― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

またまた家族が増えた!?  ― ここにしか咲かない花 ―

2010-11-28 | 動物・生き物 に関するお話
マー君が来た次の日の朝、
我が家の裏にある<物置き> に
なんと ルビちゃんが 子ども達を連れてやって来ていました!
                                          (※ 以後、通常は <ルビ>で記載!)                  
                   なんでまた、 <この時期> なんでしょうか!?
                        「来ちゃいました~!」

以前、 いなくなってしまった時、 (※ 詳 しくは10月 2日記載)
〔もしも 行き場所がなくて困ったら来ればいい!〕 という思いで用意 した
昔 ラビとマーブルが使っていた 広い ドーム型のハウス
当初は 気付きやすいようにと 玄関の隅っこ に 置いておいたのですが
来た気配さえ感 じられない日々が続いていました。

それが 
ある日の夕方 ひょっこりと現れて
それ以来 また来るようになり …
けれども おチビ達の姿は、
あれ以後 見ることは出来ませんでした!
       ルビちゃん!  おチビちゃん達は いったい どうなっているの!?
鳴き声も大きくなっているだろうし、あの頃より 動き回るようにも なっているだろうし …、
気付かれやすくて目が離せない状況ではないかと思われるのに
慌てて食べて 飛んで帰るという様子のない ルビを見ていると
良いことは考えにくい気が して、子ども達の安否が とても気がかりでした。

それに、
再び来るようになっても ルビは
玄関前の <ハウス> には なんの興味もない感 じ!
  自分達の安全な棲み家 が ちゃんとあるのか
  考えたくない最悪なことが起きていて、自分ひとりだから どこでもいいのか!?
〔こんな時に ネコ語の会話力 があったらな~!〕 と しみじみ思いますが、
とにもかくにも
いつまでも 使わない物が玄関先にあるというのも 邪魔なので
念のため 裏の物置きの上段 へと 移 し、ルビには そのように説明 しておきました。

その後、
不要物として外に出 したドレッサーを ビニールで覆って 物置きの前に置き、
小鳥さんに餌をあげる時に使っていた踏み台を くっつけるように設置 して、
上りやすくなったことも 一応 現場を見せながら説明 しておいたんですが、
ルビは まったく関心が ないようでした!

                        

それから しばらく して、
以前 ルビの<数日間の隠れ家>だった 近くの老夫婦の家の おばあちゃんに お会いしました。
すると おばあちゃんは 思いもかけないことを言い出 しました。
  「ねぇねぇ あんた、 あの子 昨日 また うちに戻って来たのよ~!」
私は もう びっくり!
  「えっ! 子ども達も一緒ですか?」
おばあちゃんは
  「そうよ~! 3匹いるわよぉ!」
私 「わぁ~ よかった~!  心配 してたんですよ!  以前と同 じ場所に ですか!?」
おばあちゃん
  「今度は 上の物干し台の端っこ!  見に来ない?」
行ってみると ルビは留守中で
子ども達だけが 鳴きながら親を探 していました。
おばあちゃんは おもむろに そのうちの1匹をつかんで
  「ほらね!」 と 見せてくれましたが、
そんなに無造作に触っちゃって大丈夫なのだろうかと ちょっと びっくり!
  「目が開いちゃったら殺すわけにもいかない しさ~!  うちのじいさんは 喜んでるわよ!」
簡単に口にする衝撃的な言葉に ゾクッ!
でも、そのままに しておいてはくれそうなので 最悪の不安だけは解消されて ひと安心!

ただ、
今度の場所というのは 棚の下で、
ちょっと強い雨が降れば 濡れてしまいそうな所なんです!
  〔寒くなってくるし、こんな所 じゃ 長くはいられないんだろうな~!〕
そうは思いましたが 無理やり連れて来れば きっと また何処かへ行って しまうことで しょう!
  小さな子を 都合で あちこち連れ回すなんて 可哀相!
  だけど、安易な手助けも  にはならない!
  自分の子ども達だから、ちゃんと判断 して 自分で守ってやらなければ駄目だということです!
                   要は、<自分で選ぶ> 以外に 道は ない!
心配は尽きませんが、 おじいちゃんが喜んでくれているという安心感があって、
その場は そっと退散!

