ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 山場は越えたか? 』

2022-11-29 10:37:29 | 日記

             

早いもんで11月も過ぎようとしている・・・ 毎年のことだが11月という月は矢鱈と忙しい!!! と言うのも年間通して重要なジョップが重なるからだ。ヘボちゃんの交尾、赤松の選定・ヒネは撮り、晩秋の撮影、そして柿捥ぎ等集中して重なる。年間通して一番忙しい時かもしれない。これにワールドカップ戦等が重なった。

目下、遅れ過ぎた赤松のヒネ葉取り・剪定作業をしているが日が短い上寒さも手伝い幾らも出来ていない!!! まだまだ2~3日は掛かる。この合間を見て柿捥ぎ、ヘボちゃんの交尾撮影などしてきた。ヘボちゃんの交尾観察・撮影は彼是40年近くも続けてきたことになる。彼女等の習性、特性、行動の一部始終は大方解明された。今年の一番ポイントは小型ながら『キイジス』を3巣もサテアンに入れ交尾をさせた。この子達の習性は更に解明され居住地大変更にも拘らず完璧に新居住地に適合していた点だった。終盤を迎えていたと雖も巣材齧り、窃取の凄まじさには驚かされた。。。コロニーを拡大する訳でもないのに物凄い剣幕で齧り捲り、運び込んでいた!!! その暖を稼ぐためだろうと思った・・・ そして、周縁活動も11/下まで続いた!!!50数日に喃々とする!!!超丁場の交尾活動だった!!!環境適合能力の高さには驚かされた。色々な作業が重なり長時間の観察は続けられなかったが中規模コロニーにも拘らず多くの次期子孫を残した。

11月になってたった1巣だけ生き残った『軍:シダクロ』のコロニーを入れ込んだがコロニーの発育が超遅れていたと見え極々11月も下旬になって生産蜂の出没という未だ過って経験したこともない遅くの交尾期を迎えていた・・・これは自然界でもそうであったように秋子の生産が遅れに遅れ交尾最盛期を迎えたのはついつい2~3日前のことであった。例によって、雨上がりの翌日小春日和を迎えた。満を持して待機していた女王蜂が一気に出没ボロボロの交尾を見た!!!

普通の歳だとこうした光景は11月12~3日頃と22~23日頃二度迎えるが今年は後半の1回だけだった!!!訳は明白で猛暑が晩秋まで続き、彼女等の季節読み込みに狂い?季節感のヅレが生じたという事だろう?極めて珍しい事件で50年近く共に戯れてきたが初めての経験だった。自然界でも同様秋子の発育が相当遅れていた!!!その上、コロニーは小規模で段数も極度に少なかった!!! 来年の種蜂出巣に危険信号が灯った 当然の事ながら来年の不作が予想される!!!

 

最後の追い込み、赤松の手入れをしたいところだが雨降りではどうしようもない!!!ワ-ルドカップ戦も重なり時間が惜しい!!! 早い所区切りを付け写真集造りを開始したい。。。絹目紙の購入を試みたがロシヤのウクライナ進行も重なり価格高騰と納期遅れというハプニングが起きている・・・プーチンの悪行はこんな所にまで影響を生み出していて驚いた!!!世界の政治家さん、真面な精神力を持ってこの世の中を狂わさないで欲しいものである!!! 昨今のコロナも困った現象だ!!! 馬鹿騒ぎもしなくなったが田舎県でも死者の数が尋常ではない!!!が、騒ぎもしない!!! 何か世界中で『狼少年』の再来を燃え滾らせている・・・ 困った現象が起きつつある・・・ 中国でも何となくキナ臭い匂いがし出した!!!

