小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

今週のNXT #167

2013年05月11日 | 今週のNXT
3WAYエリミネーション・タッグ戦
○ ルーク・ハーパー&エリック・ローワン × プリモ&エピコ × エイドリアン・ネヴィル&ボー・ダラス

この試合は3チームが同時に戦うわけではなく、対戦相手のパートナー以外となら誰とでもタッチできるというWWE以外ではあまり見ないルールだ。4チームでやるとよりこんがらがって楽しい。
プリモ&エピコは従兄弟同士のタッグチームで、一軍だが地味なテクニシャンのためNXTが主戦場になっている。
こういうタッグチームを上手く使えないところが今のWWEの駄目な点である。
それにしてもタジリ曰く「アメリカの観客は試合展開に関係なく騒いでいる」ものだが、本当に関係なくランダムなタイミングで叫ぶ(それもキャーならまだしもアァァア)女はどうにかならんのか。5回分は一日で撮り溜めするからここのところ毎回いるんだよこの獣。絶対同一人物だろつまみ出せ。
試合はネヴィルがコークスクリューシューティングスタープレスを決めた直後に、ハーパーが不意打ちのクローズラインを打ち込み決着。あんまりエリミネーション戦の意味がなかった。
ネヴィルはプリモらの巧みな受け手がいると技がさらに栄えて見える。いずれ一軍昇格は確実だろうが、今の一軍に小柄な選手の居場所は無いので複雑なところ。


ペイジ ○-× サマー・レイ
(ペイジ・ターナー(ライトニングスパイラル))

色白黒髪でなんか顔がエロいペイジと、腹筋が綺麗に割れてる以外に特徴がないけど一軍に上がったサマーの一戦。っていうかファンダンゴの元相方ダンサーはただダンスが上手いだけのつなぎ役だったのか。
どちらも団体に期待されているようで他のディーバとは扱いが違う。一軍にディーバが死ぬほど少ないのでペイジもいずれ上がるだろうが、無難に動けるので何か派手なフィニッシャーがあれば問題ないだろう。現在のライトニングスパイラルなら文句なし。ネヴィル(PAC)にドラゲーのDVDを借りろ。
ところで掛け方はあんまり変わらないと思うのだが四の字固めはひっくり返すと掛け手にダメージが帰るのに、インディアン・デスロックはひっくり返しても受け手が痛いらしい。(というかこの技もHHHは四の字として使ってた気が)


クリス・ジェリコ ○-× ブレイ・ワイアット
(ウォール・オブ・ジェリコ(ボストンクラブ))

WWEどころか世界屈指のレスラーであるジェリコがNXTに降臨。ワイアットも一軍昇格が間近(というか故障前の別キャラ時は一軍にいた)で期待されているが故に、ジェリコ相手でそれも長尺の試合を組まれたのだろう。並に動けて並にしゃべれるだけでどこが良いのか正直わからないのだが。
復帰以来、ジェリコは一時期封印していたチョップを使い出し、タトゥーまで入れてしまった。心境の変化があっただろうが、ファイトの質は何十年も全く変わらない。某フォジーさえ無ければ世界一のレスラーになれたろうな……。
解説のリーガル卿の口から懐かしの「紅茶に小便」事件まで飛び出したし、内容も普通に良い試合だった。
コメント