MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

紫苑(しおん)

2011年10月01日 | Weblog
これは、シオン(紫苑)という花である。この花は、昔から見て知っていたが、花の名前は知らなかった。名前をしたのは、ごく最近のことである。紫苑(しおん)というネーミングは、まことに優雅な感じの名前である。もっとも、平安時代の「今昔物語」にも出てくるというkら宜なる哉といったところ。この紫苑も、秋を彩る花の一つだと思う。

紫苑(しおん)・菊(きく)科。
・学名 Aster tataricus
Aster : シオン属
tataricus : 中央アジアの
ダッタン(韃靼)産の
Aster(アスター)は、ギリシャ語の
「aster(星)」から。
花のつき方のようすに由来。

・東アジア原産。
栽培の歴史は古い。
平安時代の「今昔物語」にも出てくる。
・秋に、白か、うすピンク色の花を
たくさん咲かせる。
・色で「紫苑色(しおんいろ)」
というのがある。

・根をせきどめの薬にする。
・花言葉「君を忘れず」
・別名 「鬼の醜草」(おにのしこくさ)
・「春」をつけたら 春紫苑(はるじおん)

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:ダリア    花言葉:栄華、優美

  今日の一句:みんな風呂にゆきてひとりの十三夜  五所平之助

  (NHKラジオ深夜便から引用)

力芝(ちからしば)

2011年10月01日 | Weblog
これは、力芝という植物である。この力芝は、雑草の中に生えた居るので普通の草と思ったほどであった。
別名を道芝(みちしば)というそうだが、道端に生えているから道芝とは、その通り、納得出来るネーミングである。この草は、道端の雑草の中では一際抜きん出ていて、如何にも力芝という感じだ。ねこじゃらし(エノコログサ)に似た形、大きさはそれよりも大きく、色も黒っぽい。役に立つことはないが、子供の遊び道具として、ままごとなどに使われたりもするそうだ。


力芝(ちからしば)・稲(いね)科。
・学名 Pennisetum alopecuroides
Pennisetum : チカラシバ属
Pennisetum(ペニセタム)は、ラテン語の
「penna(羽毛)+ seta(刺毛)」が語源。

・草地に生え、秋の頃にブラシのような花穂をつける。
・道端などでたまに見かける。
引き抜くのが容易でないので、この名前がついた。(力強く根を張る)
・葉は固く、線形。
・別名「道芝(みちしば)」。
道ばたに生える大きな芝、の意味。


・「立ち易(かわ)り 古き都と なりぬれば
道の芝草 長く生(お)ひにけり」 万葉集 田辺福麿(たなべのさきまろ)

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日に花:浜菊     花言葉:友愛

  今日の一句:荒海の秋刀魚を焼けば火も荒ぶ   相生垣瓜人

  (NHKラジオ深夜便から引用)