 

 

my HP 『 道楽ひとり歩き・・・』の Top 画面に載せておいたが、先日寒い中、東山に昇った。 予期したように日本晴れとなり山頂から見る北アルプス連峰、諏訪湖周辺都市の夕暮れから始まる富士山・八ヶ岳連峰~南アルプス連峰の夕焼け、諏訪の夜景は絶景だった!!!諏訪湖周辺都市の夜景が灯り出し、そこに富士山が浮かび出る!!! かなり暗くなるまでこのシーンは続いた・・・ 風景画を撮るのはホンの駆け出しだが夜景でも青みが駆った夜景には自然界の妙を感じた!!! 富士山を挟んで左に八ヶ岳連峰の峰々!右は、甲斐駒、北岳が聳えていた・・・ この地は日本でも絶景のポイントと言えるでしょう!!! 我が家から車で30分のポイントだ。。。

 このシーンを昨今売り出し中のライブ・コンポジットという撮影の妙味で狙って見たが中央道を走る車の車列が尾を引き何か夢の世界から見ているような光景に出会えた!!! 長生きし、こうした遊びに興じられた幸運を感じた一時だった。そして翌々日の皆既日食も幻想的だった!!! 

これが我が家の庭先から覗けたのだ!!!!! このようなチャンス、そう続けられるものでは無いだろう・・・ この歳の背になってラッキーが続く・・・ 

サッカー、スペイン戦もそあって欲しい・・・色々とハプニングが続いているので今年は荒れる歳になるか?

 

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     『 アッパレ!!!”八咫烏・Japan !!!!! 』

2022-11-24 11:10:30 | 日記

             

数日前から何となく胸騒ぎがしていた・・・  サッカー、本当に何が起こるか判らないことが続いている・・・ 〝モシヤ??”と思う日が続いていた・・・

前半の戦いではドイツにぼろ糞!!!で大敗か?と思われた。 後半に入ると、八咫烏は5バックに切り替えた!!!

 これが機能し出したのである・・・ 猛攻が続くドイツ!!!得点が取れないまま後半に入りやや強めのプレスを嫌い出しドイツの猛攻が止まっった!!! これに呼応するかのように日本の攻勢が始まる!!! 保一監督の作戦が嵌り出す。 サッカーはこのように非常識とも思われる作戦でデングリ変える事が儘起こる!!! 前半とは打って変わって八咫烏の猛攻が始まった。 三苫のドリブルが功を成しペナルティーエリヤ内に入り込むことができるようになる・・・ そして、零れ球を堂安が蹴り込んだ!!! 

同点!!!! 振出しに戻る・・・

そして終了間際、浅野の見事な球捌きは功を成し逆転弾を生み出す!!! その後、猛攻は受けるものの勝ち越し点の強み?守り切り金星を挙げた!!! 前日のサウジに続き弱いとされてきたアジア勢がまたもや大金星!!! 見応えのある初戦だった!!!

八咫烏は、これまで幾多の苦戦を舐めてきたが今度は完璧に守り切れた!!! アッパレ!!!アッパレ!!!!!  日本選手団の多くは目下世界の拠点ヨーロッパで活躍している選手が多くなった!!! 取り分けドイツで戦っている選手が多い!!! こういう日頃の活躍も背景にあるのだろう!!! 何れにしても大金星!!! お見事でした!!! 

【注】 八咫烏

3本脚の烏。 縁起のいい烏とされていて紀州の神社ではこれを使った神社やお宮が多い。高校の徽章としてもよく使われている・・・ 日本サッカー協会は当初からこの3本脚の烏を使ったシンボルを取り入れてきた。 神の使い鳥とされている・・・

次も頑張れ!!!  

