― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

8歳になったユキ丸くん

2022-06-30 | ロック・ユキ丸・チャチャ丸 話
 
ユキ丸8 になりました。
ロック同様 保護猫なので 生まれた日はわかりませんが、
彼もまた 出会いの日が お誕生日代わりとなりました。

   8年前の 6月27日の夕食の支度中。
   チッチが「はい 頼まれた物 買って来たよ。」と言って見せて来たのは 子猫でした。
   予測不能な出来事に 一瞬 時が止まったようになり、
   そのあと襲ってきた衝撃波の威力で 戸惑いが治まらない。
   我が家に訪れた 再びの 緊急事態 でした。
   もう生き物は絶対に飼わないと強く決意した わずか3か月後に ロックを拾い、
   それから 約1年後に ユキ丸 を拾ってくるなんて… ありえないでしょう!
    〔 とはいえ、ロックの時に続いて 2度目の無理やり増員だったわねー! 〕
   いやおうなく また家族が増えてしまったことも 思い出すたび 苦笑です。
   出会いの場面は やっぱり忘れられないものです。


     (ユキ丸が来た日の関連記事は
         ありえない! またも家族増員家族増員 その後の1週間ユキ丸が来た日
         ユキ丸 7歳 で ご覧ください。)



ロックの時と違ったのは
日にちからも シッポからも 導き出せそうになかった名前でした。
ユキ丸 に決まるまでには小さなドラマがありました。

   当初 「ロック の次は ポップ がいい!」 なんて言い張っていた チッチ。
   それがいつの間にか シロマル と呼ぶようになっていて 困惑させられました。
   けれど それだと 略すと シロ になってしまい、犬っぽく思えて ちょっと違和感!
   私が簡易的に使っていた おチビ という呼びかたを
   ロック が すでに認識しているように見えるのも問題に思えました。
    〔 さすがに決めないと…! 〕
   この時、顔を埋めるといい匂いがすることや 普段の様子から
   すっかり女子だと思い込んでいた身内たち。
    〔 今回は女の子らしい名前にしてあげたいな! 〕という思いもあって
   チッチから ユキちゃん という提案があった時
   真っ白でもなく 季節外れ感が強いことに 少々 戸惑いは感じながらも
    〔 <融けてちょっと汚れちゃった雪>と思えばいいかな! 〕
   そう思って納得することにしました。
   急に聞いたこともない呼び名に変わったことに ロック も そして本人(本猫)も
   戸惑いはあったかもしれませんが、この時は これで一件落着と思えました。
   ところが、ロック を男の子と間違えたように ユキちゃん も性別は逆。
   実は男の子であることがわかって、大ショック!
   スッタモンダのあげく めでたく (?) 、ユキ丸 に落ち着くこととなりました。


この顔が 女の子に見えたの?

普段はどうせ ユキ って呼ばれることが多んだろうから
女子でも男子でも 大して差はないような気もするけどね!

我が家に来た当初は ロックに威嚇されていた ユキ丸くん
それでもめげずに付け回し、1ヵ月ほどで
子分として(?) ほぼほぼ認めてもらうこと成功したようでした。
 〔 ラビマーブル の関係 を思い出して 感慨にふけりそう! 〕
 〔 このふたりも あの子たちみたいに心底仲良くなってほしいものだわね! 〕
うまくいき始めた関係が ホッとする気持ちと嬉しさを与えてくれました。
ところが、一時は友好的になれたと思った 人との関係 のほうは
なぜか急変して、それ以後 気を許す気配さえ感じられなくなりました。
〔 なにか気に障るようなこと した!? 〕
〔 酷いことをされたり 怖い思いをしたのを思い出したの? 〕
オーバーに思えるほどの臆病さが心配になりました。
声をかけても 目があっても 近くを通っただけでも
シッポを巻いて サッと消える 逃げ腰状態が止まらない。
 〔 まるで忍者のようだけど、忍者には絶対なれないタイプよねぇ! 〕
触れられたと思っても 震えかたが尋常じゃなく、
こっちが悪いことをしている気分にさせられる 負のループが続きました。

   そんな状況なので 慣れるのを気長に待つしかないかなと
   思わされていたような時期がありました。
   けれども 後に チャチャ丸 が家族になっても
   ロックチャチャ が 甘えているのを見ても
   こちらから声をかけ続けても
   自分から近寄ってくることはありませんでした。


