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北朝鮮、ミサイルよりも恐ろしい50の地獄 それでも「平和的解決」を訴えますか?

2017年05月09日 06時19分25秒 | 日記

北朝鮮、ミサイルよりも恐ろしい50の地獄 それでも「平和的解決」を訴えますか?

北朝鮮、ミサイルよりも恐ろしい50の地獄 それでも「平和的解決」を訴えますか?

 

 

アメリカが北朝鮮に空母を向かわせ、朝鮮半島では一触即発の緊張状態が続いている。一部メディアは、有事の際の被害を恐れ、「圧力ではなく、対話による解決を」「平和的解決を」と訴える。

 

しかし、北朝鮮の体制存続を前提にして「対話」「平和」を望む前に、北朝鮮で現在進行形で起きている悲劇にもう一度目を向けてみたい。本記事では、脱北者などが今まで明かしてきた、悲劇の中から50項目を紹介する。

 

すべて、日本から飛行機で3時間ほどの所で起きている事実だ。

 

 

300万人が餓死

(1)1994年から1998年にかけて、北朝鮮は戦後最大規模の飢饉に襲われ300万人が死亡した。その数は人口の15%にあたり、死体を並べると、札幌から那覇までを直線で結んだ距離を往復することになる。

(2)空腹に耐えかねた人々は、木の根や皮も食べたため、多くの山が禿げ上がった。木の皮は、苛性ソーダを入れて煮て、やわらかくしてから食べられた。

(3)極貧のあまり家庭が崩壊し、両親のみならず子供さえも、街を彷徨している。

(4)1998年に行われた調査によると、北朝鮮の子供の3分の2が、発育障害、やせすぎの状態にあった。それは、当時内戦が終わりに近づいていたアンゴラの2倍の数だった。

 

 

餓死をよそに核開発を進める政府

(5)その間にも、金日成の墓が、約970億円使って建てられた。

(6)度々行われてきた核実験も、1回あたりの費用は約5億円と言われている。

(7)朝鮮人民軍が貧窮した際には、兵士がトラックで農場に乗りつけ、収穫を奪い取っていく。それが、軍隊優先政策の「先軍政治」の意味だ。

(8)人口2300万人のうち10万~20万人のエリート階級は、広々としたアパートや、壁をめぐらせ門で閉ざした一戸建てに住んでいる。

(9)1995年から2003年にかけて西側諸国から行われた食糧援助・物資援助の約30%が、政府のエリートたちに盗まれたと推定されている。

 

 

"政治犯"とみなされたら収容所へ

(10)こうした国に失望して脱北を試みても、途中で逮捕又は強制送還された場合、迫害、拷問、長期間の恣意的な拘束が科される。

(11)特に女性は、性的暴力を加えられることもある。

(12)妊娠している女性が送還された場合には、強制的に堕胎させられる。

(13)政治犯とみなされた者は、公判や司法による決定もないまま収容所に入れられる。

(14)トランジスタラジオで韓国の放送を聞いただけで、スパイとみなされ政治犯にされる。

(15)金日成の写真の載った新聞を尻に敷いただけで、政治犯にされる。

(16)韓国当局者若しくは国民又はキリスト教会と接触したことが見つかった者も、収容所に収監される。

(17)反党・反革命分子とされたら、家族全員が政治犯として収容されることもある。

 

 

収容所は現代のアウシュビッツ

(18)収容所では、毎日12時間から15時間の労働が死ぬまで続く。

(19)政治犯が失敗したり、反抗したり、労働のノルマを果たせなかった場合、保衛員(収容所の看守役)は殴っても、撃ち殺してもかまわない。

(20)囚人は保衛員の子供に対して、たとえ幼児であっても、体を90度曲げて「先生様」と言わないと処罰される。

(21)誰かがノルマを達成しなければ、連座制で全員が罰を受ける。そのため、囚人同士の相互の憎しみが増長される。

(22)仕事をサボったり、不手際をしたりした囚人がいれば、お互いに密告することを奨励される。収容所内では、人間を信じることもできなくなる。

(23)罰を受けて傷ついたり殺されたりした囚人に同情すれば、同罪とされる。そのため、囚人は他人の死にも無関心になっていく。

(24)ある収容所出身の脱北者は、縫製工場でミシンを落として壊した時、罰として右中指を第一関節で切り落とされた。

 

