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「時を超えて」

2024年03月22日 | 大分県
今日は、卒業式でした。

いろんな思いが胸をよぎっていく中、いい笑顔をした卒業生が会場の体育館に入場してきました。

そのことは、また後日書きます。

3年前、卒業生を受け持ちました。

コロナ禍の中で、学校生活を送っていた子どもたちです。

6月までは、学校は臨時休業でした。
6月に学校生活が再開しました。

いろんな配慮をしながら、子どもたちの学校生活が始まりました。

そんな折、励ましの気持ちを込めて、ふるさと出身の関東に住む方から「絆」の文字が書かれた手作りの便せんが送られてきました。

当時3年生だったクラスの子どもたちが代表して御礼の手紙を書きました。

その方と、ささやかな交流を持つことできました。

あれから3年が経ち、子どもたちは卒業の春を迎えました。

便せんを送ってくれた方が、卒業のお祝いに駆けつけてくれました。
コロナ感染拡大のために、故郷に帰省するのも何年かぶりということでした。

サプライズな出来事となりました。

「絆」の文字入りのキーホールダーが子どもたち一人ひとりに手渡されました。

教室で贈呈式を行いました。

女子は、ふるさとの紅葉の紅、男子は新緑の色の緑のキーホールダ―でした。

「あの時の手紙に何を書いたか忘れましたが、こうして今でもつながりを持つことができていることにうれしさを感じます。」

と子どもたちなりの御礼の言葉を伝えました。
そのやり取りを見ているこちらも胸が熱くなりました。

多くの人に支えられた6年間。
「絆」という言葉を胸に、春の陽ざしを浴びながら、6年生は学び舎を後にしました。


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