ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 年の瀬・・・ 』

2021-12-29 11:34:11 | 日記

             

 

丑歳も後僅かになった! 今年は年初から散々な歳となり人生85年の中でかなり狼狽えた歳となった。 何と言っても長年連れ添った婆やんに先立たれたのは辛かった・・・ 毎日毎日、朝晩、線香を焚き帰って来る訳もないのに僅かな会話をしながら供養に努めている・・・

思い起こせば昨年の今頃はお節を早く食べたい等と戯言を言いながら元気でいたのが不思議になる!!! 菅さんが推し進めた『 Go to trabel  eat  !!!   』には内心憤慨していただけに今でも悔やまれる・・・ お節を美味しそうに食べていた婆やんをついつい思い出し「もう、1年経つんだな!!!」と、月日の流れの早いのに驚きを覚える・・・ この所来る日も来る日も大好きな「イワチドリ」の植え替え作業をしている・・・大方が終わったので来春を迎えると今年購入したボトル苗の瓶出し作業を迎える・・・この作業を終えるとセッカチな個体は芽出しを始め出すだろう・・・

暮れも押し迫り急に思い出し昨夜諏訪の夜景撮影に出掛けて来た。この所真冬日が続いていて年寄りには大分堪える!!! 歳と共に寒さに弱くなりこう寒くちゃァ~耐え切るのが不安になる? 信州でも北信地区は雪が多く一部関西地区は大雪で難儀していると報道されている。 こんな事を他所に昨日夕暮れ時を狙って生まれ故郷諏訪の夜景撮影を敢行した。撮影ポイントは残雪もあり凍えるほど寒く鼻水を垂らしながらの奮闘だった!!! ポイントから鳥瞰する諏訪湖を囲む諏訪圏都市、左手には八ヶ岳連峰、その裾野に富士山が顔を覗かす。 そして右手には甲斐駒が顔をチョコンと出している・・・ 最近、夜景の神秘さに魅了され狙う画像写真は夜景が多い・・・ 実の所各種のモルゲンロートを撮りたいのだが脚の衰えと寒さにメッキリ弱くなり長距離歩行に自信が持てない為御遠慮申し上げている・・・ 夜道の脚下、歩行危険も儘ならない!!! 夜更かし派の老い耄れ爺、毎晩、2時、3時、遅い時には4時と言う日もあるが早起きはこの延長路線?時間感覚では問題ない筈だが歩行の自信の無さにはどう逆立ちしても勝てない!!!

夕方、4時、家を出る・・・ お天道様はもうスッカリ西の山に差し掛かっていた。 現場に着くともう太陽の姿はない!!! そして、北風が猛威を振るっていた!!!  今日はカメラ3台体制、そして重たい三脚をを持つとふら付く程だ!!! ジャストインタイムで撮影が始まる・・・ 撮影とは言ってもまだまだ品の駆け出しで夜景撮影のノウハウが判っていない!!! トライ アンド えらーの連続である・・・ 嬉しいことに諏訪湖を囲んで周辺都市はクリヤーに…、そして添え物八ヶ岳連峰と富士山が夕焼け空の中に浮かんでいた・・・ 3台のカメラを思い思いの儘に操り画像を収めて行く・・・出来栄えは確証出来て居ない!!!背面液晶だけが頼りだ!!!

 

Pentax  Olympus  の最新カメラとPROレンズを引っ提げての奮闘だった。 期待値は高いが中々腕の方が追い付かない!!! 目下夜間撮影の術を勉強中で条件出しの難しさを思い知る・・・ 星撮りにも興味が有るので近い将来モノにしたいと思っている。 それにしても諏訪の夜景は奇麗だった!!! 来年はこのシーンでモルゲンロートを実現させたい!!!

今日はOさんとヘボ談義をすることになっている・・・ もうそろそろ来られるのでこの位にしておこう・・・

 

 

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      『 寒波到来!!! 』

2021-12-27 10:22:10 | 日記

              

 

早いもので今年も後僅か!一週間未満となってしまった。 そして、この年末に掛けて寒波に見舞われている。来る日も来る日も氷点下以下!!!実に寒い!!! 目下「イワチドリ」の植え替え中、蘭舎の中での作業とはいえ凍えるように寒い。植え替え作業は素手で遣るので悴んでしまい作業も捗らない!

