― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

秋には肌まで 紅葉色!?  ― 色づく街 ―

2011-09-25 | 動物・生き物 に関するお話
 
もみじの季節 には まだちょっと早いようですが、
前回の記事の最後に書いた
 秋には ちょっと踏み込んで 歌詞の世界を 散策 してみるのも いいのではないで しょうか!?
 秋には 主に 赤、そして黄色の彩 りが 際立つ のね~!
という文面から <紅葉 という言葉> が気になってしまいました。
これは <もみじ> とも <こうよう> とも 読める文字です。
一般的に云う <紅葉もみじ> とは、                 
よく 図案化されたり 幼児の手に例えられるように、葉が手の平(掌)状に裂けていて
秋に 紅く色づく カエデ科の数種 を指 しています。
   ひらがな表記ができ、歌詞 にもなりやすく、<もみじ色><もみじまんじゅう><もみじおろし>
   など 言葉を くっつけて 色や形を表現することも出来ます。

紅葉こうよう> とは、                          
主に落葉広葉樹が 晩秋 落葉する前に
(あか).黄.褐色に色づく 葉の色が変わる現象 のことを云います。
   通常は漢字で書く。
   こちらで読み、他の語との結びつきにより 読み分ける場合が多いと思われます。

つまり、    
樹木の種類も 範囲も 広域を指 して使うのが <紅葉(こうよう)> だと思うんですが …
日本人が こよなく愛する文化、慣習、
紅葉(こうよう)を観賞するため山野を訪ね歩くこと> については
                <紅葉(こうよう)見物> とか <紅葉(もみじ)狩り>、
紅葉(こうよう)が徐々に南下すること> については
                <紅葉(こうよう)前線> とも <紅葉(もみじ)前線> とも云うんだから 難解!
   通説として <もみじ>には 秋口の霜や時雨の冷たさに揉み出されるようにして色づく、
   「揉み出るもの」
   という意味があるそうですから、<こうよう> と同じ意味も含まれることにはなるようです。




日本語は 解り難くて 難 しい~!


            そんなことを思っていたら、
私の まで 紅葉 しちゃいました~!!!
???  何を言っているの?
〔 わからないだろうな~! 〕
… というわけで、今回は その詳細を書いてみることにしました。

その日 私は しばらくぶりに 自宅周辺の草むしりを していました。    
雑草の生命力というのは 大したもので、
きれいに刈ったと思っていても しばらくするとまた 一面に茂ってしまう!
この作業は まるで イタチごっこのようです。
   除草剤を使えば良いのでしょうが、カエル君、かなへびちゃん、バッタ君など
   生き物たちがいるから生活を脅かすほどのことは したくない!


さすがに 蚊に喰われたり 虫に刺されたりは したくないので
軍手を して 半袖の上にブルゾンを羽織り、スエットパンツに靴下姿!
動くと まだまだ 暑い中、
下を向いて 夢中で 草むしりを していると
立った時に クラクラと 立ち眩みがすることもあり、
この日も 何度かそんなことが続いていて
水分補給を したり 日陰で小休止 したりしながらの作業となっていました。
雑草は 簡単に抜けるもの、綱引きのようになって上だけ切れてしまうもの、 
高く伸びたもの、地面に張り付いたようになっているもの、
茎が太いもの、細いもの、一箇所から いくつも枝分かれしているもの
地下茎で広がるもの、ツルが絡まりながら伸びていくもの など 多種!
それらが仲良く共存 しているコラボレーションは
整えられて植えられたものではないから デコボコ と まとまりがなく、
いっそう 雑然たるさまに 見えてしまう!
とりあえず 毟(むし)れるものは毟って ゴミ袋に詰めていこうと思いましたが、
真っ先に毟ってしまいそうな 見るからに<雑草>を主張 している葉っぱも
長めで先が尖った薄くて柔らかそうなものは <マーブルのサラダ用>に残 しておこう!
可愛いお花が咲いているものは お花が終わるまで 残 しておいてあげよう!
ちょっと エコヒイキ目の草むしりとなりました!