 

 

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     『 サッカー:ワールドカップ… 』

2022-11-23 11:55:51 | 日記

             

愈々、サッカー・ワールドカップ、カタール大会が始まった!!! 世界レベルは高いので何れの試合を見てもワクワクする・・・

 

カタールと言えばその昔、大昔になるが、この近くまで出掛けていたことがあった・・・ 丁度今頃、11月だったが、アラビヤ半島は日本の真夏のような暑さだった!!! 熱砂の国、砂漠の国である・・・ イラン:テヘランに入り、クエート、そしてサウジのダーハラン~リヤド~ジェッダへ出てエジプトから日本へ帰る旅だった。今回のサッカー開催国はカタール!!!!!サウジのダーランに超近い。其処に居たのだ。。。 丁度60年前になる。 半世紀前これ等の地は、まだ、未開の地で街を歩くと羊が居たり、食した羊の骨が町中に転がっていた・・・中近東の各国はどこでも1日中モスクからコーランが流れ異邦人には薄気味悪い地だった。この地を知ろうとミッションの仲間達とよくマーケットと称する現地人がよく集まる繁華街へ出掛けて現地を知ろうとした・・・あの深い顔立ちからジロ~~~ッと視られると背中の産毛が逆立ち立つほどガタガタしたもんだった。この地で腕時計を拡販し、また修理技術を高め世界制覇を狙っての開拓隊:特攻隊だった・・・ この地、今では至る所で石油産出が見られそして一大観光地にもなりクエート、カタールの大発展ぶりには驚かされる・・・特に、内海の巨大都市化には目を見張るものがあり大リゾートとも思われる大発展ぶりで時代の大変革には驚かされる・・・ 当時、この地でワールドカップが開催されるなんて誰が想像しただろう? 出向いた時のコンベンションが肥やしとなって今日の中東地域の時計販路が出来上がっていると思うと貢献してきてよかった!!!と胸を撫で下ろしている。 中東地域は、今、世界裕福人種の坩堝で大贅沢の国々となっている。当然高級品の消費地でもある!!! こんな嘘のようなホントの出来事がこの地であったのだ!!! 懐かしい国々だなァ~~~・・・ 中近東諸国の大富豪達はオイル/マネーに肖りGrand SEIKO を着けている事だろう!!!  ダハ~ランに住んでいたハマド社長は健在なんだろうか?   大嫌いなマトンの代わりに鶏肉を食わされた思い出は苦々しい!!! 水の代わりにコーラ飲料、これで腹を壊し苦しんだ思い出は今でも忘れない!!! 日本人が中東の国々で生き抜くのには胃腸が健在でなくてはならない!!! チェロ・キャバブージュジェ・キャバブーの連荘には参った!!! 今でも羊の肉を食べると調子を崩す!!!

 

サッカーと言えば、今日では日本でも大流行?猫も杓子もサッカー???サッカー!!!だ 日本中で大騒ぎだ! こうした冷ややかな書き方をしている当人でさえ虜になりつつあるのだから笑ってしまう。 晩年になってからだったが老い耄れ爺も地元のクラブを少々サポートした。シーズンチケットを買い15年近くも応援し続けてきたのだから自分でも驚きだった・・・近年脚が悪くなり一昨年から足を洗ってしまったが少々熱くなっていた。何せ長距離歩行に困難を憶えだしたのだから会場迄への歩行に難を生じてしまった。辞めると同時にコロナ蔓延に!!!何か因縁めいたものを感じる。そして、サポートチーム『松本山雅』に想定外の危機が訪れた!!! 名将:反さんが去って間もなくだった!!!内部事情のことはよく判らないが凋落の一途を辿る要因が芽生えだしていたのだろう? この世の中、よくあることだ・・・  奢りの裏腹としておこう?????  J-1を2度も経験したチームが僅か1年でJ-3にまで落ち込んでしまった!!! こうした話はよくあり、サッカーの世界では珍しいことでもない… 先輩格の名門が未だ復帰できず藻掻き苦しんでいる世界だ。 今年は1年でJ-2 復帰を期してたたかったが肝心要の所で勝利することが出来ず土壇場の土壇場で勝ち点1が足りず昇格を逃がしてしまった!!! 地元新聞紙をはじめ多くのサポーターやファンの落胆は大きかった!!!

