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玉肌日記

2007年01月17日 | 玉肌日記
【平戸温泉(長崎)】
長崎県平戸といえば、完全に島であり、本土とは平戸大橋にて結ばれている状態ながら、ここにも温泉があるらしいと聞いて平戸温泉へ。源泉は島上部中央にあるようで、ここから引いているながらも、内容としては単純泉。無色透明であって、湯の華といった浮遊物もなく、一見して水道水?とも思われるが、脱臭している可能性もあるが、水道水特有のカルキ臭はなく、肌触りからも水道水ではないだろうと想像。特段の特徴もないが、ここらへんは、その殆どが島によって構成されている長崎県にあって、特に景色が綺麗な九十九(つくも)島に面していることに加え、海の幸がこれまたよろしく、その意味では温泉についてはあまり多くを求めるのは酷というもの、との割り切りも。ちなみに、平戸といえば江戸時代程度から歴史にその名を見ることができるが、対馬海流に乗った船が外国から来航することで栄えた地(そうじゃないとこんなところに来航しないよなという場所)であり、舶来物だけではなく、キリスト教といった宗教も伝播してきたという地だけあって、非常に根深い信仰心がある模様で、当時の"隠れキリシタン"という様式だけでなく、今日に至っても、かなり辺鄙な地にも小規模ながらも立派な教会があるという具合で興味深い。当方信者ではないものの、あの教会内の雰囲気、さらには賛美歌のサウンドに接すれば、"転んでしまう"(本来、この表現は信心を捨てる方向に使うのが一般的だが、ここではその逆で使用)可能性も充分に納得、帰りに賛美歌CDでも研究のために購入してしまおうかというほどの勢いもあり。
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