途中で  
玄関先の <西洋ツゲ> <山茶花(さざんか)> <青枝垂(あおしだれ) の上に積もった
枯葉取り も …!
   奥隣りの古い竹林から 毎日降り注ぐ枯れた葉は 掃いても掃いても 積もってしまうという厄介なもの!
   ちょっとやそっとでは取れないから ほうきで掃いたり 上から叩いたり …

それでも 葉の間に挟まって 一向にきれいにはなってくれない!
  〔 ここは 目を瞑るか 後回 しに しないと 進まないな~! 〕

またまた座って 前かがみの作業 & 袋詰め!

ひと通り終わって眺めると
  〔 けっこうきれいになったわね~!! 〕
自己満足!
ところが                                            
よく見るとコンクリートの壁の上方、
上隣の家の空き地のようになっている部分から 雑草が ワンサカ進出 してきていて 見た目も悪い!
  〔 う~ん! これをどうにか しないと <きれいになった!> とは 言いにくいわね~! 〕
手のとどく辺りを 少し 毟ってみました。
それでも 人が立ち入らない無法地帯は
そんな微妙なことでは きれいになんてなろうはずもない!
  〔 やるっきゃないのかな~! 〕
刈り込みバサミを出 して来て
手を伸ばし、まずは 長く伸びてきている太い茎の草を切っていきました。
でも こんな程度では あまり変わらないみたい!
  〔 もっとバサッとやらなきゃ駄目かしら!? 〕
金網になっているほんの一部分でさえ それを乗り越え、覆い隠すように 草がからまっている!
乾燥 してバサバサしているもの、伸びてボウボウのもの、 … 草・草・草!
平地ではなく足場も悪いため 体勢を整えられず、思うようにいかない上に
誰も触れない場所で心地よく繁茂 した雑草たちは 自宅の庭の数倍量!
高い位置に手を伸ばして切るのは 至難の業でしたが
きれいにした部分との差が気になって 自分が出来る最大範囲を必死でカットしていきました。
  〔 これで 少 しは きれいになったかしら! 〕
だいぶ奮闘 した後も、刈ったものを ビニール袋に詰める作業が残っていて、
量の多さと共に 太くて固い茎や枝が飛び出て袋が破れるなどのアクシデントも続いて
思った以上に難航!
かなり大儀になってきたので 枯れてから袋にいれることにしようと 庭の片隅に集めて終了としました。