そして、今朝の新聞によると監督:奈波さんが辞めるという・・・ 私は奈波さんで再復帰を果たして欲しかった!!!が、クラブ総合力という点では色々と難があったようで奈波さんを男にして上げられなかった!!! 内部事情のことは皆目わからないが、外部から見ていて名将:反さんのサッカーとは大分違った運営がされ出していての結果だった。昔に比べ選手諸君の脚が大分動かなくなってしまっていた・・・基本中の基本、トラップ、パスが出来ない!!! 若手中心主義の選手起用!!! 遣る気・気力の低さ? 夏場臍になるキャプテンが移籍するという異常とも覚えるハプニングまで起きていた。。。 これだけで内部は大分混乱しているな?と傍目にでさえ思えた・・・ 外部傍目の人間にはよく判らないがオヤッ!!!!と思われることが暫し感じられた・・・

結果は、最終節を待たずして昇格を逸してしまった!!! 

それでも最終節ホッコリしたハプニングがあった。00の引き分けか!!!と、思っていた瞬間、後半40分、奈波監督は脚の負傷で2年間、全く使えなかった松本山雅のリジェンド田中隼磨を使った!!!前日、今年限りで引退声明を出していた名選手だ。果たして走れ切れるのか? 誰しもそう思ったに違いない? 加わって数分!!! 疲労困憊の右脚は使えない!!! して、左足でクロスを上げた!!! 高く舞い上がったボールはゴール前に居た外山に・・・ 外山が折り返す・・・そこへ、夏場入団した中山が飛び込みこれが決勝点となった!!!言葉は悪いが誉め言葉でよく言われる『腐っても鯛!!!!!』という言葉がある・・・  雅にコレだ!!! 隼磨の左脚クロスは雅にコレだった!!! この勝利で惜しくも勝ち点1に泣いてしまったが不昇格という憂き目に晒されてしまったが老い耄れ爺は救われた!!! 何か肝心要の所で一本欠けた一年間だったがこうした根性は今後継承されるだろう!!! こうした一件を通して内部のことはよく判らないがモヤモヤを一掃させ、来期に繋げて欲しい!!! 社長を始めクラブ全員でもう反省と根性再構築を期し明日の山雅を再構築して欲しいものである。 今晩、日本代表とドイツが戦う!!! 昨今の世界レベルは非常に高度化されハイ水準にある・・・ そして、日本代表に元松本山雅に居た前田大善が出るだろう・・・ 想像もしなかった大出来事である!!!!! 僅か数年前老い耄れ爺はこの子にゾッオコン惚れていた!!! 第一脚が速い!!! その上スプリント回数が並外れていた!!! 持久力抜群だったのである。 シュートも正確でヘッドも巧い!!!だが、当時、反さんは多用しなかった!!! 名古屋に逃げた前田と組み、Topの高崎が居た時はいつでも得点出来そうだった!!!! こういう歴史もあっての松本山雅だ!!! 老い耄れ爺は前田大膳の大ファンだった!!! 今晩の奮闘を祈る!!! 

嬉しいことに、前田大善の他にGKシュミットダニエルも同時期のキーパーである。揃って日本代表選手!!! こうした経歴だけでも嬉しいではないか? 両選手の大活躍を祈る!!! 

  今晩10時試合開始…  観てねぇ~~~  この選手達、根性が並を外れているので大活躍してくれることだろう・・・砂漠の国、カタールに足跡を残して頂戴ネ!!!

 

 

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     『 ウ…~~~ン !!! 』

2022-11-19 11:24:48 | 日記

             

頂いたサンプルが朽ち痛んでいてやや情報不足の感は否めなかったが送られてきたサンプルは思わぬ展開をもたらした!!! こういう所にこの世の中諸々のヒント、ネタが隠されている!!! Oさんの展開掘り下げの貢献も大きかった!!! 色々の人の一寸づつの積み重ねで思わぬ展開が図れることに脅威を憶える!!!

探し続けていた目的の画像がやっと出てきた。 6台にも及ぶHDD、SSDから目標画像を探し出すのも大変な作業。古い画像だったので昔々のHDDだろうことは考えて居たが新しいストーレジから作業する癖があるので3版ほど掛かってしまった!!!

