光の「カナタニ」行くぞ
北朝鮮収容所の恐怖の実態が、明らかとなってきています、「唯一の脱出者」が体験語る内容は、CNNから転載させて頂いても、多くの方々に知って頂きたいと思います。
非人道的な人権侵害は、許されません。余りにも悲惨な現状に涙を覚えます。正義ある国〃が結集し、北朝鮮の人民を解放するべく計画を練って頂きたいと強く感じます。
しかし、北朝鮮は韓国、日本、アメリカを相手にミサイル攻撃を示唆し、他国を恫喝する狂暴な行動に、静観するしかない現状です。
資金源を凍結しても、中国は、陰で北を軍事的に経済的に支援する裏工作で、体制維持を図っていますし、アメリカは世界の警察と呼べない弱腰な状況で、恫喝に屈しています。
北朝鮮の軍部のクーデターか、金 正恩の反対勢力による暗殺を期待するしかないのが実情です。はがゆい現状に、北の味方をして、深く関わっているのが中国であり、悪の枢軸の元凶であると言えます。
北朝鮮収容所の過酷な実態、「唯一の脱出者」が体験語る
2013.05.13 Mon posted at 18:02 JST
ソウル(CNN) 北朝鮮の強制収容所で生まれ育った脱北者、シン・ドンヒョク(申東赫)氏(30)の体験を通して収容所の過酷な実態を告発したルポ「エスケープ・フロム・キャンプ14」(邦題:北朝鮮14号管理所からの脱出)がこのほど韓国で出版された。
出版を記念してソウルで開かれた講演会には、シン氏と同書の著者のブレイン・ハーデン氏が出席。シン氏は牛糞肥料の中からトウモロコシの芯を拾って食べた経験や、母親や兄弟が処刑される場面に強制的に立ち会わされた経験、看守が絶対的な権限を握って子どもを容赦なく殴り殺す収容所の実態などについて語った。
シン氏は北朝鮮の強制収容所で生まれ、生きて脱出できたことが知られている唯一の人物。ハーデン氏がその証言をもとにまとめた同書は英語版が2012年3月に出版され、これまで24カ国語に翻訳されて、映画化も予定されている。
シン氏は「北朝鮮の強制収容所の存在を世界中の人に知ってもらいたい。北朝鮮には動物のように生まれ、飼育される人たちがいる。そのことを説明しなければならない」と力を込め、ハーデン氏も、北朝鮮の現状を周知させる目的で同書を執筆したと話した。
シン氏の背中には今もやけどの跡が残り、指先は欠損している。
各国のメディアの取材に応じて「北朝鮮の人権状況に注目が集まったことはうれしく思う」と話す一方で、「私の個人的事情の方に関心が向くことは望まない」「個人的には自分の過去から逃げ出したい。体は北朝鮮から脱出したが、心はまだ脱出できず、記憶はまだあそこにある」と打ち明けた。
ハーデン氏は、これまでに60人以上が、北朝鮮の強制収容所について申氏と同じような体験を詳細に語っていると説明、「シン氏の悲惨な物語は、ここから400キロも離れていない場所で、今この時も続いている」と訴えた。
同書などがきっかけとなって、3月にスイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会では、北朝鮮が「深刻、広範、かつ組織的な」人権侵害を行っているとして、調査に乗り出すことで合意。このほど委員が任命された。
3人の委員は北朝鮮での行方不明者や拉致事件、食糧管理、拷問などの問題について調査し、9月に中間報告を行って、来年3月までに最終報告書をまとめる。
これに対して北朝鮮は、人権侵害の事実はないと反論、市民は「誇りと尊厳をもって幸福に」暮らしていると主張している。