家に入ってすぐ、
シャワーを浴びて着替えようと ブルゾンを脱ぎ、
まずは手を洗おうと 洗面台でハンドソープに手を伸ばした その時 …
目が点になるほどの 異変 に気づきました。
の辺りが 真っ赤         
  〔 えっ! 何これ!? 〕
よく見ると 首にも お腹にも 足にも 赤いボチボチが …
しかし 手首から腕にかけては ボチボチどころではなく 真っ赤っか!
どうやら ボチボチが全部くっついてしまっているみたいでした。
  〔 そういえば、作業中に 急に身体がボワ~っと熱くなってきた時があったっけ! 
    もしかしたらあの時 症状が出ていたのかしら!? 〕
慌てて すべての服を洗濯機に放り込み、         
擦らないようにしながら シャワーで念入りに洗い流 しましたが、
何でそうなったのかが よくわからない!
うるしのような葉に <かぶれた> のかと思って 雑草を調べていたら、
帰って来た娘が
 「何それ! 酷~い!」
事情を説明すると、
 「以前 大家さんが その辺りを刈っていて 同じような目にあってたよ!」
 「毛虫の毛 が刺さっちゃったんじゃない! 最近 よく玄関あたりで見かけるもん!」
 「昨日はドアにいっぱいくっ付いていて 怖いから 殺虫剤 撒いたんだ!」
なんて言い出 しました。
そうは言われても 毛虫なんて見かけなかったし、触った覚えもない!
娘の勘違いじゃないかと思いながら
それでも翌日 雑草を調べるついでに 毛虫についても見てみました。
すると …               
ドクガ類> というのが上がってきました。
 ・ ドクガ類には1匹に50~600万本にも及ぶ <毒針毛(どくしんもう)> と呼ばれる毛が生えており、
   危険を感 じると毒針毛を空中へ大量に発 射 して身を守る。
 ・ 皮膚に刺さると 激しいかゆみ炎症を伴う じん麻疹のような皮膚炎 を起 し、
   頭痛発熱 を伴うこともある。
 ・ 刺されると数時間後にピリピリとした感 じと強い痒みを感 じ、症状は 2~3週間続く。
 ・ 直接 触れることがなくても、風で飛散 した毒針毛によって皮膚炎を起こすことがある。
 ・ 成虫、幼虫ともに毒針毛をもち、産卵時に卵塊に毒針毛が付くため 卵に触れるのも危険。
 ・ 中でも <チャドクガ> は ツバキ科の植物を食 し、年2回 (6~7月、9~10月) 発生。
改めて見に行ってみると、山茶花が ボロボロになるほど食い荒らされていました!
  〔 きゃ~気持ち悪~い! これはきっと大量発生 してるってことね! 〕
でも 今は 幼虫がいるかなんて 葉に触る気も しない!
  
  そう思っていたのに …                (葉っぱを裏返 したら、裏にも ギュウギュウ!)
  その場所は避けるように足早に通り過ぎていたのに …
  見つけてしまいました~!
  全身を包み、ビニール手袋、マスク、メガネという装備で枝をカットし 水の中に入れたら、
  裏にも いた~!
  こんな子達でも ジワジワ殺すなんて可哀想! ビニール袋に入れて潰 し、きちんと結んで捨てました!

他にも 多食性の <ドクガ>、竹や 笹の葉を好む <タケノホソクロバ> といった種類も あるそうだから、
我が家周辺は そんな ドクガ達の 格好の住み家になっているに違いない!
いつもは こんなことはなかったから、今年の暑さなども関係 しているということなのでしょうか!?
   山茶花の隣りに植えられた 西洋ツゲを揺らしたり叩いたりしたから 余計に いけなかったのかも!

とにかく、体調が良くなったら、重装備を して 駆除を しなくてはいけないかも しれません。
   ゾ~っとするな~! 冬になってからのほうが 今よりは いいのかも!

ドクガの駆除対策 と しては、
 ・ 若い幼虫は 葉裏に群れているので、それを葉ごと切り取って ビニール袋に入れて捨てる。
 ・ 植物全体に分散 した 成長 した幼虫には、毛が飛ばされないよう固めるタイプの薬剤を
   散布などで駆除。
    (散布タイプのものは 毛が飛ぶ可能性があり、固めるタイプのものには殺虫効果はないそうです!)
 ・ 被害に遭ってしまった場合は、毒針毛に触れた部位はこすらず、セロハンテープなどを静かに当てて
   毒針毛を取り除き、その後被害部位を流水で洗い流す。
 ・ 皮膚炎を起こした時には、抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を塗り、症状がひどい場合には
   病院へ。


今回のことは、
雑草さんに疑いをかけてしまってごめんなさい という感 じのようです!
でも 草達の種類が特定できないから まったく問題がなかったとも 云い切れません。
そこを塒(ねぐら)にしていたドクガや害虫がいた可能性も 高いような気も します。
人間が勝手に決めた <雑草> という分割も エコヒイキ的であるとも云えますし、
<ドクガ> に したって 生きていくための手段で 精一杯の防御策!
こちらが知って気をつければいいのかも しれないのですが …
自分だけでなく 娘やマー君がいることを考えると
蚊などよりも もっと怖い ドクガ類については、
同 じ<生物> という点では申し訳ないけれど
見つけたら また駆除 してしまうことになると思います。
   毛が刺さった時の痒さは <蚊> の 何倍にも及び、それが長時間にわたって 痛みも伴う!
   子どもだったら とても我慢できるとは思えません。



