MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

柚香菊(ゆうがきく)

2011年10月17日 | Weblog
これは、れっきとした山野草の一つである。したがって、これは、道端などで良く見かけることが出来る菊のような(雑)草である。名の由来は、柚のような香りがすることから名付けられたようである。また、ものの本では、新芽が食べられるとあるが、未だ一度も試したことがない。不勉強で申し訳ないが、関東嫁菜と何処が違うのかも良く判らない。もし、ご存じの方が居られたら、ご教示頂ければ幸いである。


柚香菊(ゆうがきく)・菊(きく)科。
・学名 Kalimeris pinnatifida
Kalimeris : ヨメナ属
pinnatifida : 羽状中裂の
Kalimeris(カリメリス)はギリシャ語の
「kalos(美しい)+ mero(部分)」
が語源。花弁の美しさから。
花のつき方のようすに由来。

・夏から秋にかけて長い間咲く、山野草。
「柚子(ゆず)」の香りがするらしい。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:シコンノボタン    花言葉:平静

  今日の一句:大空に近道はなし鰯雲    五十嵐哲也

  (NHKラジオ深夜便から引用)

木通(あけび)

2011年10月17日 | Weblog
この熟した木通(あけび)は、直ぐ近くの友人宅で実ったものである。このお宅では、山で自然に生えている木通に劣らないほど立派に実をつけているのである。自然のものを、よくぞ此処まで育てあげたものだと感心させられる。というのは、この近所に木通を植えているところは全く見あたらないし、大変珍しい希有のケースだと思う。そのように褒めあげたら、熟した木通の実を一個ご褒美に戴いた。


木通(あけび)・木通(あけび)科。
・学名 Akebia quinata (木通)
Akebia trifoliata(三葉木通)
Akebia : アケビ属 (日本名「アケビ」)
quinata : 五枚の小葉の
trifoliata : 三枚の葉の

・開花時期は、 4/ 1頃~ 4/ 末頃。
・つる性植物。
・名前は、実が熟して割れたさまが、人の「あくび」
に似ていることから「あけび」に変化していった。
また、実は熟してくるとぱっくり口をあけたように
裂けることから、
「開け実(あけみ)」→「あけび」になった、
という説もある。白い中身は食べられる。
つるの部分は利尿作用があり、漢字の「木通」は、
「小水が通じるつるの木」からきているらしい。

・木通の葉は5枚で丸っこく、
三葉木通の葉は3枚で、ふちは波状になっている。
・春の若菜は”おひたし”やお茶(アケビ茶)に
使われる。
・江戸時代は、実の中の種子から油を採った。
・「実」は郁子(むべ)に似ている。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:アキチョウジ    花言葉:秘めやかな思い

  今日の一句:丹念な母の夜なべの向うむき   下田実花

  (NHKラジオ深夜便から引用)