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二輪草(にりんそう)

2014年05月08日 | Weblog
これは、金鳳花(きんぽうげ)科、イチリンソウ属の二輪草(にりんそう)という花である。この二輪草(にりんそう)は、直ぐ近所のお宅の庭に沢山咲いていた花である。そのお宅のご婦人から解説していただき、その時、はじめて二輪草という花を知ったのである。曰く、二輪草は、必ず長短の二本の茎から白い花を咲かせるのであるが、一本の茎は、何故か少し低めなんだそうである。(それで歌謡曲で夫婦の睦まじさを歌われているのかも知れない。)
この花は、別名をガショウソウといい、北海道では、春を告げる花なのだそうである。(山麓の林の縁や林の中,竹林,土手などに生える多年草。)


二輪草(にりんそう)・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名  Anemone flaccida
   Anemone : イチリンソウ属
   flaccida : 柔軟な、柔らかい

 Anemone(アネモネ) は、
 ギリシャ語の「風」が語源。
 「風の花」の意味のようです。
 
・春に咲く。
・ひとつの草から
 2つの花茎が伸びてくる。
 花は片方が少し小さい。
・若葉は
 山鳥兜の葉にそっくり。
 食用にされる方は
 注意しましょう。

・地下の根茎で繁殖するため、
 大群落をつくることがある。

・「春なれや
  二輪草の 花の群れ」  一水

 「二輪草の
  一輪すこし おくれけり」岡林英子

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:キリ   花言葉:高尚

  今日の一首:「叱られてあの子は町までお使いに」唄えばひとつ桐の花散る     鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)