じゅんぞうは海が好き。。

趣味の釣り 日常の出来事でも。

風ぴゅうの夜磯

2022-06-27 | 釣り



週末は風が強い予報でした。
土曜日、ゆっくり起きて南房へ向かいます。
この日は年に数回ある友人達との釣果見せあいっこの日です。
一番大きなめじなをつった人がエライという主旨でございます。
夕方、南房に到着するも南西からの風がすごい。
ぴゅうぴゅう吹いて、海は風波と濁りと切れモクと砕けた波で最悪な感じでしたね。
海岸線を走り、竿が出せる所を探しますけど…
これヤバイね。
めじななんかつれるんでしょうか。
正直、珍しく心が萎え萎えでした。
きっとこれで磯に出たら、風に乗った飛沫で全身ベタベタになるね。
ただでさえ蒸し暑くてベタベタなのに。
ん~やる気が削がれます。
とは言いつつ、竿を出さない選択肢はないのかな。
友人達15人もきっと場所選択に困るよ。
なんで毎回集まりの時は海よくないの?
前々回は西風爆ですし、前回は大雨、そして今回も風ぴゅう。
きっと日にちを段取りしたKYさんの陰謀と存じます。

海岸線をくるくる見て回り、なんとかあそこなら竿が出せるかな…
18時30分、お道具を担いで磯にでました。
磯についたらもうすでにベタベタ。
ん~気持ちわるい。
生暖かい風が左後ろから吹いて身体を押してくれます。
最近楽なつりが多かったのでね、やる気が下降ぎみです。
それでも仕掛けをつくって寄せえさつくって電気ウキ光らせてね。
暗くなってからつりをし始めました。

最初はフグちゃん連発。
ハリスがじがじ。
あ~もう。
さっさとメジナつって自動車に避難したいです。
だけどですね、全くめじながつれないんですよね。
きたと思ったらクロダイさん。
ウキが沈んだと思ったらイトフエさん。
ずいぶん引くなと思ったらマダイもどきのお魚。
いつもは狙わなくてもつれてしまうメジナさんがさっぱりつれない。
早く上がってコンビニでカップラーメン食べて寝たいのに。
遠投したりあっち投げたりこっち投げたり。
全くだめで半分諦めモードでしたね。
潮がだいぶ上がってきて足元の潮位が上がってきました。
最後ダメ元で必殺のウキ下80㎝釣法であっちの浅場に仕掛けをちょん。
いきなりウキが沈んでやっとめじながつれました。
40才ちょっとあるかしら。
もう満足です。
相変わらず風は止まない。
ベトベトな身体でお道具担いで汗だくになりながら自動車に避難。
ウェットティッシュで身体ゴシゴシ。
少しさっぱりして、朝の友人達との集合場所近くで気絶しました。

朝、みんな集まってきました。
この風だもの、40才超えつった私がきっと一番エライになるはず…
なんて思っていたら甘かったです。
友人達、結構つってくるんですよね。
みなさんお上手です。
45才持ってるKTさんが一番エライの称号を得ておりました。
う~私頑張ったのに残念。
結局4番目にエライとなりましてですね。
ほんと、みなさんお上手ですわ。

私の釣果はバラエティーに飛んだお魚たち。
クロダイは即リリースしましたけど、
イトフエ、ヘダイ、メジナ、あじでしたね。
食べたいという友人に全員進呈しました。
まぁなんだかんだ言いながら楽しかったですよ。
今度の集まりは海が良い日にして下さいな。


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味を占めて今一度

2022-06-24 | 釣り



前回の釣果で味を占めてしまいました。
お舟からのルアーつりってば、なんて素晴らしいのでしょう。
重たい荷物を持って磯を歩く事もせず、
寄せえさで手を汚す事もなく、
ポイントの取り合いもなく、
体力を残したままつれてしまう。
素晴らしすぎでございます。
なので今一度、ポポちゃんと一緒に小舟からのつりでございます。





朝夜明け前に待ち合わせをして、お舟とお道具の用意をします。
大きなヤブ蚊がぶんぶん飛び回って邪魔くさいです。
虫除けスプレー持ってくればよかったかな。
手足に吸い付くモスキートをペチペチ追い払いながら作業します。
例によって竿もリールもルアーもお借りましてですね。
しかし用意するつり道具が少なくていいですね。

海は前回以上に凪ぎております。
小舟の出航には最適なのですが、あまり凪ぎすぎというのもどうなのでしょうか。
よくわかりませんが、大きな期待を抱き沖にでます。
しばらくして前回つったポイントらへんに到着。
早速ルアーを投げてみます。
今日はつれるかな。
ひとつつれれば十分なんですけども。

