ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

テニス国際団体戦IPTL決着

2015-12-22 10:17:49 | テニス
日曜日にシンガポールで決勝戦があり、地元シンガポールチームがインドのチームを破り優勝しました。

この大会については、日本大会から始まり、その結果をこのブログでも紹介しました。その後チームを出している5か国で試合があり、一つの国で3日間行い移動日が一日ですぐ次の大会になるという、すべてに出場した選手にはかなり過酷なスケジュールでした。

男子はジョコビッチ以外のほとんどのトップ選手が出場し、女子もトップクラスが出ていたのですが、ほとんどが一つの大会だけで抜けてしまいました。全試合WOWOWがライブ中継し、アジアでの試合ですので見やすい時間で十分楽しめました。

当然日本チームを応援していたのですが、日本大会では錦織とシャラポアがおり、それなりの選手層でした。ところがこの二人が日本大会で抜けてしまい、その補充的な選手が入らないのです。他のチームは日本大会ではでは上位選手が少ないと思っても、フィリピン大会からナダルが加わったり、マレー、フェデラー、チリッチなどがその後入ってくるというすごいメンバーになっていくのに、日本だけは全く新しく加わる人がいませんでした。

ですから日本チームは日本人として奈良くるみがいるものの、あまり良い成績は残せず、開幕5連敗の後にやっと1勝できるという結果でした。それでもシンガポールの最終戦に勝ち3勝はしましたが、残念ながら最下位となりました。
面白いものでフェデラーは張り切って参戦したのですが、全く勝てず面白い試合になる割には負けてばかりいました。フェデラー対ナダルなど興味深い試合もたくさんあり、1セットしかないのがやや物足りない感じでした。

この大会でおそらく初めて観戦したのが混合ダブルスですが、なかなか面白かったのと、非常に役に立ちました。私の行っているテニススクールは、ダブルスでの動きやボレーの打ち方などを理論的に教えてくれるのですが、やや理解できないところもありました。ところがこういったプロの試合を見ると、なるほどと感心するプレーが随所に出てきました。わかっても自分でできるようにはならないのですが、今度やってみようという気持ちだけは出てきました。

この大会で注目した選手は、スイスの女子ベンチッチでした。まだ18歳の若手ですが、シンガポールチームに所属し全試合出場しました。若い割には非常に安定したテニスで、ランキングも18位と良いところにつけていました。結局彼女は女子のMVPになりましたが、来シーズン以後の活躍が期待できそうです。こういった公式戦でなくとも選手は本当に真剣に戦っており、15日間もテニス観戦を楽しめました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