栽培術も温暖化の影響か茲4~5年作が上がらず植え替え時の気力は下がるばかり!!! 夏場の猛暑が原因していると思われるが一頃のような訳には行かない。折角高価な名花を手に入れても2年と持たないのだから意気消沈だ。師匠さんから作を上げるノウハウ等教えて貰ってはいるが自然の力には中々克服できていない。来年に入ると今秋手に入れたボトル苗の植え替え作業が待っている・・・結構面白そうな苗を20数ボトルも手に入れたので長生きの策も考えないといけない!!! ボトル苗を割かせるには2~3年の根気が要る!!! 幼少苗故2~3年がかりの超々場となる。

この植え替え作業も後4~5日もやれば終わるだろうが超寒い日は無理しないことにしている・・・ 昨日も作業をしたが昨日は寒かった!!!終日真冬日で3時過ぎには早々に限上げた。 あまり焦らずに気長に遣ろうと思っている

ヘボちゃんの交尾を蘭舎:my サテアンで行っているので植え替え作業をしていると休眠中の女王蜂がゴロゴロ出てくる・・・ 実に可愛い格好して眠りに就いている・・・

冬季期間中はヘボちゃんの冬季管理も大事な仕事になるので蘭舎内の湿度、温度管理も怠れない!!!そして、休眠中の写真撮影も重要な仕事となる・・・

冬季期間中に星空や夜景撮影もしたいがこう寒くチャ~動き出す気力も損なわれる。このところの寒波は尋常ではなく日本海側では大雪に、信州中部は寒波に襲われる!!!後2か月の辛抱が待たれる・・・

 

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     『 凄い凄い、Skeleton ウォッチ!!! 』

2021-12-18 10:49:47 | 日記

               

 

もう半月ほど前になると思うが、このブログで『ツールビヨン』の話題を投げ掛けた・・・ 思い起こせばヘッポコ大学を卒業時就職先を何処にするか?で悩んだことがあった・・・当時就職を担当されていた谷口教授に第二精工舎を勧められた。精工舎は知っていたが第二精工舎は全く知らなかった。 第二と付くだけで何となく二流の感も抱いた? しかし、よくよく調べて見ると今日では兄貴会社:精工舎より弟分の第二精工舎の方が時流に乗り勢いがあり精密業界ではカメラと並び日本の産業を支える程の勢いがあり精密業界の先端を走っていた。この時代、カメラはまだまだでドイツ等に水を開けられていた!

自動車はまだまだヨチヨチ歩きの業界でトヨタのコロナ等はアメリカ上陸で事故の連発、苦戦を強いられ毎日のように現地事故が報じられていた・・・三菱重工や新三菱等にも興味があったが神戸の造船場を見学した際工場であるドックを見学し大きな騒音に吃驚仰天こんな工場で働くとなると耐えられなくなり脳裏がパンクするだろう?とご遠慮する事にした・・・ 結局、生涯共にできるであろう?「腕時計」を選び先生が薦めてくれた第二精工舎を選ぶこととなった。

第二精工舎に入社して諏訪工場に配属。地元、家から通える環境にあった。長男という事もあり母親が喜んだことは言うまでもない。

幸運にも腕時計技術部門、組立技術に配属され最先端の技術開発を担う宿命に晒された・・・この時代、まだまだ、中三針の腕時計が生まれたばかりでそこそこ分厚く精度も日差1~2分を争う程度の代物だった。この時代の技術革新には驚くべきモノがあり、毎年、新製品の連発、精度を含め技術の向上には驚くべきものがあった。入社して直ぐ様超薄型の自動巻き腕時計が開発販売され技術革新の火蓋を切った・・・ 大卒者等の等時性研究の貢献で精度も飛躍的に向上し老い耄れ爺達技術陣は日差2~3秒の『Lord Marbel』の工場脇に陣取りこうした時計の流れ作業樹立に懸命だった… こうした時計が日に20~30個も流れ作業で量産されていたから迫力があった!!! この時代の専らの力点はヒゲゼンマイテンプの研究開発に集約され専ら調速系の研究にあった。 テンプのアンバランスを見付け出し重い部分を削り取る!!!、ヒゲゼンマイの温度係数:lot毎のバラツキの解明、そして老い耄れ爺が確立させた巻き込み角寄与率の発見等々で精度は飛躍的に向上した!!!