家に戻ると、なんと ルビは我が家の前で 待っていました!
  「な~んだ、こっちに来ていたの!」
                        「待ってたのよ~!」
でも、ルビの顔を見たら
急にまた 不安が 再浮上 してきてしまいました!
  他人が 子どもに触ったことが ルビには わかるのだろうか!?
  わかったと したら、どう反応するんだろう!?
  不安に感 じて また いなくなって しまうのかしら!?
  強い雨が降ったら あそこには いられないわよね~!
あれや これや …
いろんな思いの 〔どうするんだろう!??〕 が 過ぎってゆきます。

ルビには 再度
          本当に困った場合 避難場所 の説明 を しておきました。

                        

次の日、
雨戸を開けると ルビが すぐにやってきました。
珍 しく 隠れ家の観察も して行きました。
  〔あれっ!?  どういう風の吹き回 し??〕
  〔も しかしたら 移ろうと しているの!?〕
やっぱり おばあちゃんの家に不安を感 じてしまったので しょうか!?
  〔また 何処かへ移動 しなければ … って 考えているの!?〕
またしても <不安> と <ちょっぴ りの期待>が …!

それでも
何度か 中に入ってチェック していたことまでありながら、
ルビは いっこうに来る気配がありませんでした。
ただ、 雨戸を開けた時から 来るまでの時間が
かなり早くなっていることは確かであり 不思議でもありました!
  〔変なの!  今 どこにいるんだろう!?〕

その後も、
ルビちゃん一家は やっては来ませんでした!
   大雨、台風、寒い日!  まったく来る様子がなかったので もう諦めかけていました。


                        


そんな感 じだった あれからの日々!
それなのに 選りに選って マー君が来た日に引っ越 して来ていたなんて …!
本当に びっくりです。
     気付いたのは次の日だけど、前日はお迎えでお昼以後 留守に していたから
     きっと その間 にでも 引っ越 して来たのでしょうね!
     彼等の察知能力 の凄さは マー君の気配が消えるとすぐに出てくるマーブル でも 証明済み!


それにしても、
こんなに一気に <家族?> が 増えるなんて 予想も していなかったことでした!
  「本当に困った時には 来るんだよ!」
諦めずに毎日伝えていれば 気持ちは伝わるのかも しれませんね!
     目にすることさえ出来れば いらぬ心配は減ります!

                        

ルビの子供達が 男の子なのか女の子なのか、今はまだ不明ですが、
いずれにしても きっと マー君と同様に ヤンチャ坊主 か、 おてんば娘 に 違いない!

                        

お母さんに甘えて舐めてもらって、おっぱいをせがんで …
そんな子ども達との様子を、ルビは 上目遣いながら 気を許して 見せてくれます。

  「ねぇ ママ~!」                「なんか見てるよ~!」
 
              「ねぇねぇ ママ~!」               「みんなでいると暖かいね!」

  
ひとりで3匹も育てるなんて大変だろうな~ と思うけれど、
しっかり 子育てを している姿に 感動 します。
     子ども達が餌を食べるようになると、ルビは ちゃんと 子ども達を優先させます。
     少し大きな物になると、中にいる子の所まで 運んで行ってあげる時もあります。
     外敵が来ないかと 自分は常に 気を配っています。
     子ども達が遊んでいる時も 近くで黙って見ています。  お散歩にも 連れて行っています。
     全身を舐めてきれいに してあげ、おチビ達も甘えています。
     子ども達を気遣い、呼ぶ時は 鳩が鳴くような とても優 しい声を出 します。

  
辺りに気を配る!   イッパシに、<自分のもの>だと     何でも遊べる!    子ども達の食事中にも
             主張 して、威嚇 & 確保!                      しっかりと気を配る!