 

収容所で生まれ育つ人々

(25)労働や密告に励んで評価されると、報奨として結婚が認められる。ただし、相手を選ぶことはできない。

(26)収容所内の「報奨結婚」によって生まれた子供は、自動的に政治犯となる。そして、死ぬまでそこで収監される。

(27)収容所で生まれた子供は、母親を、食べ物を奪い合う強敵とみなす。前出の収容所出身の脱北者は、「子供は母を愛するものである」ということを、脱北後に知識として知った。

(28)前出の元囚人は、脱獄しようとした家族について密告し、家族は処刑された。それでも、罪の意識が芽生えなかった。

(29)級友を密告し、保衛員と一緒に鞭で打ったら、ご褒美をもらえる。

(30)政治犯収容所では、人生の中で一度も「愛」という言葉を聞くことはない。

(31)収容所内での自殺は"逃亡"とみなされ、家族は例外なく重い刑罰を科される。

 

 

収容所での異常な健康状態

(32)食事は1日に350グラムのトウモロコシ米(約1合)なので、極度の栄養失調となる。

(33)目を盗んでネズミ、ミミズ、トカゲなどを捕まえて食べなければ、たんぱく質が不足して数カ月で死ぬ。

(34)日々の重労働のため、40代になると、腰より上を前かがみにしないと歩けなくなる。

(35)だいたい50歳前に、ほとんどの囚人が栄養不足が原因で死ぬ。

 

 

毎日が処刑と拷問

(36)囚人はしばしば過酷な拷問を受ける。足から吊るされて、火で炙られることもある。

(37)母親に拷問を行う際には、その赤ん坊を軍犬のえさにする場合もある。

(38)保衛員の医者は「病気を治す」と称して、政治犯を実験台として手術の練習をする。麻酔を使わないので、囚人は激痛に耐えかね、そばのコップが割れるほどの大声を上げる。

(39)保安官による政治犯女性との性的関係が問題になった時、綱紀粛正のため、顔立ちの美しい政治犯250人余が処刑された。

(40)逃亡未遂者は、木の棒に縛り付けられ、足に釘、鼻にスプーンを突き刺される。その状態で、容赦なく石を投げるように強要された他の囚人たちにより、殺される。

(41)囚人が勝手に3人以上集うことは許されない。許される機会はただ一つ。それは、公開処刑の時。

(42)牛の世話を怠けただけで、生き埋めにされる。

(43)ひもじくて、小麦の穂を5房ポケットに入れただけで、女の子が撲殺された。

(44)収容所内で勝手に妊娠することは重罪であり、処刑される。例えそれが、保衛員の強姦によるものであっても。

 

 

自由への憧れ

(45)ある囚人は20歳を越してから、始めて平壌の存在、お金という概念、地球が丸いことを知った。

(46)彼は焼肉の話を始めて聞いたとき、脱獄・脱北への決意が押さえられなくなった。「自由」とは、焼肉のことだった。

(47)政治犯の中には、日本にいたことのある者や、親日的な者もいる。なぜか日本製セイコーの腕時計、日本製商標のついた服、日本の免許証や着物、下駄、日章旗、などを大事に持っている者もいる。

(48)過酷な囚人生活に耐えられず、精神異常となるものが続出する。彼らは、隔離病棟に入れられる。特に元日本人妻は生活に適応できず狂いやすい。

(49)国連は、現在も大規模政治犯収容所に8万~12万人の政治犯が拘束されていると見ている。米国国務省や各種人権団体は20万人と推定している。

(50)国連調査委員会は、この50年間に数十万人が政治犯収容所で死亡したと推定している。

 

 

「対話」「平和」とはいったい何なのか

数百万の人々を犠牲にしてまで、断固として進められてきた核開発。それを放棄させる「対話」とは、いったいどのような魔法なのか。

 

そんな国を維持するために、今日も誰かが収容所で叫び声を上げている。「平和的解決」を訴える人たちが語る「平和」というのものが、いったいどこにあるのだろうか。

 

「北朝鮮の体制存続」を前提にした議論自体、もう限界なのではないだろうか。

(馬場光太郎)

 

【関連記事】

2017年4月28日付本欄 北朝鮮へ軍事力を誇示するアメリカを批判する左翼メディア 平和を乱すのはどっち?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12938


もし北朝鮮で戦争が始まったら、韓国にいる日本人は逃げられる?