もう7~8年も前のことになるが美濃屋さんと交流していた時代があった。知る人ぞ知る美濃屋さんは女王蜂から飼育する元祖でこの方面にかけて第一人者だろう!!! 此処から得られる情報はごく一般的になっている飼い蜂術とは又一寸変わった観点で情報が得られる。何せ女王蜂の餌取、巣材取り現場を探し出し此処で見つけた女王蜂を追跡するのだから尋常ではない。過って、美濃屋さん、和尚さん、そして老い耄れで遊んだことがあったがこの日何と5巣も見付けた!!! きわめて原始的な手法をしての探巣である!!!

この頃美濃屋さんの家で面白いサンプルを見せて貰った!!! それは今回話題になった『キイジス』であった。 極々一般的な『キイジス』は老い耄れ爺も負けず劣らずそこそこの情報を持っている・・・が、こんなサンプルを見せて貰った。

    ドイツ種の顔面  よく似ているではないか?

こんな顔面未だ見た事が無かった・・・ 何と貧弱な鼻紋だろう? ウウ~~~~ン!!!!!

美濃屋さん、仰るのに「コイツ、乗っ取り専門の『キイジス』だ・・・」という・・・  フ~~~ンン。。。。。 非常に興味深い話だが乗っ取りだけでは面白くない!!! でも、この瞬間ガぁ~~~ンときた!!!

老い耄れ爺、少々臍曲がりの所があり並の人間が行うようなことには余り興味はが無い!!!  少しでも変わった観点が見いだせればそこをヒントにする癖が強い!

この時はこの話で終わっていたが今回この古い話からオヤオヤと思った。 Oさんが解説してくれた『ドイツ種』のスリードット鼻紋種ソックリさんだ!!! Oさん曰く… 『ドイツ種の巣は馬鹿でかかった!!!』という・・・ ドイツ訪問時見付けたのだった・・・ 果たして、美濃屋さんが見つけた『乗っ取り蜂のコイツ』と関係があるのだろうか? またまた、好奇心がふつふつと湧き出した!!!

来年はどうしてもこの『乗っ取り』キイジスに出会いその何たるかを追求してみたくなった!!! 脚は悪くとも車で動ける距離にあるので出会えれば話は展開するかもしれない? 常識的には、乗っ取り蜂のような種は一般的には死肉には来ない筈なので難しい話になるがチョッカイを出してみる価値はありそうだ・・・ 

果たして『乗っ取り蜂?』 ドイツ種の仲間だろうか?世界は広いようで狭いか? イギリスにもドイツ種とコモン種2種が生息しているという・・・ 

 

 

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     『 good News !!! 』

2022-11-16 21:51:35 | 日記

             

Oさんからこんなカキコを頂いた!!!   流石Oさん!!!    目の付け所が素晴らしい!!! この解説を読むと昨日の判り難い画像の背景がよく判った。。。

 

 

イギリスのキイジスの背中の紋様ですが、

 最初の写真がブルガリア種(vespula vulgaris)、

2枚目の写真はドイツ種(vespula germanica)の特徴を示しています。

 顔の写真は肝心なところがボケていて分かりませんが、ブルガリア種っぽいです。

 

 掲載の背中の写真は異なる個体のものでしょうか。 送られてきたサンプルは3匹で、女王蜂:1匹、働き蜂:2匹うち1匹はボロボロだった。写真撮影は2匹で行った。女王蜂の鼻紋はゴツく、太くデカいと思った!!! 腹部の紋様は両者とも未だ見たこともない荒々しい紋様で日本産:ブルガリヤ種とは違うと思う。。。八ヶ岳にも3点鼻紋の種が居るが、これは乗っ取り専門蜂だという・・・美濃屋さんが八ヶ岳:観音森で捕獲撮影している。標高が超高く1600m近辺にしかいないようだ? 画像があるので探して見たい!!!!!