この時点で学んだ機構に「ツールビヨン」があった。丁度今から60年前の雑誌:『時計学』からの情報であった!!!!!!! 脱進機、調速系:テンプやヒゲゼンマイ周りからの精度向上には限界が見出され始めていた時代だったのでツールビヨン機構には一端の興味があった。我社の開発陣はこの時既に水晶時計:クォーツの開発に着手し出していた・・・

「ツールビヨン」の基本的発想は腕時計で一番時間に影響されるという脱進機~調速系を一つのユニットと考え重力に影響され難いユニットにまとめこれを時計に組み込むという発案でスイスでは18世紀に発明され懐中時計に取り入れられていた・・・この機構が精度に如何程の影響を齎していたかは知る由も無かったがで見ると面白いのでスケルトン(skeeleton)にすると迫力満点だった! これが時間精度に如何程貢献していたかは定かではないが発想としては面白いし、チョッカイを出したくなる分野だった。

老い耄れ爺はこうした時計に非情に興味があり当時ゆ仲間の大木さんが発明したクロノグラフのまとめを最後に社命で時計部門から去り小型プリンター事業に転身する事になってしまい道半ばにして時計い部門を離れる事になる・・・ 悔み切れない社命だった。半世紀経った今日でも度々思い出し再度挑戦したい気持ちが沸々と湧き出して来ることがある・・・

 

人生終焉を綴る自分史:『轍』(早くも15年前に前篇を、そして今年続編を仕上げた)製作時、自分のお宝腕時計を改めて見る機会ががあった。その中に60年前の Omega  クロノメーター( V.I. St.Croix で購入したもの)、Bulova アキュトロン(NY で購入)、SEIKO  Lassal  等等と婆の遺品:女持ちLassalが何個も出てきた・・・  今、この修復をしつつあるが皆懐かしいお宝時計だ。

そして思い出した、その後、あの「ツールビヨン」は如何様に進化しているのだろう? ネットで調べた・・・ 電池式の水晶時計は完璧に影を潜めてしまい機械式の高級時計が全盛を極めている。中でも『 ツールビヨン 』の競争には目を見張るものがある・・・ 何百万円~何億円の宝飾時計へと化けて居た!!! 老い耄れ爺、振り返って見れば元々は時計屋だ!!! 興味が湧かない訳もない? 毎日のように You tubeを見入っている。。。 もっと若かったら再度挑戦して見たい分野だ!!!が、もう時間がない!!!  安く買える『 ツールビヨン 』は無いか血ナマコになって見入るがそんなモノある訳もない!!! 安くて香港製が40万円前後。。。 こうした中にOrient 時計  Skeleton  を発見した。オリエント 70周年を記念したモデルで中中イケル代物だ!!造りはスイス製高級品スケルトンをも上回るもので本物「ツールビヨン」では無いが代替品として十分に通用しそう!!!   これにチョッカイを出して見たくなった・・・

毎晩、覗き込んでいるが惚れ惚れしている!!

昨今、 Orient 時計は Seiko EPSON と合体した・・・ 思想はOriennt !!!、ここにEPSON の新技術の数々を注入させ中中の商品造りをしつつある・・・ 70周年記念のSkeletonシリコン・ガンギ車を使い青色に輝かせ耐久性向上も狙った!!! 今後、シリコン部品はヒゲゼンマイ等各所に使われることになるだろう!!!画期的に面白い材料である。

この軽量シリコンガンギ車を使う事によりゼンマイの力を低く抑えられ持続時間が50時間から70時間へと飛躍的に伸した!!! 造りもダイヤカットをフンダンに摂り入れ作り映えは最高レベルにある!!! 

知り合いの親しい時計屋さんから聞いた話だが、このスケルトンは一種の『 ツールビヨン 』一番シンプル・タイプだという・‥ この Skeleton  造りに掛けては 『バセロン』『パティック』『オーディマピゲ』『ローレックス』等々一流スイス時計にも負けないクォーリティーを秘めた中々の掘り出しものだった!!!

 

購入の経緯は10年前婆やんが「くも膜下出血」で倒れ大手術後リハビリを受けていた・・・まだ、手術後5日も経っていなかったが、リハビリの先生に爺を指差し「この人は時計の技師なんだよ~~~ この時計もこの人達が造り出したんだヨン!」と話していた・・・ こんな危機的状態でもチャンと覚えていたんだ!!!」と、少々ウルウルしたことがあった。婆やんが亡くなり仏壇に線香を揚げる度思い出す・・・ 現役晩年、Orientの救済支援にも担当役員と携わって製造拠点秋田へもよく出掛けた。Orientとは何か縁メイタものがありよく此処まで立ち上がってくれた!!!と内心感激した。こんな縁と繋がりもあり 『 Small ツールビヨン 』としてコレクションに仲間入りして貰う事になった・・・ 

