ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

バイク漕ぎ二勤

2016-12-04 | ほとほと日記
今日もお休みでした。


今日もスポーツクラブに行きました。
二日続いてバイク漕ぎをするのは久しぶりです。

それにしても、昨日今日とスポーツクラブは混んでいました。
私の同年輩以上と思われる男性がたくさんいました。
皆、老化を遅らせたいのかなア…と感じました。

60歳を過ぎると筋肉量が急激に減少すると言われます。
筋力が落ちると動くのがツラくなって運動量も減るでしょう。
すると、骨格、内臓、果ては気力、認知などにも悪影響があるのは容易に予想できます。

若い頃は漠然と、「齢を取ったら無理に運動はせず、自然に任せれば良い」などと考えていました。
今も「無理な運動」の必要はないと思います。
でも、移動と身の回りの始末が出来なくなった独居高齢者は、本当に悲惨です。
何かあっても助けが呼べないので、人知れず孤独死…と言う恐れもあります。
仮に行政に繋がったとしても、本人意向は限りなく軽んじられます。

便利さや快適さを知りすぎた私たちが老いるのも死ぬのも、簡単ではないことだと思います。


今朝はミサにも与りました。
今日は待降節第二主日で、荒れ野から来た洗礼者ヨハネがイエスの降臨について語る箇所が朗読されました。
その中に「洗礼者ヨハネは、らくだの毛衣(けごろも)を着、腰に皮の帯を締め、いなごと野蜜を食べ物としていた」という有名な一節があります。
教会に通い始めた20年前、初めてこの描写を読んだとき、その生臭く野性的なイメージに内心で衝撃を受けました。
そして、白戸三平の『カムイ伝』に出てくる江戸の被差別民を連想しました。
でも今朝は、(荒れ野の頼りがいオーラ)を以前より感じたことです。



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