引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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夏やすみ。8Bの鉛筆

2018年08月22日 | ときどき日記

夏やすみは、文房具売場をぶらぶら。

 

 筆記用具は、PCをつかいはじめてから

頻繁にはつかいませんが、

鉛筆、万年筆、毛筆、クレヨン、クレパスは

いつでも使える状態にしています。

 

 8Bの鉛筆がちびてきたので、

35度の酷暑のなか、

伊勢丹新館8F文具のセレクトショップへ。

 

8Bは、書き心地がなめらか。

なめらかってことは、

頭に浮かんだことが

右腕を通り、指先に走り、抵抗なく鉛筆の先に届き、

気持ちよく遊びや仕事が運ぶのです。

 

レシピを考えるとき

まずは鉛筆でラフに書き、

盛り付けのイメージは絵で描く、

ということが多いのですが、

そんなとき、上記の筆記用具が

必要になります。

 8Bの鉛筆は、GEKKOSOという

メーカーの国産。ゆっくりと手で

削るのもいいのですが、伊勢丹お

すすめのシャープナーもあります。

FABER-CASTELLのCASTELL900

直径21㎜と24㎜の鉛筆に対応

できる2穴のシャープナー。

色といい、形といい、ごきげんなのです。

鉛筆のあとは、本館の文房具売り場に。

 

酷暑でしたから、家で過ごす日が多く、

あちこち、あれこれ断捨離しました。

普段あけない小引き出しには、

パーカー、モンブラン、シェーフアーの

ボールペンが色を失い、眠っています。

当然カートリッジのインクは切れてます。

さてはて、捨てるにもエネルギーが必要、

使えのか否か

恥をしのんで

伊勢丹で相談することに。

使えるのなら、残すことにしよう。

 

・シェーフアーは、

この型に合うカートリッジがなく使えません。

「銀ですのにね」と店員さんがピカピカに

磨いてくださり、成仏。

・モンブランも、

この型に合うカートリッジはなく、新しい

型のを、間に合わせで入れることに。

 ・生きかえったのは、パーカー。

実は、このパーカー、初任給で銀座三越で

求めたもの。

たしか、1200円でした。

会社が、銀座四丁目三越の裏手のビル(現

三越の新館)にありましたので、つい。

でも、100円のボールペンのほうが

軽くて書きやすいですね。

 

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夏やすみ。 苦瓜。

2018年08月14日 | いまが旬!

苦瓜、

いまや珍しくもなんともない苦瓜ですが、

大好きでして、

5月に苗を地元・生活クラブでもとめ、

1本植えてみました。

先週、やっとこさ2個なりました。

下の方にチビがいます。

苦瓜(別名ツルレイシ)。

ニガウリ、レイシ、ゴーヤと呼ばれています。、

学名は、モモルデイカ・カランデイア。

原産地は、熱帯アジアや東インド。

中国には明の時代に入り、

日本に渡来したのは1600年前後、江戸時代のよう。

苦味成分は[モモルデシン」。

この苦味の刺激が涼味を感じさせ、

豊富な栄養が暑気払いをしてくれます。

栄養的にはビタミンCを多く含み、

熱に弱いCですが、チャンプルのように

油で炒めてもCが壊れません。

濃い緑色からもおわかりのように

カロチン、ビタミンAも豊富です。

涼味を味わえて、熱を下げ、胃に効き、

目にも効き、強精剤にもなるという

スタミナのつく野菜です。

葉物の乏しい夏、助かりますね。

 選び方ですが、ブツブツの多い方が

おいしいそうです。

 

苦瓜は緑色の「未熟果」を食べますが、

熟すと果肉はオレンジ色になり裂開します。

種は赤く、ちょっぴりグロテスクに。

こんなふうにね。

約2日でこんなになっちゃうんですよ。

この「完熟果実」を試食するつもりでしたが、

この日は、丸1日外出していたので食べられず、

翌日は1日中雨が降ってて・・・・。

 

翌朝見たら、

こ、こんな風に裂開。

果肉は、やわやわ。

種は、下のボトム部分に降りて、

たまっていました。

ちょっぴり雨も入っているようで

食べるのはあきらめました。

 

 わたし、実は昭和33年の夏休みに、

同級生の家の畑で、この完熟苦瓜を

初めて食べています(彼女のお父上

が農業試験場所に勤務されており、

全国から野菜の種子を取り寄せ自宅

の畑でも試験的に育ててらした)。

サイズは7~8cm、色は写真より

ももっと朱色に近く、ブツブツ突起

物がある不気味な実。

甘かったのは覚えていますが、どんな

甘さだったのか覚えてなくて、今年は、

自分で育てて甘みを確かめたかったの

ですが・・・。

 

チビの方は、昼食のおかずにします。

大きさは、スマホと同じです。

種を取ります

ワタもたべてみました。

苦味はなく、しっとりしてて

ちょっぴり甘く、おいしくて

新しい発見。

 

1分間ゆでて、水道水をうたせて

冷やします。

 オーソドックスに、ポン酢でいただきます。

 

冷やしている間にポン酢をつくります。

醤油大さじ1:レモンの絞り汁大さじ1

ポン酢に削り鰹を加えます。

削り鰹は、好きなだけ。

冷めた苦瓜を3㎜幅に切り、器に盛って

ポン酢をまわしかけます。

*苦瓜は、ポン酢にひたしません。

かつお節、もうちょっとかけよう。

 やっぱり、もぎたては、みずみずしく、

さわやかな苦味が格別です。

ジュースもおいしいですよ。

 

 

 

 

 

 

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夏休み。食事会8月3日

2018年08月13日 | ときどき日記

「夏休みはカンピドイオに!」

という方々と久々に伺いました。

「中山さんのお別れ会を兼ねて、

前菜でまずは、乾杯!