ポポちゃんあっち、私こっち。
ふたりで適当に投げてシャクシャクしてみます。
まぁしゃくり方は適当ですね。
居たらつれるよきっと。
慣れないので腕が結構疲れますが、休み休みつりします。

ひとつ目はポポちゃんでした。
ドラグを固く締めてごりごり巻いてます。
相変わらずすごい引き。
見ていてこっちも痺れてしまいます。
あっちこっち泳いで大暴れ。
大暴れしすぎて流血ですね。
美味しく食べてあげますので。





その後またポポちゃんがつって、私もつって。
こんな簡単につれちゃって良いのでしょうか。
感覚がマヒしそう。
あんましつれても食べきれないので、ためしにイソメ垂らしてみました。
コツコツあたるのですが、針に掛からなくて。
多分フグちゃんかなと思っていたらキュウセンでしたね。





本当はシマシマがつれないかと試してみたのですが、
さっぱりな感じです。
途中飽きてしまってまたルアーに戻しますが、こっちもさっぱり。
なんとか粘って、ふたりで頑張りますけどあたりが無くなりました。
周囲を見ますと、海の色が少し赤い。
赤潮かしら。
影響あるんでしょうね。
ほんと、全くあたり無くなりましたので。
撤収ですかね。
まだ時間は早いのですがじゅうぶんですね。
帰りましょう。





結局ぽぽちゃんふたつ、私ふたつ。
だいたい70才くらいかしら。
たくさん食べれそうです。





お腹側はお刺身にして、背中側はムニエルにでもしましょうか。
他になんかお料理のレシピあったかな。
なかなか私にはつれないお魚ですのでね、ぱっと思いつきません。
贅沢にも、今度はカンパチとかつりたいなと思ってしまっています。
そうそう、キュウセンもお刺身にしてみましたよ。
クセがなさ過ぎて淡泊な感じでしたね。

また今度来てみたいです。
食べるよか、あの引き味が脳に刻まれてしまいまして。
とても楽しかったです。


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お舟でヒラ

2022-06-17 | 釣り



2時…非常にネムネムで御座います。
友人のポポちゃんと海で待ち合わせをしました。
丑三つ時の工場の灯が非常に綺麗でしたので、
お写真を撮ったのですが手ぶれでさっぱりわからない状態でしたね。
工場に萌える私としましては、是非記念にと思いましたが残念です。

今日はですね、ポポちゃんが小舟を出してくれるとの事で同乗させて頂きます。
少し前から予定を立てていたのですが、海がよくなくて延ばし延ばしだったです。
でも今日は絶好の小舟日和。
ゆるい南西の風で海は凪ぎております。
まだ暗い時間から色々準備をしまして大海へ繰り出します。





今の時期からはルアーで色々とつれるらしいんです。
今日は私には珍しくルアー縛りのつりでございます。
正直、小舟からつりをするお道具は全く持っていない私。
ぜんぶポポちゃんからご貸与頂きましてね。
お家からお道具類は一切持参せず、お着替えだけ持ってきました。
しいて言うならクーラーBOXくらい。
ルアーも竿もリールも全部ポポちゃんのものを借りてしまいます。
手ぶらでつり…今日はおんぶにだっこのお姫様のつりに講じます。

いつもは丘からのつりですが、お舟からのつりもいいですね。
なんだかわくわくしてしまいます。
小さなお舟に小さなエンジン、疾走感がたまらなくいいです。
暫く走ってポイント付近に到着。
借り物のお道具でルアーを投げます。
しゃくり方も何にも知らないのですが、ポポちゃんにご教示を頂きながら、
投げてしゃくり、そして巻き巻きします。
お舟ですし簡単につれるのかなと思っていたのですが、甘い考えで御座いました。
なんの反応もなし。
夜が完全に明けてきました。
時合いはそろそろとの事。
投げしゃく巻きの作業を繰り返していると、ポポちゃんの竿が曲がりました。
なんだかすごい引き。
お舟専用の竿って、こんなに曲がっても折れないものなんですね。
経験のない私には驚きの光景でした。





60㎝ちょっとの小マサさま。
このサイズでこの引き具合…ヒラマサってすごいね。
ポポちゃんの真似っこをして一心不乱にしゃくりますが、
竿が曲がるのは私ではありません。
私にもやっときたかと思えばいつもの子。
ありがとうございます。





なんかコツがあるんでしょうね。
ルアーも奥が深いです。
悩む私を横目に、ポポちゃんが連発する訳です。
スレで掛かったシマ鯛まで。
非常に感じが悪いです。
自分ばかりずるくないですかね。