そこで気になったのは
 〔 本当はどう思っているんだろう? 〕 ということでした。

   ふたりが せっつくように甘えてくるのは 構ってほしいからです。
   それを見て 本当は自分もやってもらいたいんだけどなとは思わないの?
   本当に気持ちいいと思うほどのものなのか ちょっと試してみたいなとは思わないの?
   気持ちはあっても 自分からは行けないし、怖い思いもしたくない?
   もしそうなのだとしたら、少し強引でも こっちから行くしかないんじゃないの!?
   そして 触れられることは気持ちがいいんだ ということをわかってもらいたい。
   ちょっとだけ緊張を解いてみたら あんがいフ~ッっと脱力できることもあると
   知ってほしい。 そう思うようになりました。



自分でもよくわからないんだけど、条件反射みたいに反応しちゃうんだ!?
でも 怖いと思っちゃう気持ちは 嘘じゃないよ!

触ろうとしただけで ビクビクする。
触れただけで 震える。
抱っこされても 緊張してガチガチになり すぐに逃げようとジタバタする。
臆病な同類としては そんな気持ちは かなりわかります。
それでも このままでいいとは思えなくなっていました。

   静かなのが好きなのかなとは思わずに 今まで以上に話しかけ、
   しつこくはし過ぎないけれど 触れる、触る、撫でる、軽く叩く…など
   数多く接すること、接している時間を増やすことに重きを置いて繰り返しました。
   けっこう頑固な点もあるため 少々 時間はかかりましたが、
   その甲斐あって 今では こねくり回されるのも 大好きになり、
   甘えたい時には自分からやってくることも多くなりました。
   まだ臆病さがなくなったわけではありませんが、
   昔とは比較にならないほど 自分が出せるようになり、
   最近は 猫草も みんなと同じように 自分から貰いに来るようになりました。




            居場所は いっぱいあります。 寝かたも いろいろあります。
                     自由に、快適に…!

           昔を知っていると 気の緩んだ顔が見れるだけで嬉しく思えてきます。

ちょっと置いた丸椅子を こんな風に利用して寝ていることもありました。


                   緊張感なんて、もうないのかな!?

緊張感がなくなると 柔軟さまで なくなるのかな!?

その上 今は <いつでも待ってますよー状態> になっているようです。

   目が合うと だみ声で求め、名前を呼ぶと 律儀に応えます。
   待っているのがわかりすぎるほど 大きな喉鳴らしが 素直過ぎて笑え、
   抱っこのされかたも とても上手になりました。
   そういえば、勝手に始めた 餌待ち も いまだに続いていて
   毎日キュンキュンさせられています。


     餌待ち = 誰も 待てとは言っていないのに、迎えに行って抱っこして連れて来たのが
          かなり嬉しかったらしく、それ以後 目の前の餌に前のめりになっても待つ
          ようになりました。餌より抱っこがいいのか、習慣になったのかは ユキ
          しかわかりませんが、大きな図体や目つきの悪さと可愛らしさとのギャップ
          には 萌えるものがあります。



触ってほしくて、構ってほしくて、喉鳴らしが止まらない!

こんなことされたら もう たまりません。
よく考えたら 毛むくじゃらのおっさん! それでも そんなの関係なしです。
たとえ あざとさからくる仕草だったとしても 許せちゃいます。

(これが人だったら… ちょっとわからないけれどネ!)
ん? まさか オバケの真似で涼しくしてくれようとしてる ってわけじゃないわよね?




こんな風に遊んでいる姿も 可愛くて好きなのに
見ていることに気づくと止めてしまうから 残念です。

ん? まさか おっさんだという自覚で 恥ずかしくなっちゃってるわけじゃないわよね?


いずれにしても
やっぱり 待っているだけではダメなんだなと思います。
臆病な子は 何かきっかけがないと変われない!
人間より命は短いのだから
勿体ないと思う時間は少しでも少ないほうがいいと思っています。
                  ※ ただし その子の性格や状態などもあるでしょうから、
                    これはあくまでも私の感想ということになります。

       初めは この何倍も凄い顔になってたと思うんだよね。
  「でも 自分からは 絶対いけなかっただろうから 僕もよかったと思ってるよ!
         「それでも 男としては クールに振る舞っちゃってるんだけどね!
                            … なーんて言ってみたいな!




ちょっとわかり難いけど、
下顎のほうが出ている感 が たまらない!
そこを横からプクプクする快感がまた たまらない!


 
どんどん甘ったれになってきている ユキ丸くん。
よく目が合うのは お互いに気にしているからでしょう。
甘ったれに目覚めるのが遅かった分は
取り戻すくらい甘えちゃっていいからね!
…ということで、ユキちゃん これからもよろしくネ!


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