そして、そして、婆やんも時計が非常に好きだった!!! 婆やんの複数、遺品時計「LassaL ] は孫娘達が、今、嵌めてくれている・・・

 

 

 

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     『 植え替え作業は楽し・・・ 』

2021-12-17 11:16:17 | 日記

               

 

師走も後半に至り急に冬らしくなってきた・・・ 来る日も来る日も「イワチドリ」の植え替え作業をしている・・・ 時々眠りから覚めたヘボちゃん女王蜂がブ~~~ンと訪問してくる・・・まだまだ気候が氷点下を下らないのでこうした狂い寝惚け女王蜂が出て来るがこれも初冬の風物詩の一つである。休眠中のヘボやんが出て来たので New カメラ Sigma Quattro sd  H  で撮ってみた。 撮像素子Foveonの色合い、解像度は中々のモノで今後の撮影の武器になるでろう・・・ このシャープさ渋い色合いが何とも言えない!!!

 

 一体何匹の交尾女王蜂が確保出来てであろうか?気になる所であるが万の単位であることは間違いない!!! もう少し寒くなったらこの調査に掛かろう・・・

今年は猛暑が無かった所為か?「イワチドリ」の成長が従来の姿に戻った!!!!! 猛暑に弱い植物故ここ4~5年は作が上がらず一時期止めようかとさえ思った年が続いた・・・これまで積み重ねて来たノウハウが悉くデングリ返され落ち込んだ年が続いた・・・ こうした思いを思うと今年の策は順調で年甲斐もなくまた復活させようか?とさえ思う・・・それ程の出来栄えで正直ホッとしている・・・ 植え替え作業が終わると夏から今秋にかけ仕入れたボトル苗の植え替え作業がをしなければならなくなる・・・ ボトル数にして22~3本にもなるので結構な数になる。 こうした苗は今居間の縁側で眠り始めている・・・ 来年2月の作業になるだろう・・・

年内植え替え作業をすると来春の花時を迎える事になる。

 

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     『 New 戦力? 』

2021-12-07 10:36:38 | 日記

                   

数年前」購入してあった『お宝カメラ:Pentax KP Limitted 』が産声を上げた!!! Limitted を歌っているだけあって何と言っても仕上げが凝っていてダーク・ブルーのボディーを翳していて娑婆で使うのが惜しいくらいだった。が、唯々、置いておく訳にもいかない!この美しさに見合うレンズとコンビさせ使う事を感が続けていた。年末に来てその時が来た!!!

つい先日Pentaxから高級レンズ DFA 21㎜ Limittedレンズが発売された。金属加工の鏡筒で仕上が実に美しい!!!そして、このメーカーの売りでもある半端数字の焦点距離:21を使っていた!!! 超広角単焦点故ボケが抜群だという!!!!!ボケも球ボケになるというから堪えられない!!! 昔ヘボ仲間の百ちゃんは写真家同然の腕前を持っていてPentax 645Z を自由自在に撮り回し写真家同然の作品を収めている・・・そして、教えてくれた!!! 『球ボケ画像』の神秘を!!!!! 球ボケ画像を見せる度誇らし気に画像主人公の存在感を強調されていた・・・ そして、昨今カメラメーカーから発売されるレンズの多くに広角域の単焦点レンズが目立つ!!! 写真家の多くはポートレート写真に周辺ボケ~球ボケと主人公のバランスを強調する方非常に多い!!! 主人公を引き立たせるが為である!

こんな情報も得ていたので老い耄れ爺も一寸チョッカイを出して見たくなり Pentax DFA 21mm Limitted に手を出して見たくなった!!!

Pentax KP Limitted はソコソコのスペックを持っていて小型故バッテリー-ホルダーも付けて見たくなった。こんな風情を呈している。。。

非常に美しいシルエットだ!!! レンズ21㎜ Limitted がこの美しいシルエットを助長させている・・・Al 金属加工鏡筒が並みのレンズと差を引立たせている!!!

試し撮りも何枚かして見たが焦点距離が超短い上にボケが極めて効くのでマクロレンズとしても十分に通用する! ヘボちゃん撮影にも貢献してくれそうだ? その上暗闇にも極めて強いのでこのセットは色々な意味で汎用性が高く重宝しそうだ? 夕闇迫り庭と櫃内撮影を試みた・・・色合いも好きだ!!!

 

何となく何でも撮れそうな気がしてきた・・・ ストロボ無しで真夜中室内写真が何でも撮れてしまう所に着眼したい!!! ボディーが超奇麗故外に連れ出すのがもったない気がしてくる?  

 

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