 佐賀博士は複数のサンプルを送ったのではないでしょうか。

 イギリスには上記の2種が生息しています。 

 

 ユーラシア大陸全般、ヨーロッパ、インド、中国、日本に生息しているのはブルガリア種と言われています。  

 ドイツ種は西アジア以西(ヨーロッパ、北アフリカ、イラン)に生息しています。 日本に居る乗っ取り3鼻紋蜂とそっくり!!!

 2種とも南北アメリカ、オセアニア等に人為的に持ち込まれ、新天地で繁殖しています。

 

 ニュージーランドで越冬することを覚え、巨大巣を作っているのはドイツ種で、

 生態系への破壊的な侵入者とされています。 

 

 北米大陸の一般的なイエロージャケット(アラスカ種、alacensisi)は、つい最近まで、

 ブルガリア種が人為的に北米に持ち込まれたものか、あるいはその近縁種と考えられていましたが、

 2010年に北米原産の別種(vespula alacensis)であることが、

 分子的&形態的(molecular & morphological)なデータによって示されました。  私がオレゴンで遊んだ種はこれか? 詳しくは見なかったが日本に居る種とソックリ!!!!!

 

 北米原産のキイジスとして他にペンシルべニア種がいて、これも死肉を漁ると書かれています。

 

 西洋社会におけるイエロージャケットは、ペスト同様、人類社会への脅威という切り口で、

 それなりに詳細に研究されているのだと思います。

 

 

 老い耄れ爺の見解    

佐賀博士から送られてきたアルコール付けサンプルは大まかな姿位しか読み取れず、少々、残念だったがOさんの補足解説で世界各地に生息している『キイジス』を知る上で大きな一石を投じてくれた!!!!! 凄いぞ!!! 凄いぞ!!!   Oさん、若かりし頃 USA  Boston  の MIT に留学していたことがありもう当時からヘボちゃんにはかなりの見解学識を持っていて校内の広い広い空き地で『キイジス』の巣を見つけていたという・・・ 老い耄れ爺と付き合うようになり『キイジス』と出会う度当時の実情をお聞きしてきた。

老い耄れ爺、過って現役時代出張や赴任を通して断片的だったが外国の『へぼ』ちゃんを知る機会に恵まれた!!!!! この辺の下りは拙い爺の駄洒落本『 shy the  Vespula・・・ 』で解説、お披露目している。

① イラン・テヘラン の公園にて・・・

 イランは御承知の通りイスラムの国。回教徒は肉食、羊:マトンを主食にしている・・・ マーケットは勿論のこと至る所で丸ごとの羊の肉を売っている。 如何にもイスラムの国!!! 丸裸の羊を切り売りし、売っているのには驚かされた・・・ 公園の片隅で丸ごとの肉に黄色いヘボちゃんがいっぱい来て齧り、啄んでいた。齧り取った蜂を追い掛け回した記憶はヘボちゃん好きの老い耄れ爺の記憶を鮮明に覚えている。。。 もう一寸の所で木陰、薮に入り見付けられなかったが凄い経験をした!!! 此処で捕まえた働き蜂をヘボちゃん好きの親父さんに土産とした。残念ながら此処での蜂姿の記憶は残っていない。 砂漠の国!!!イランの公園にヘボちゃんが居た!!!之だけの発見だけで世界の一角ヘボ事情が攫めた。

②USA・オレゴン州ポートランドの各地にて・・・

 オレゴン州には長期赴任したこともありヘボちゃんとのお付き合いは物凄い。 現地では『イエロー・ジャケット(キイジス)』と呼んでいた嫌われ者!!!忌避昆虫だった!!! 当時、毎週のように遊んでいたゴルフ!!! 此処ではどこのゴルフ場に行っても非常の沢山の『キイジス』を見ていた。ゴルフは総てセルフ・プレー。 至る所にビールやジュースの空き缶が積まれていた・・・これにイエロー・ジャケットがワンサカ来て甘い汁を運んでいた。 その数たるや尋常ではなかった!!! こうした光景を毎週見ていた・・・が、当時はヘボちゃんには余り興味もなく専らゴルフ!!! 時折、白黒のヘボちゃんを見たことがあった。この地で小朴の下部で『ホオナガ』の巣を見つけたことがあった。

