クリンソウ(九輪草)である。
サクラソウ科の多年草。
花の咲き方が、寺の屋根の先端に付いている九輪に似ていることからこんな名が。
山地の湿った場所や沢沿いなどに生育する。
画像は筑波実験植物園にて撮影したもの。
園内の小川のそばにたくさん咲いていたが、スタッフが地道に増やしてきたんだそうだ。
色は白や赤、ピンク、赤紫など多様。
春先、放射状に伸ばした葉の間から茎を伸ばして花を咲かせる。
サクラソウの仲間では大型。
県内にもそちこちに群生地があるようだが、行ったことはない。
ミニ尾瀬公園で見てはいるけど、自生地ではないからね。
機会があったら行ってみたいのだが、花はタイミングが合わないと見れないのが難ではある。
花期は4〜6月。
朝のうちは雨が降っており、午後から晴れるという予報ははずれ、ずっと厚い雲に覆われていた。
気温は20度を超えたらしいが、そんな暖かさは全く感じなかった。
暑さを体験すると、冬場はポカポカなんて言っていた気温が肌寒く感じるのがね。
手足が冷えて火の気が欲しかったわ。
天気のせいもあるのだろうが、朝から調子が悪くてげんなり。
片付けをちょっとしたくらいでお籠り状態であった。
猫たちもほとんど家にいて、思い思いの場所で寝てたなあ。
ニオイシュロランが咲き始め、庭に出るとその匂いに具合が悪くなる。
ヒサカキも咲くと匂うが、これとは違う独特の香り。
甘ったるいというのか、人によってはいい香りなんだろうが、私には嫌な香り。
花が咲いて、風に乗って香りが届く植物は割とあるけど、これらはどうも好きになれない。
これから咲き出すアピオスも独特の香りなので、咲けばすぐに分かる。
香りといえば、ちょっと山道を歩くと、今の季節はノイバラの香りが漂ってくる。
主張するほどの香りではないが、近くで咲いているなとすぐに分かる。
このくらい、控えめだったらいいのだけどね。
あとは、ハーブのように、接触したら香るというのもいい。
嫌いな香りなら触れなければいいわけだもの。
明日は晴れて予想最高気温は24度だそうだ。
手足が冷えるは解消されそうだけど、このあとは気温が高い日が続くみたいなので、また具合が悪くなりそう。
ああ、もう普通に生活できる体が欲しいものだ。
冬場でも裸足で歩き回っている娘が羨ましい。