上流開発とＣＣＳ最新動向盛り込む 石油鉱業連盟、「現状と課題」最新版

石油鉱業連盟はこのほど、「わが国石油・天然ガス開発の現状と課題」の最新版（2023 年版）を発刊した。
石鉱連では、石油・天然ガス開発業界を取り巻く現状を紹介するため、毎年「現状と課題」を発刊している。かつては石油や天然ガス開発に関して、数値や図などをもとに解説する基礎的なデータブックのような要素が強かったが、近年はその機能にとどまらず、CCS（CO2回収・貯留）や利用を含めたCCUS、水素・アンモニアなど、上流開発を応用してカーボンニュートラルにおける様々な分野での活躍が期待される中、毎年ターゲットを絞った内容も盛り込まれている。

石油通信社