晩秋、オレゴンの中部でゴルフコンペがあった・・・ 100数十人が集まったコンペで最終ホールに来た。 夕暮れ近くだった。#18ホール!!! ティーグランドに立つと此処でゾロゾロノ通い蜂を見た。ティーショット後これを辿ると土手に『イエロー・ジャケット』が吹き上がっていた!!!この時の感激は忘れられない!!!後日、日本に出張の機会があり、この時、親父さんから花火を貰ってきた。数週間後、婆とこの地を訪れた。 確か、ポートランドから150㎞位離れたゴルフ場で夕方、客が去った後婆を助手に燻してきた・・・そして、その晩、婆と蜂の子を抜き、佃煮にした。会社の従業員に食べさせたいが為の料理だった。 アメちゃん達はこれを見て「ゲェ~~~、ゲェ~~~」と言い、見向きもしなかった。 ホンの僅かな日本人赴任者で嗜んだ記憶も新しい!!! 10数段もある巨大巣だった!!!

オレゴンでの逸話はまだまだあるが、機会があったら、また、綴りたい・・・  このように物凄く生息している『イエロー・ジャケット』10月に入ると雨季が続く・・・ そうするとピタッといなくなる!!!この地のヘボちゃんは長雨には非常に弱いことを知った!!! ここまでに翌年の種蜂を残していたのだろう・・・ こういう繰り返しが毎年続いていた・・・ 後年、三宅名人にこの話をするとツアーを組んで一度出かけようか?という所まで話が進んだが出掛けるツアーはなかった!!!  因みに、オレゴンでは白黒の蜂は非常に少ない!!! 何故だろう? 稀にしか見なかった。 佐賀博士がアメリカヘボの画像を送ってくれたことがあった。 画像が出てきたら此処に載せたい・・・ 何処に入っているか?探し出すのに時間が掛かる・・・ 日本の軍:シダやピンコロとは体の文様がまるで違う!!! このカキコと併せ興味深い!!!!! 

 

③ソ連:ウラジオストックの話

 晩年、退職後、中小企業でアルバイトをしたことがあった。此処の社長がウラジオストック出掛けたことがあった。帰国後、ウラジオストックのホテルの周りで幾つも吹き上がっている巣があった!!!と話してくれたことがあった。どんな蜂かは不明だが此処でも凄い蜂数が居るらしい!!! ホテルの窓越しに吹き上がっているコロニーが見えるというから涎が出てしまう!!! 機会があった出掛けたいが今の戦時下では無理だよねぇ~~~????????

 

Oさん、素晴らしい情報有難う!!!流石だ!!! この情報で佐賀博士のサンプル裏付けコメントが出来そうだ・・・  

故松浦先生からこんな話を聞いたことがあった。元々はニュージランドやアメリカ大陸には『キイジス:イエロージャケット』は居なかった。ヨーロッパから輸出された材木や家具、梱包資材等に潜んでいた女王蜂が帰化したという・・・そして、何億年という年月をかけ新天地に適合していったらしい・・・ 一頃、ニュージランドから日本へ蜂の子として何10トンという『蜂の子』が入っていたという。先生はこういう話になるととても詳しかった!!!食文化にも相当興味を持って研究されていた!!! 昔が懐かしいなァ~~~… 

佐賀博士の友人等通してイギリスヘボ事情をもっと解明できる時代が来ればこの件はより鮮明になるだろう・・・そう言えば、現役時代、イギリスのゴルフ場で『キイジス』を見たことを思い出した・・・ クロッカスも沢山時世で咲いていた・・・ 『太い蕨』の群生地も見てきた・・・ ポートランドも同じく野生食の宝庫だった!!! 外国ってノンビリ穏やかだなァ~~~

