ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 植物“暦”。。。 』

2015-06-12 10:11:49 | 日記

             


この所寒暖の差が激しい!
ツイツイ先日まで夏日のような日が続いていたが、ここ2~3日は、暖房が必要な位ヒンヤリする日もある!
年と共にこのような温度差への追従が鈍くなり時々ハクションを連発することも多い!!!
それでも陽気は例年より10~2週間近く進んでいて、我が家の「ウメモドキ」が満満開を迎えている!!!



「ウメモドキ」の花は小さくて、見た目には余り特徴もないように思えるが、流蜜は抜群で多くの昆虫達を集める!
取り分け蜜蜂は目が無くこれが咲き出すと呻る位の蜂群を呼び寄せる!!!
数日前からウメモドキから蜜蜂の唸り音が響いていた・・・
コイツ等のお陰で初秋真っ赤な小さな実を見る事が出来ている・・・

ツイツイ先日まで「夏櫨」がこの世の虫達を集めていたが、役者は変わってしまった!!!

しかし、晩生の「夏櫨」は、まだ、かなりの花を咲かせていて「ウメモドキ」同様、蜜蜂を呼び寄せている・・・

植物と昆虫達の相関は非常に密接で、お互い相容れない絆を持ち合わせている・・・ 
これを共生と言うのだろう。。。。。 
この世の中実によく出来ていて、植物の季節推移と動物(特に小鳥)や昆虫達の生息~繁殖がリンクしているから興味深い!!!
先ずは、蝶や蛾等の卵は、植物の芽吹と完全にリンクしている・・・
先ず、100パーセント芽吹きが始まると堅い殻を食い破って幼虫が這い出してくる。 そして、芽吹き出した若芽を喰い出す!!!
ギフチョウはカンアオイの新芽の展開時にだけ姿を現し、若葉に卵を産み付ける。 これが食草だからである・・・

yの住む住宅街では、我が家の「夏櫨」が大きく貢献している!!! 蜜を好む虫達:蟻や蜂の類、彼女等の餌は間違いなくこの「夏櫨」からの流蜜にに依存している・・・
そして時期の推移とともに、「ウメモドキ」の季節へと移行していく・・・
yにとってこの「ウメモドキ」の開花は、ヘボちゃんやアシナガバチの子蜂誕生と重なっている事を長年の観察から取得して来た!!!
効率は悪いかも知れないが、この界隈では、ヘボちゃんの子蜂が誕生している筈だ!!! だが、少し間をおい他方が効率がイイだろう!!!
早生手のヘボちゃんの営巣開始は5/10~25、そして約4~5週間後には第1子の子蜂が誕生する。それが、丁度今時の季節と言えよう・・・
余り焦る事もないだろう・・・
子蜂が少ない頃のスガレ追ひは、実に、効率が悪い!!!
第一、鉢数が少ないので、待ち草臥れてしまう! そして、餌の量は極々微量でイイので、4~5回も運べば事足りて餌に来なくなる!!!
そして、仮にこのようなコロニーを飼育するも活着率が極悪で、余り巧く育たない!!!、まして下手糞の生掘り屋さんだと巣盤を壊してしまい一巻の終わりとなることが多い!
酔って余り勧められない!!! 言うなれば尊い資源:お宝の撲滅を意味している・・・
例年、焦って子蜂が少ないコロニーを活ける事もあるが、必ずしも成績は良くない!!!
経験的には710~7/30!!!、この時期の移植はストレスも少なく成績は上々に上がっている・・・

こうして昆虫達と植物群の相関を見て来ると実に複雑に絡み合っていて、興味深い!!!
言うなれば、総て、食す!!!、食べる餌からきている事が解る!!!
昨夜からの雨も上がり、「ウメモドキ」は、蜜蜂やその他の蜂さん達で賑やかになり出した・・・

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