かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2012.10.4 自民党の保守・リベラル派は、どこに行くのか?

2012-10-04 02:32:50 | インポート
地元高崎、群馬4区選出である福田康夫元総理が引退を表明した。

元総理は戦後日本が営々と積み上げてきた平和外交を基軸に置き、東アジア全体の繁栄と平和を希求した政治家であったと思います。

中国、韓国、ロシアと日本が領土問題で混乱している中で、日本と東アジアの平和のために元総理の果たした役割は極めて重いものがあり、引退は残念としか言いようがない。

自民党右派の代表格である安倍晋三氏が、2度目の総裁に選出される中での福田元総理の引退である。

自民党の中で保守リベラル派の代表格であった宏池会も四分五裂状態である。戦後保守政治の基軸であった吉田ドクトリンとでもいうべき戦後憲法の元での平和外交路線が大きく後退していくのではないかということが危惧されるのである。

自民党の中の国会議員を見ていると、宏池会的な人はどんどん減っている。自民党の保守リベラル派は、どこに行くのか?というより、なくなってしまうとの声もあります。

だとすれば、民主党が中道・左派だけではなく、保守リベラル層も結集できる政党でなければならないし、そうならなければ日本政治の今後は本当に危くなってしまうと思います。

民主党の責任は極めて重い。その一翼を担っている群馬の民主党も再建を急がなければなりません。

昨日は県議会、決算委員会。