<<<  補足説明 >>>

以上、Oさんの開設により世界中には多くの『キイジス』が居る事が解った。 北アフリカ~北欧にかけて①ブルガリヤ種、②ドイツ種、主流とされる②ブルガリヤ種(コモン種)そして後年別種とされた③アラスカ種となる。ヘボちゃん族の主流はどうやらこうした『キイジス種』という事になるようだ?日本でポピュラーな『シダクロスズメバチ』は日本特有の種という事かも知れない。そして、蜂狂の多くが多少舐めてかかる『ピン』ちゃんこと『クロスズメバチ』も日本特産種?かも知れない?  大分大分前になるが佐賀博士がアメリカ産だという背中紋の少々変わった画像を送ってくれた!!!これらも載せておこう!!! 

①ブルガリヤ種

②ドイツ種

  スリー・ポイント鼻紋

③ブルガリヤ種

日本の亜高山域に生息している私がよく載せている種。 この系統が世界でも主流のようだ? そして、極々近年になり新種とされた北米に生息している④アラスカ種という事になるらしい・・・

日本ではポピュラーはピンコロやシダクロは日本独特の種になるようだ? 米国に滞在中ゴルフ場で稀に見られたヘボちゃんに黒帯の輩が稀にいた!!! 飛んでいるのを見ただけでその詳細は不明だが後年、佐賀博士が画像を送ってくださった。それは今まで見た事が無い腹部斑紋で

こんな輩だった!!!! 『鼻紋』「ナイキマーク」が撮れていないのが惜しまれる!!! 日本に居る『ピン』ちゃんや「「軍:シダ」とは大分異なる腹部斑紋を持っている。一体、どんなコロニー形態をとっているのだろう? また、性格や習性はどうなんだろう?

 

そして、こうした情報と併せ考えるのだが形態学?から見る外観上の見立てとは裏腹にこの子達の性格(習性)、特性、そしてコロニー形成がどう組み立てられているか併せて考察しないと真の種を云々する域にはないと考える!!!「スガレ追ひ」等通してヘボちゃんと遊ばないと真のこうした種の神髄を知るには至らないのだと考える。 アメリカでゴルフ中に見つけ、後日燻し上げ食した経験はこうした観点からすると素晴らしい情報を提供していたんだ!!!と内心ホクソ笑んだ!!!  また、会社終業後、会社近くの林内でハムを吊るし手作りの紙縒りで飛ばした『スガレ追ひ』も懐かしい!!! 超塩ジョッパイあのハムを齧り取り運んでいたし、老い惚れが与えた紙縒りを運んでくれたから嬉しかった。正直、今日のような経験と知恵を持ち合わせていたらもっと素晴らしいアメリカ体験記が報告出来たろうに!!!と、正直、地団駄を踏んでいる。こうしたヘボちゃん達は、Oさんが言うアラスカ種の近縁種であること間違いないだろう・・・オレゴン州南部エルクホーン ゴルフ場で見つけ燻したコロニーは超大きく想定3~4kg、12段の巨大巣を抱え出した!!! 当時、防護服もなく撚り捩じった花火1本で鎌もなく掘り上げたのだからかなり勇気が要った!!! 同行してくれた婆:家内が居てくれたから格好付けて実現したのかも知れない?  そうそう、オレゴンの西北部太平洋岸のゴルフ場やカナダのバンクーバーでもこの種と白黒種を見たことがある・・・ 数は驚くほどではなかったが…・・・

もう20~30年若ければこうした秘めたるお宝の解明を試みていたのかも知れない!  実に、神秘の世界だ!!! ヘボちゃんと遊んでいると今では何となく会話をしながら思うように操れているから本当に可愛い子達だとノメリ込んでしまう!!! この子達は何故こうも高い知恵を授かったのだろう? この冬場、難解な『驚異の微小脳』『昆虫はスーパー脳』等々の文献を精読し直し、質的分野を高めよう。。。 そんな心境を抱いた!!!

 

 

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