吹くのは台風のせいでしょうか・・・。
これ位の天気ならまずまずですね〜。

朝はいつもの様にイチジクとオクラの収穫をしておきました。
イチジクはこれで終わりと言いながらも少しずつは収穫が有りますのでパフェに使ってもらっています。
収穫が終わりますと次は畑の整備をします。
枯れたイチジクの木を切って薪にしたり細かな枝は畑のゴミ(野菜の茎とか草ですね)と一緒に乾いてから燃やしまして草木灰として畑に戻します。
これで畑をアルカリ性に戻す訳ですね。

そんな作業をしていましたら結構疲れますよね〜(笑)
いつもはデザインナイフやサンドペーパー位しか持っていませんから畑仕事は結構きついのです。

ちなみに夕日はこんな感じでした
西の山の方に沈む太陽ですね
まだ雲はうろこ雲でした〜!



さて昨日ご報告したレジン製のLSRですが、早速リカバリーを開始致します。
まずは全体にペーパーをかけて残った塗料などを取り除きます。
その後に全体を眺めてみますと
気が付く部分が多々有ります。
まずリアの垂直尾翼は別部品を接着した物らしく付け根には白いパテの様な物が見えます。
そしてこの上にはエメラルドグリーンのパテが付いていました。

ちょっと隙間があったんでしょうかね〜
コチラ側は反対側以上にパテが目立ちます。

ノーズの下側ですがここは状態がかなりひどいですね〜
ペーパーをかけますとブヨブヨしています
デザインナイフで柔らかい部分をカットしてみます。
柔らかい部分は樹脂としてなりたっていないことがおおくてこの先悪影響が出ると困りますので・・・
よく見ますと表面と内側の2層になっています。
表面には裏表を問わず気泡が有りますね。
その気泡にブルーの塗量が入り込んで染まっていますね。

この辺りも厚みの中央に白い線が見えますがここは特に柔らかいです
ゴルゴンゾーラチーズ(青カビのチーズ)の様に見えるのは僕だけでしょうか?(笑)

ペーパーをかけますと部分的に黄色の濃い部分が有ります
ここは恐らく硬化剤が混ざっていないか少しゲル状の古い硬化剤を使ったのではないかと・・・古い硬化剤を使いますと発熱して硬化剤の中に吸湿している水分が沸く事が有ります。
そして無数の気泡が出来る上に硬化不良でレジンが完全に固まりません。
そしてその中に硬化剤の塊が有ったのではないかと想像します。

もう少し深く掘ってこの濃い部分を取り除きます。
まあこのボディはもう使わないのですが取りきっておかないとパテに悪影響が出ます。

当初はエアインテークの中を元通り抜いて修正しようと思っていましたので
マスキングテープで軽くブリッジを付けておきまして上にポリパテを盛ります。
このまま固まれば修正は可能ですね。

凹んだ部分にパテもすり込んでおきます
余りポッテリと盛ってしまうと元のボディラインがわかり難くなりますから出来るだけ薄くしたいですね。
右のフェンダーの盛り上がり部分は気泡が貫通していまして穴が空いています!

パテが余ったので内側の壁の部分にも盛っておきます
単純な部分なのでボコボコしているより綺麗な方が良いですよね〜。

パテを乾燥機で効果促進しましてね。
研ぎましたが・・・色が変わっている部分はパテが完全硬化しないのです・・・
やはり気泡が有る事でレジンが柔らかい事と何か因果関係があるのかもしれません・・・
このままではパテの定着が良く無いでしょうから。色の付いている部分(無数に有りますが・・・)リューターで削り落としました。
なのでこんなにボコボコです・・・パテ付けは最初からやり直しになってしまいました。
おまけにノーズの下側にブリッジをかけた部分は接している部分には何も無かったのにパテが全く硬化しないのです・・・ベトベトのままと言う事ですね。
仕方なくノーズの下側をもっと大きめに削り落としました。

そして本日2度目のパテ付けです・・・いや3度目かな〜(笑)
リューターでかなり削っていますのでパテを付ける厚みが厚くなってしまいました、元のラインがわかり難いので左右で分割して半分づつの作業をしています。

