引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知(いんどうさち)きほん学級 2018年2月11日

2018年02月21日 | 和食はじめの一歩教室

 

 今日は、北京に赴任されてたMさんが

3年半ぶりにカムバックされました。

多忙な日々のようですが、取り敢えず

春の和食、楽しんでほしいと思います。

かつお箱は、かつては日本の台所の

必需品でした。

かつお節を削るのは子供の仕事。

いま、60代から上の人達は

「学校から帰ると削らされた」世代。

 

母の指示通りの量を削って母に渡せば、

台所からだしの香りが広がり、

しばらくすると、汁物、煮物、おひたし

和え物につかわれ、食卓に。

お弁当のおむすびの具のひとつだったり

日曜日は、ときどき、うどんのつゆに、

和食にかつお節は、なくてはならないもの

でした。

 

その時代から40年のいま、

わたしの教室は静かなかつお箱ブーム。

さて、だしとりです。

こちらの昆布は、

拙著『だし取り教室」109ページ、

土居さんの昆布

同じく拙著ページ、108ページ、

枕崎産本枯れ節。

いま削りたて。

ひさしぶりの、だしとりです。

自宅とはちがう、緊張感が・・・。

試飲。

切り干し大根

冷めた方がおいしいから、

つくっておきましょう。

 

「唐辛子、つぶれた」

寒風がこしらえた乾物。

しみじみおいしい。

朝昼晩、続いてもちっとも飽きない。

鶏の香味お焼き。

練り混ぜます。

混ぜてるのは過去3回登場、だし男子。

焼きはじめました。

片面、焼けたら返します。

もう、ええんちゃう?

まだよ、まだまだ・・・。

お皿はこれね。

たぬきのお肉(笑)、炒めてます。

で、たぬき汁の材料、そろいました。

竹製の鬼おろしで、大根をおろしてます。

普通の大根おろしでいいんですよ。

ただ食感がね、しゃりしゃり、ちがうのね。

本物のみぞれのように見えます。

今月は、これがね、もうね、大好評でした。

脇から酢醤油を注ぎます。

奈良漬の、漬物ごはんもできあがり。

書けないのですが、ごはんに混ぜた

だけじゃないのですと。

湯豆腐につかう昆布

賞味期限、気にしなくていいんですよ。

お鍋、運んでね。

たぬき汁

配膳。

 さて、翌々日うれしいメールが

届きました。

だし男子は「たぬき汁」を早速

復習とのことでした。

 

弟さんと男だけの兄弟で育ち、

だしとり教室に初めて参加の際、

「なんもできない」と言ってた

のですが、格段、動きがよくなり、

手早くなり、その成長ぶりに感動

しました。

次回はプライベートレッスンで

参加したいのだそう。人数集めて

ぜひ、参加してください。


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