だいぶしゃくりに慣れてきた頃、やっと私にも。
ドラグを固めにしていたので、竿が海面に突き刺さります。
フカセ釣りとは違う感触で新鮮です。
あっちいったりこっちいったりのお魚にお構いなく、
ぐりぐりとハンドルを回します。





やっとこ私もつれました。
ん~感慨無量でございます。
ルアー付けたまま、バタバタ大暴れで危険ですわ。
ふたりで押さえてスカリへ投入。
よかったです。

その後も同じような所作でつりします。
結局4回掛かって、ふたつフックが外れました。
でもまぁ初めてでふたつは上出来かと思います。
あんまし釣っても食べきれませんしね。
徐々に風も強くなり、海面がさざ波立ってきた所で撤収です。





ポポちゃんはマサさん4つにシマダイひとつ。
私はマサさんふたつ。
一番大きいので70才弱くらいでしょうか。
十分満足でございます。





ポポちゃんからシマダイを頂きました。
またまた我が家で流行のお寿司にしますよ。
嫁さんの一番好きなお魚のシマダイがいますからね、
きっと喜んで頂けますでしょう。

案の定、嫁さんはシマダイがおいしいおいしいと言って、
ぱくぱく食べておりました。
でもマサさんもとても美味しいですよ。
随分沢山お寿司にしましたけど、家族で全部ペロリでございました。
また今度きてみたいな。
磯を彷徨わないつりもまた、とても楽しいものですね。


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あけましておめでとうございます

2022-06-13 | 釣り



いいお天気です。
そろそろでしょうか。
橙色とか黄色いお魚がつれる時期は。
水温も20度くらいありますし、もう灘よりに入ってきている気がします。
天気予報では東よりの風が緩く吹く程度。
きっと海は凪ぎているでしょう。
絶好な条件に今年はじめて狙いにお出かけしました。

早めにお家を出て、下道でのんびりドライブです。
南房に到着したのは16時くらいかな。
今年はじめてですからね、ポイント選びに時間を掛け、
あっちの磯、こっちの磯、色々見て回ります。
なんとかお顔を拝見したい。
つりは場所ですからね、過去の経験から頭の中の探知機を働かせます。

潮は少しずつ上げてきて20時半すぎが満潮かな。
勝負は22時くらいまででしょうか。
潮位を頭の中に入れながら、ここぞというポイントへ入ります。
暗くなる少し前から仕掛けを入れて竿を振ります。
海は本当に凪ぎてますね。
今日なら随分前の磯に出れそうですが、これから上げてきますからね。
あんまし無理しない。
入ってきてればつれるよきっと。

最初のあたりは20時すぎ頃でした。
あわてて竿を立ててあわせます。
ガチッと針掛かりした手応えが伝わりました。
結構いい引き具合です。
リールをぐるぐる巻いてずり上げます。





あけましておめでとうございます。
今年の初物はなんと黄色いお魚でした。
なんて私ってば運が良いのでしょう。
大きさは40㎝無いくらいの豆タマちゃんでしたけど、
凄くお喜びでございます。
つれたばかりは黄色と青色に体色が輝き、とても綺麗ですね。

今の時間につれたなら、もう少しチャンスありそうです。
2匹目を狙って仕掛けをいれます。
それから10分後、いいあたり。
強く竿を立てると、またまたガチッと掛かった感触。
特有の初速ぎゅんぎゅんで、ドキドキしてしまいます。
この瞬間の為に頑張っているのよね、わたし。
ハリスを持ってずるずる上げます。





あけましておめでとう。
2匹目は橙色でした。
これは全然最初の黄色より大きいですね。
太っていてきっと脂ノリノリで美味しいよ。
もう今日は帰ってもいいかな。
十分満足です。

まぁまだやりますけどね。

それからも同じように仕掛けを打ち返します。
心に余裕がありますからね。
楽しくてしょうがないです。
あたりがある度にドキドキしてあわせをくれてやります。

満潮から下げに入り少しずつ水が無くなってきます。
結局23時頃まで遊びました。
更に3つ追加して終了ですね。
お月様も半分以上欠けていてほぼ真っ暗。
良い条件でしたね。





なんか今年は良い気がします。
去年はあんまし良くなかったから。
ってゆーか去年はフエ熱が上がらなくてあまりやりませんでしたけどね。
とても美味しいお魚なんですが、
贅沢にも正直食べあきている部分もありましたのでね。
でも今年はお寿司という技を覚えましたので、
初物はお寿司にしますよ。