 何にでも興味深々!     おっぱい飲んだら 眠くなってきた!       一番似てる親子の食事タイム!

 
  私も覗いているわけだけど、あっちも いっつも見ている!
  危険が迫ったら すぐ逃げられるように 教育を受けてるのかな!?


                        

子育てをするのは 親の役目!
それを 人間は簡単に挫折 したり すぐに甘えたり してしまうけれど、
動物達は 立派だな~と思います。
子ども達も ちゃんと聞き分けている!
それは 生死に関わることになるから かも しれないけれど …
人間が学ばなければいけないところは たくさんありそうだな~!
そう思いながら、ただいま 微笑ましく 観察中!
                        子育ては、 ルビちゃんに 学ぶものあり!

      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

心の荷物を降ろせる場所 … ということで
2005(平成17)年 5月11日発売、
            コブクロ『ここにしか咲かない花』
                     (作詞 ・ 作曲 = 小渕健太郎 さん)

「何も無い場所だけれど ここにしか咲かない花がある
                      心に くくりつけた 荷物を 静かに降ろせる場所」
    「あの優 しかった場所は 今でも 変わらずに 僕を待ってくれていますか?」
「願いは海風に吹かれて 大空へ  やがて小さな虹をわたるよ いつの日か その足で」

   家族みんなで 寒さだけは しのげる場所!
     あれこれ 心を病まずに 落ち着いて暮らせる場所!
     あんなに小さかったのに ひとりで しっかり子育てしている ルビ!
     これからだって 育てるのは自分だけど、家族は いられるだけ 一緒にいればいい!
     いつの日か 巣立って行くなら それもいい!
                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
            <コブクロ>の名前の由来 等 については 2008年11月8日記載。
<コブクロ> って
黒田さんのギターが上手だったら 生まれていなかったであろうユニットですよね!
黒田さんひとりだったら … 同 じように売れていたのかどうか!?
それは 誰にもわかりません!
でもね~、 歌に広がりが感 じられるから やっぱり ふたりがいい!
マイナスが 転 じて プラスになったわけだから、本人たちはもちろんですが、
良い歌が聴ける私達も 「よかった~!」 と思えます。
   ギターが下手なのは<マイナス>にはなったけれど、<災い>が 転 じたわけじゃない!
   良いところを出 し合って カバー し合って、より 良い歌になったわけですよね。

人生 どこでどう転ぶか、 本当にわからないものですね~!

そして
その因縁ともなった 『桜』 という曲は
彼らにとっては きっと 1番大事な曲 といえるのかも しれません。

以前書いた 『君という名の翼』 は 13枚目のシングルで 『桜』 の次の曲でした。
今回のこの 『ここにしか咲かない花』 は 11枚目で 『桜』 の前の曲!
たまたまのことですが、『桜』 を またいだ選曲になるとは なんだか面白い繋がりです!

この 『ここにしか咲かない花』 は
日本テレビ系ドラマ 『瑠璃の島』 の主題歌として書き下ろされた曲です。
コブクロのふたりが 実際に ドラマの舞台である鳩間島を訪れて感 じたことを曲にしたため、
歌詞の中に 沖縄の古語など、『瑠璃の島』 を意識 した言葉が取り入れられています。

ドラマの中では鳩海島。 モデルとなったのは 沖縄県 鳩間島。
その空気、海、空 … 花。
目と耳、そして 身体全体で 味わってみたくなります。
ここで涙を流せたら、新 しく生まれ変われそうな気が してくる。
嫌なものは 流れ出て、大自然が包んで 浄化 してくれそう!
爽やかで 清々しい気分で また 歩き出せる!
目を瞑って聴いていると そんな情景が思い浮かんできます。
小声で歌っている部分も なんだか いい味を出 している気がします。

         帰る場所、落ち着ける場所、泣ける場所 … そんな居場所があるだけで 心は休まり、再生できる感 じ! 





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