 間接照明なので、お料理写真が

美しく撮れません。

あさり

サラド

みんな大好き ペペロンチーノ

 牛肉といんげんの煮込み

ごちそうさま!

もう一回!

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引頭佐知(いんどうさち)和食ラボ 2018年7月31日 

2018年08月06日 | いんどうさち 乃木坂分室・和食ラボ

7月は、お盆のための精進料理をつくります。

だしは、今年は一番だしでつくります。

 

 材料は、オーソドックスに

乾物は、干ししいたけ、木耳、

(だし素材の昆布と鰹節も乾物)

高野豆腐、凍み豆腐

ラボですので、比較を。

あ、乾燥湯葉もつかいます。

他は、加工品のこんにゃく、豆腐

そして、

どこででも入手できる季節の野菜。

 

高野豆腐、凍み豆腐を戻します

豆腐で、焼き物の「擬製豆腐」を。

 両面、焼きます。

夏野菜で、酢の物。

じゃがいもは、生ですよ。

干ししいたけの含め煮

めちゃくちゃゴージャスな旨煮と香りです。

高野豆腐と凍み豆腐

2種の豆腐、

含め煮で

旨みと食感のちがいの比較です。

煮染めの盛り付け

高野豆腐、焼き生麩、干し椎茸

焼き物の盛り付け

擬製豆腐、ピリピリこんにゃく、オクラ

夏野菜の酢の物 盛り付け

ゆかりごはん

ゆかりは、もちろん、いま拵えたもの。

昨年漬けた梅干しの赤紫蘇を

細かに細かに細かにきざんで・・・。

瓢型の物相で抜きます

汁は、冬瓜汁

もう少し大きな冬瓜が欲しかったのですが・・・。

 

すいかよりも利尿効果大の冬瓜。

今日はスーパーで、たくさんみかけました。

たっぷりの生姜をあしらって。

のぼせやすい方は、生姜は少量に。

ご先祖さまと、

いただきます!

 

擬製豆腐

OLの生徒さんNANAさんから

「おいしくできました」とLNEで

写真が届きました。

ほんとにおいしそうで感動しました。

きっと、お弁当に詰めてるはず。

会社でちょっぴり自慢、かな。

 

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引頭佐知プライベートだしとり教室2018年7月28日

2018年08月02日 | いんどうさち だしとり教室

台風、関東直撃というニュースに、

どうなることかと心配しつつの教室

でしたが、7名さまのご参加いただき、

雨の音、確かめながらスタート。

 

真昆布、利尻昆布、羅臼昆布、日高昆布、

4種の昆布、それぞれの形や香り、固さ

などを比較していただきます。

 昆布の試食。

小さく切った昆布を口に含み

それぞれの旨味、口溶けをたしかめます。

前夜から水出ししておいただし。

冷蔵庫から出します。

5種のだしをとります。

写真にはありませんが、

もう1種は、干し椎茸。

削りたての本枯れ節。

かつお節昆布だしと合わせて、「一番だし」を。

左は削りたての「本枯れ節」

右は、袋詰めの削りかつお。

さて、だしとりスタートです。

日高昆布+伊吹いりこ(中小羽)

試飲タイム

 真昆布+伊吹いりこ(大羽)

 

 真昆布+本枯節

 

 

 削り鰹

 だしがら

㊧大羽いりこ、㊨中小羽

㊧袋詰め削り鰹、㊨本枯節・削りたて

宮崎産 切り干し大根。

 

洗う程度で、水気を切り、炒めて、

「昆布といりこの合わせだし」で煮ます。

みりんもつかいましたが、醤油だけで

大丈夫です。

夏のだしとり教室・定番のお味噌汁。

なすの味噌汁。

ごま油でソテしてます。

かきたま汁の材料

 出来上がり。

切り干し大根と油揚げの煮物

唐辛子、上にのせますか?

お願いします。

できあがり!

かきたま汁。

だしは、吸い物ですから、一番だし。

 胡瓜とわかめの三杯酢。

今月は、この三杯酢を各教室で講習。

一生使っていただきたい、

三杯酢の割合を覚えていただきたく。

 

一番だしが決め手です。

(あ、「かつおだし」でもつくれます)

いただきます。

料理は、拙著から。

・豆腐と三つ葉のかきたま汁

・油揚げと切り干し大根の煮物

・胡瓜とわかめの三杯酢

・椎茸の炊き込みごはん

・焼き茄子の味噌汁

お吸い物を飲み終えたら

次は、焼き茄子のお味噌汁を。

昆布といりこの合わせだしです。

 

「全部盛ってもいいですか」。

どうぞ!もったいないですから。

お味噌汁のおだしには、

旨味の深い「昆布といりこの合わせだし」が

とても合います。

昆布がなければ「いりこだし」だけでもどうぞ

吸口は粉山椒。

OL生活だと、

なかなか買い物もままならないようです。

だしとり、初めは削り鰹だけでも、

いりこだけでも、始めていただけると

うれしいです。

まずは、お味噌汁から、どうぞ。

 

 

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