ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

変えられない

2017-04-20 | 独居中高年
今日は仕事はお休みでした。



洗濯、買い物、スポーツクラブ、料理…と言ういつもの休日コースの後、散髪に行きました。
料理は「鶏のむね肉と夏野菜の甘酢炒め」というメニューを作りました。
鶏むね肉とナス、玉ねぎ、ピーマンを炒めるのですが、ソースに酒、醤油、酢、砂糖、ケチャップ、中華料理の素と片栗粉を使います。
むね肉も酒に浸した後、片栗粉で揉んでおきます。
ごはんが進むしお酒に合うし、なかなか満足しました。


昼ごはんを食べた後、テレビを見ていると、トーク番組に俳優の石丸幹二さんが出演していました。
元劇団四季の看板俳優で、最近では『半沢直樹』他のテレビドラマや司会でも知られる方です。
彼は今、51歳ですが、独身だとか。
そして、今後、結婚される気持ちは?というぶしつけな質問に「ないですね」と即答されていました。
理由は「長く独りで生きて自分の生活スタイルが確立されているので、今さら誰かと一緒に住んでそれを変える自信がない」と答えられていました。
彼のようなイケメンの成功者がそう答えると(そうなんだろうなア)と素直に受け取る人が多いのではないでしょうか。

私が同じ答えをしても「負け惜しみ」と思われそうなので、そういうことは言いません。
でも実際、長く独りで生きていると、「変えようがない」と感じる生活様式が出来てしまいます。
例えば、夜眠るとき、私は部屋の電気を真っ暗にし、耳栓をします。
電気を消す10分くらい前に、睡眠導入剤を半錠齧ります。
それ以外のスタイルでは眠れる自信がありません。
まあ、現実には電気を点けたまま眠りに落ちることもしばしばですが、「眠ってしまう」ことと「意識して眠る」ことは全く別の問題です。

こんなことを言うと「偏屈な独身中年」と思われるのもいやなので、黙っていますが。
でも、石丸幹二さんの答えに、ほのかに嬉しくなった午後でした。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