kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

接地感覚を養う

2009-02-20 | 陸上競技
昨日かなりの雨でした。今日も微妙に雨が降り続けていましたが、なんとか練習開始時間には持ち直しました。ここ1ヶ月、週末に天気が悪い日が多過ぎる気がしますね。やりたい練習を調整していかなければいけないのは…。自然の力には勝てませんが…。

今日はハードルの日。リズムスキップから始めて重心移動と切り替えを意識したドリル。昨年度はかなりやったのですが、今年度は回数が少ないですね。週末に持ってきたので天候不順の影響をもろに受けています。そのかわり昨年度と比べると動きの質が上がっています。これは「上手くドリルをする」事から「走りに結び付ける」という部分が強調され始めたからだと思っています。昨年度は股関節の柔軟性なども意識していたので比較的「形」にこだわっていた部分がありますが、今は「ポイント」だけに意識を置かせています。スムーズに動きに結び付き始めましたね。頻度が低いのでまだまだ定着していませんが、回数を重ねる中で飛躍的に動きのコントロール能力が上がっていきます。まー慣れという部分が多いですが(笑)。

他の練習は様々なアドバイスを元に組み立てていますが、ハードルに関しては私が勝手に「効果がある」と判断してやってます。裏付けは「私の感覚」です(笑)。かなりアバウト(笑)。今日はマネージャー(仮)と一緒にハードル練習を見ていましたが、接地の感覚がかなり変わっていくのがマネージャー(仮)も分かったようです。最初はとにかく跳ぶだけですが、回数を重ねる中で接地が変わっていきます。感覚を作りやすいのだと思いますね。1本1本感覚を確かめながらやっていきました。うちにはハードル選手が数人いますからこういう練習も必要です。冬期はハードルを全く跳ばないという指導者も多いと思います。私はスプリントの「技術練習」として取り入れていますから、継続していく事で結果的にハードリングの向上にもつながっていくと思います。

近くで見ていたtakeshige先生と技術的な話をしながら見ていましたが、akaneのパワフルなハードリングを非常に評価されていました。低いのもありますが上手くつなげることが出来れば100mHではかなり面白いと思いますね。スピードとパワーがあるので自信を持って臨めば強いと思います。

ハードル練習後にショートスプリントを実施。前回実施した時よりも寒さは厳しかったですが動きはかなり良くなっていました。今日は加速段階の練習をやっていませんが、ハードルで接地感覚を意識させたのと週の前半に加速を意識した練習を実施したのが上手くかみ合ってきた感じです。身体が動くと選手も楽しいみたいですね。いつもはピリピリした雰囲気ですが、ハードルをすることで気分転換にもなるみたいです。走りもスピード感がかなりありました。

マネージャー(仮)も客観的に見て「接地の力強さが感じられた」と話していました。自分もやりたいと言っていました。まーテストが終わってからも少しずつ入れておきたいですね。
課題はこれをいつも走りに生かさないといけないという部分ですが。こうやって時間をかけた時に出来るのは当たり前です。やらないときにこの感覚を忘れずに出せるか??大会等では出来ませんから、日頃からその感覚を引き出すための練習を考えておかなければいけません。無意識に出来る選手はいいですが、感覚を作って少しずつ力をつけるうちの選手にとっては死活問題です。難しい部分ですがしっかりと考えていきたいと思います。

今日はかなり良い走りができたと思います。昨日よりも40分くらい早目に終了(笑)。昨日が長すぎです(笑)。私がいなかったらマッサージ等にかなりの時間を使うみたいですから、逆に長引きます。どれだけやるのかって話です(笑)。
コメント
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