2017年05月09日 06時17分53秒 | 日記

もし北朝鮮で戦争が始まったら、韓国にいる日本人は逃げられる?

政府が検討している「在韓邦人の退避策」の概要を6日付読売新聞が報じました。

記事によれば、政府が検討する「在韓邦人の退避策」は次のようなものです。

 

基本方針としては、北朝鮮との軍事的緊張が高まった段階で、政府が在韓邦人に退避勧告を出し、チャーター機や民間機で韓国から退避させます。それでも取り残された在韓邦人は、シェルターに一旦退避し、それから72時間後、アメリカ軍の車両で釜山へ輸送、釜山から福岡県まで海自艦で輸送することが検討されています。

 

トランプ大統領が北朝鮮問題を解決すると宣言し、北朝鮮への圧力を強めている以上、在韓邦人の退避方法は早急に検討すべきことです。本欄では、今回の政府検討も踏まえながら、懸念事項を考えていきます。


新大統領マクロン氏はどんな人物? フランス経済を復活させられるか

2017年05月09日 06時15分55秒 | 日記

新大統領マクロン氏はどんな人物? フランス経済を復活させられるか

フランス大統領選は、7日に決選投票が行われ、EUとの関係強化を訴えていたエマニュエル・マクロン氏が、極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ル・ペン氏を破り、当選を決めた。

 

今回の大統領選は、当初より波乱づくめだった。フランスの二大政党である社会党と共和党の候補者が、ともに決選投票に進めなかったのは、現制度始まって以来のこと。

また、マクロン氏は地方選も含めて選挙経験がなく、39歳という戦後最も若いフランス大統領となる。政治家としての経験不足も不安視されていたが、有効投票数の65%以上を獲得し、ル・ペン氏に大差をつけて勝利した。

 

どんな経歴や考え方を持つ人物なのか。

 

 

右でも左でもない路線?

マクロン氏は、パリ政治学院、国立行政学院を卒業したエリートで、フランス財務省に勤務した後、ロスチャイルド銀行に転職。副社長格にまで昇進した。

 

銀行を辞めた後は、社会党のオランド大統領の下で側近をつとめ、2014年に経済相に就任する。在任中には、年間5回に制限されていた商業施設の日曜営業の拡大、長距離バス路線の自由化など、規制緩和を進める「マクロン法」と呼ばれる法律を可決させた。

 

その後、「右でも左でもない政治」を目指すとして、「前進!」と名づけた政治運動を設立し、昨年8月に経済相を辞任。大統領選挙への立候補を表明した。

 

元社会党員であり、積極的な移民・難民の受け入れや弱者保護といった左派的な傾向を持ちつつも、経済面においては、法人税の減税、国営企業の民営化など、自由主義的な政策を打ち出している。

こうした政策が、既成政党に対する不信もあいまって、右からも左からも支持を集めることになったのだろう。

 

 

国家を繁栄させる哲学を打ち出せるか

フランスの有権者は、フランス経済の低迷を打ち破ってくれることを若き大統領に期待しているだろう。だが、EUの枠組みを守り、単一通貨ユーロを維持し、さらにエネルギーやデジタル分野でも単一市場の創設を目指す点は、最近のフランスの路線と大きく変わらないようにも思える。また、ドイツのメルケル首相と同じく、緊縮財政の傾向も強い。

 

このようなマクロン氏の主張は、一部のグローバル企業にとってはありがたいかもしれないが、フランスの繁栄につながるかどうかは分からない。

 

アメリカのトランプ大統領は、アメリカ企業の国内回帰、雇用創出を促すための税制改革、大規模なインフラ投資など、アメリカ経済を復活させる手を着実に打っている。

トランプ氏には、「企業は雇用創出や納税を通じて、国家の繁栄に貢献すべきだ」「国民一人ひとりが働いて富を生み出し、アメリカを強くしよう」という明確な哲学がある。

 

もし、マクロン氏がEUの枠組みについていけば大丈夫だと思っているならば、フランスの繁栄や独自性は失われていくかもしれない。

 

「右でも左でもない」スタンスが、新たな繁栄の指針を打ち出すことにつながるのか、それとも国家を繁栄させる哲学が見えないだけなのか、次第に明らかになってくるだろう。

(小川佳世子)

 

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