レジンのボディに比べますとホワイトメタルのボディは楽ですね〜
シンナーに浸けますと綺麗に剥がれます
スが有っても気泡が有っても(いや気泡は無いのですが)全く問題無いですね。
本日は新しいシンナーに浸けて古歯ブラシで擦って掃除をします
どうやらサフとボディカラーはラッカーで上塗りはウレタンクリアーの様ですね。

新しいシンナーで掃除するだけでこんなに綺麗になります。
シンナー臭いので作業は屋外で行っています、軽トラックの荷台でしばらく放置してシンナーを飛ばします。

シンナーが飛んだ様なのでアトリエに持ち込んでペーパーをかけます
こんなに綺麗でもやっぱりいくつか凹みが有ったりバリが残った部分が有りますので修正は必要ですね。

ボディの裏の後部ですが右側の上の部分にバリが残ったままですね
このまま塗られて完成品になっていたらしい・・・
この完成品のボディは上側は綺麗に磨かれています(あくまでも下側に比べてという意味で)が下側は凹みやバリが多いですね〜
両サイドや前側も型の分割ラインがそのままだったり致します。

一応リューターを使って綺麗に削っておきます。


明日はサフを塗りたいですが・・・台風はどうかな〜!?
台風の様子がわからないと予定が立ちません・・・。

痛恨のミス!?

2018-09-27 21:13:52 | その他
本日の山陰は午前中は晴れていましたが午後位から黒い雲が目立ち始めまして午後からは雨が降りました。
まあ雨の量はそんなに多い訳ではないのですが・・・

午前中は畑のトマトを完全に片付けましてオクラとイチジクを収穫しました。
まあこの辺りも普段の行動と同じですね・・・

午後からは昨日シンナーに付けたブルーバードの塗料を剥がしました・・・ところがこれが大失敗です。
昨日帰る前にクレオスの弱いシンナーに浸けて帰りました、1時間経っても何も変化が無かったので安心して帰ったのですが・・・。
今朝見た時には少し塗料が浮き始めていましたが上側の方は全く変化無し・・・
仕方が無いので全体がシンナーに浸かる様に裏返しておきました。
午後からはこの塗装を剥がそうとして出しました・・・後側は予定通りに剥げました。

しかしながら前側の方はレジンが侵されてひどい事に・・・(!!)
オーマイゴッド!!の世界ですね。
こんなのは初めてですよ(笑)・・・いやいや笑ってはいけません。

後の下側はこんな感じ・・・
大きな気泡とその横になにか異物?らしき黄色な物が・・・?
こちらもひどい状態ですね〜。

まあまだ全体には形は残っていますが表面はかなりひどいですね。
これは恐らく手流しで流した時に硬化剤と主剤が良く混ざっていなかった事や真空を使っていないので小さな気泡が沢山入っていたもにと考えられます。
だから細かなスジ彫りを掘ってなかったんですね〜
掘ったら気泡だらけだから・・・
どうやってこれを直しましょう?

ホイールも気泡が多い物はこの通りでグズグズになりました
まあホイールは旋盤で挽けば良いので気にしていないのですが・・・問題はこのボディですね・・・


塗装を剥がしてかなり動揺していますが・・・(笑)!?そんな私ですが??それに塗るための塗料を作りました
と言っても以前作ったブルーバードの塗料と合わせて欲しいという事なので、現在分解中のパンドラモデルの物とも比較しながら直してゆきます。
塗料を触る場合は塗装ブースの中で行ないますが照明によって色が変わって見える事も有りますので作業机の上で行なっています。
アトリエからCafeの方にシンナーの匂いが流れると困りますので、お客様が帰られてからこっそりと行ないました。
先ほどのレジンのブルーバードのショックから抜けきらないうちの作業は・・・気が重いです(苦笑)

こちらが塗装を剥がさずに残して有ったパンドラのブルーバードの完成品です
これが正しいのか誰にもわかりませんがここのモデルは雰囲気が良いのです。
但しここの完成品も完成品によって多少ブルーが違いますから・・・

右側は他のパンドラのブルーバードの完成品に合わせて作ったブルーです、右側はほぼストレートのフレッシュブルーです。
上側のパンドラモデルのブルーは前回作ったブルーよりも白が多くて濁りが強いですね〜。

ナイフに付けて比べてみますとこんなに違います・・・
ただしデジカメはブルーの色の再現力が弱いですからその分はさっ引いて考える必要が有ります。