紅葉が進んで <秋の彩り> が 見えてくるのは 風情があっていいものですが、
こんなに痒くて痛い <肌の彩り> は もうごめんです!
みなさんも お庭のお手入れ、お掃除の際には気をつけてくださいね。

                毒針毛の威力は 想像以上! 決して 笑いごとでは 済まなくなります。
                                   充分に 注意しましょう!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

毛虫の被害や 日焼けで 肌が赤くなるのは嫌だけど … ということで
1973(昭和48)年 8月21日発売、
       南 沙織 さんの  『色づく街』
        (作詞 = 有馬三恵子 さん/作曲 = 森筒美京平 さん)

「いまも あなたが好き まぶしいおもいでなの
                  あの日別れた駅に立たずみ あー 青い枯葉 かんでみたの」
   「愛のかけら 抱きしめながら 誰もみんな 女になる気がするの さよならはその日のしるしね」
  「街は色づくのに あいたい人は こない
                  人のやさしさ 人のぬくもり あー 通り過ぎてわかるものね」

   街は華やかに色づいても 青いまま終わってしまった恋がある。 
     大事なものは通り過ぎてから気づくもので、別れた場所にたたずんでみても会いたい人は来ない!
     大人でもなく子どもでもない時期の揺れる想いは 大人になるための試練なのでしょうか!?
     秋は おセンチになる季節だけど、純粋だった頃の思い出は 大切に持っていたいものです。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
懐かしい 南沙織さん。
真ん中分けのロングストレートに 健康的な小麦色の肌と 大きな目。
沖縄出身だという独特のムードを持った可愛い少女は
ちょうど 沖縄返還 (1972.5.15) 目前のデビュー(1971.6.1)だったため
沖縄をアピールするにはピッタリの人材。
歯切れのいい歌い方とアップテンポな曲が多くの方に好まれ、
小柳ルミ子さん、天地真理さんと共に 『新三人娘』 と呼ばれて 1970年代前半を代表するアイドルに …。

クリスチャン・ネームの 「シンシア」 は デビューの際のキャッチコピーにも使われました。
「シンシア」(Cynthia) とは、月の女神 「アルテミス」 の別名 「キュンティア」 の英語読み。
蟹座の守護神の意味も あるそうです。

デビューの年、第13回日本レコード大賞新人賞を受賞 し、第22回NHK紅白歌合戦に出場。
紅白には この年から 7年連続の出場となり、
1973(S.48)年の第24回と 特別出場の 1991(H.3)年の第42回には、この曲で出場 しています。
これを発売 した年には シングルを 5枚も出 していて、この曲は 9曲目にあたります。

翌年、4枚目のシングルのジャケット写真を 後のご主人 篠山紀信氏に依頼。
1978(S.53)年、この年入学した上智大学での学業に専念するため、10月のコンサートをもって歌手を引退。
翌年、引退後に交際がスタートしたという篠山紀信氏と結婚。
1992(H.4)年以降、「家庭が第一」ということで、レコーディングだけの活動を再開されたようですが、
1997(H.9)年以降、特に活動などはしていらっしゃらないようです。
現在は3児の母で、次男が俳優デビューなさっているそうです。


古い歌の中にも良い曲はたくさんあります。
これからは 徐々に 秋色に色づいていく季節。
新 しい歌ばかりを覚えるのではなく、聴くのではなく、
たまには こんな歌を聴き、歌ってみるのもいいのではないでしょうか!?

                こういう曲は 忘れていない!  秋になると 必ず歌ってみたくなる歌です。



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