さばいてみますと、すごい脂でした。
表面がキラキラ輝いております。
これ絶対美味しいですよね。
例によって回転寿司からシャリ玉を買ってきまして、
切り身を乗っけて完成。
お寿司にすると、嫁さんも子供達もパクパク食べてくれます。
酢飯って偉大だなと感じます。
最初に考えた昔の人エライ。

まだ季節は始まったばかり。
また条件の良い日にきてみましょう。
とても楽しかったです。


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遠出してつり

2022-06-06 | 釣り



1年ぶりに神子元島にきてみました。
お友達5人で1台のダブルキャブトラックに乗ってですね。
足代もお安く上がりますし、お道具は荷台にたくさんのりますし、
私は運転できないし、いいことずくめでございます。

13時頃に瀬渡しのお舟屋さんへ到着。
すぐに島に渡って翌朝4時半回収、14時間程度つりします。
あいにく西からの風が強く、海上は白波が立っていましたね。
酔ってしまうのではないかと懸念しましたが、なんとか耐えました。
丘に上がったら安心です。





西風がね、強くて今年も裏側限定でございました。
上がりましたのはブダイ場です。
去年は裏波止でしたが、今年も似たり寄ったりの場所です。
まぁこの風ですし、竿が出せるだけありがたいと思いませんとね。
ここで夜通しつりします。
時期的にイサキとか中型尾長さんあたりがつれればいいかな。
一応ルアーの用意もしてきたのですがどうでしょうかね。

最初は寄せエサを撒いて軽い仕掛けで様子をみます。
でも仕掛けがね、止まったまま右行ったり左いったり。
全然潮動いてないね。
上から見ていると、寄せエサに集まってくるのは蝶々魚みたいなのばかり。
タカベさんすら見えないね。
いきなり苦戦の予感しかしませんでした。

しばらくするとあっちでMTさんがちょろちょろイサキつったりイスズミつったり。
でもかなり渋いみたいです。
私のほうも時折イサキ、ちび尾長程度。
さっぱりダメな感じです。
夕方、せっかくなので風表の本場の方でルアーでも投げようかな。
MTさんと二人、ルアー竿持ってロッククライミング。
崖を登って島の反対側まで歩いていきました。





めちゃくちゃ白波でサラしていて、ヒラスズキにはいい感じ。
波が這い上がってきそうなので、十分注意して手前から遠投。
あっちこっちルアーを引きました。
けどさっぱり。
な~んにもつれない。
砕けた波が飛沫となってパラパラと降ってきます。
少し沖では房総では見ないようなでっかい亀ちゃんが浮いてましたね。
こんなに荒れているのに、亀ちゃんは大丈夫なんですね。
全然だめなので、まだ日の光があるうちに登ってきた崖を降りて、
ブダイ場まで戻ってきました。
まぁ夜釣り…これからが勝負ですからね。

と、いいつつ、夜になってもつれないんです。
たまにイサキ、そしてハタンポさん。
爆っているのは恒例のゴマサバさん。
40~50cmありますからね、取り込みに時間が掛かります。
ウキが沈めばサバ。
ウキが横に走ってサバ。
仕掛け回収中にサバ。
うんざりするほどサバ。
やりとりに時間を費やすので、もう4号竿にしちゃいました。
強引に寄せて引っこ抜いて、びびびびび~って感じです。
私には珍しく、26時すぎから磯で寝てましたわ。
釣果さっぱりだと眠気が増すものなんですね。

そんな中、あっちの方で声がします。
「たも~」「でっかいっ」「なにこの魚~」
行ってみるとですね、ポポちゃんが凄いのを釣りあげてましたね。





あ。これ…ヒゲダイかな?
めちゃくちゃ体高があってブ厚くて大きい。
なんだか凄い迫力のお魚でしたね。
5キロ超えてそう、よくまぁこんなお魚獲れましたわ。
みんなで集まってしばらく観察してました。
釣りものとしては、かなりレアなんじゃないでしょうか。





そんな感じで朝を迎えました。
私といえば、釣果さっぱりでお写真を撮る気力もなくって感じですね。

地元に到着した時、今回は一緒に行けなかったSUちゃんがお越しです。
お役目はヒゲダイをさばく事。
プロの料理人ですからね。
あっという間に体表を「すき引き」してました。
わたし、すき引き見るの初めて。
さすがプロは違いますね。
そしてみんなでヒゲダイを分けてお持ち帰りです。

レアなお魚ですからね。
尾長さんと一緒に大事にお刺身で。
この魚、めちゃくちゃ美味しいじゃないですか。
もう一生食べる機会が無い気がします。

あんましつれなかったけど、みんなで楽しい釣行でございました。
今度また行きたいな。


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