BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

プラハの風景写真  プラハ本駅

2020-07-02 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」で、今回は、「プラハ本駅」(プラハ・フラヴニー・ナードラジー) の建物です。

駅は、1871年12月14日に開業。当時は、オーストリア=ハンガリー二重帝国時代で、フランツ・ヨーゼフ皇帝鉄道でしたので、駅名も「フランツ・ヨーゼフ駅」と呼ばれていたようです。その後、駅舎は1901年~1909年にかけて、ボヘミア出身の建築家ヨゼフ・ファンタによって、アール・ヌーヴォー様式建築に建て替えられました。

第一次世界大戦後、チェコスロバキアの誕生で、アメリカ大統領ウィルソン (東欧の民族自決を唱えた) の名にちなんで、「ウィッドロー・ウィルソン駅」となったことがあったようで、第二次世界大戦後に、現在の呼称「本駅」となったそうです。



線路が南北に通っていて、 駅舎は西側に位置していて、幹線道路のウィルソノヴァ通りに面しています。日本の主要駅に見られるような、1階がコンコース、2階がホームではなく、地上にホームがありますので、地下がコンコースで、地下鉄などの接続駅になっているようです。



駅舎正面 (メイン・エントランス) の建物で、ガラス窓のファサードや、時計が嵌め込まれた、上部ドーム型の塔が左右にあります。出入口は、木製のドアで、駅と言うよりは劇場といった雰囲気を感じさせます。



塔の外壁には、男女の大きなレリーフ像や、双頭の鷲像などの装飾が付けられています。





南北に長い駅舎で、両端にある大きな2つの駅舎建物は、現在、改装工事中とのことです。




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