シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

苗名滝・いもり池・野尻湖

2016-11-13 | お出かけ
〈11月5日〉スカイケーブル山頂駅周辺の散策の後、『苗名(なえな)滝』に向かう。川や滝が好きで「日本の滝百選」にも選ばれているということもあり、是非とも行きたかった観光スポットである。
 
『苗名滝』は、新潟県と長野県との県境、関川にかかる落差55mの柱状節理を持つ玄武岩の断層でできている。その昔、滝から落ちる水温が四方に響き、あたかも地震のようだったことから『地震滝』と呼ばれていたが、古くは「地震」と書いて「なゑ」と読ませていたことから「苗名」に転化したようだ。
 
駐車場に車をとめ、11:30頃、川沿いの遊歩道を滝に向かって出発。とすぐに吊り橋を渡り、2段の砂防ダムを越える。砂防ダムとはいえそれなりの高さがある。その高さは回り階段で上がる。見た目木製だが、しっかりした鉄骨造のようだ。
階段を上がった所で振り返る。↓の右端に駐車場。対岸側に魚道も作られている。

駐車場から苗名滝までは約15分とのこと。川が緩く右に曲がり始めた辺りで、ついに苗名滝が姿を現した。ワクワクだ。(画はズーム)

さらに近づいた所からの眺め。事前にWebで吊り橋越の滝の画を見たが、この辺りからのようだ。(もう少し早い時間帯だったら、影が川にかからなかっただろう)

その吊り橋を渡りながらの眺め。水量が多いのは雪解け水が流れ込む春で、この時期は少ない方であろう。それでも、充分な地震滝に思えた。(春は凄いだろうな~)

橋を渡って左の方には、広めの平地があり、東屋もあった。十数人の観光客がカメラを向けていた。ここからは、黄葉越の滝だ。

少し降りて、川沿いにある大きな石に座り、しばし眺める。

ここから石を伝っていけば、滝つぼの近くまで行けるのだろうか?若かったらトライしたかもしれないが、いい大人だし、他の観光客からは邪魔な存在になるだろう。でも、折角なので滝つぼまで含めた全景が見たい・・・。と、対岸の上流に人を発見。あそこまで行けるのか!?
 
橋を戻り、それまでとは格段に細い道が右側(上流側)にあった。そこを上がって行くと、見えたー!

落差55mはなかなかのものだし、姿の良い滝だと思う。(画で見ると柱状節理しかないので大きさが分かり難いかも)
滝口の様子。落差のサイズ比較からすると、滝口の幅は11mほどありそうだ。だとすると、我が家は滝口にスポッと入るわけか・・・。

滝つぼの様子。向かって右側に虹が見えた。
 
 
 
次に向かったのは『いもり池』。周囲約500m。ここからも妙高山の眺めが良い。

12:40頃に着いたが、ここはかなりの人出だった。食事処も一杯。その前の広場から紅葉と妙高山を撮るが、人が多く手前は入れられないほど。足湯があったので、足の疲れを癒す。

いもり池の南側には『妙高高原ビジターセンター』がある。妙高周辺の山々、生息する動物や植物、地形、人々の歴史・くらし・文化の様子を紹介している。
   
 
『妙高戸隠連山国立公園』の案内があった。妙高山はもちろん、苗名滝やいもり池も公園内である。ただ、聞きなれない名前であるし、この辺は上信越高原国立公園ではなかったか?
妙高戸隠連山国立公園は、2015年3月に上信越高原国立公園から分離し、全国で32番目の国立公園としてて誕生したらしい(知らなかった~)。2県6市町村にまたがり、面積は小さいながらも個性的な山容の山々が密集し、山麓に点在する高原や、野尻湖などの湖沼が一体となった独特の景観が大きな魅力とのこと。
 
昼食を食べそこねたので、Webで検索し黒姫側の『そば処 たかさわ』に行った。この店は有名らしく、色紙が多数飾ってあった。で、旨かった。
 
 
その後、山の上からも見えた『野尻湖』に向かう。14:40頃、広い駐車場があったので、車をとめて辺りを見歩く。遊覧船の乗り場は観光客がいるものの、他はひっそりしていた。
   

近くのホテルや旅館の方まで足をのばしたが、閉まっているお店があったり、歩いている人もいない。まぁ夏ではないから・・・(?)。
遊覧船の所だけ観光バスもとまっていて人がいるのだが、そもそも遊覧船で何を見たいのか?何が良いのか?分からない。もうすぐ15:00になるし、最後に『ナウマン像博物館』を見よう、という意見は妻に却下された。
 
ならば、初めての野尻湖なので、どんなものか湖の周囲をみてみようと、左回りに出発。曲がりくねった道を徐々に上っていいき、また下がる。反対側までいくと湖畔に出た。すると・・・・・・。
 
いい気分になった所で、帰ることにした。ここからの帰りをGoogleマップにナビしてもらうと「豊田飯山IC」から高速道路に乗った。途中、事故渋滞もあったが、無事に帰宅。

ということで、出発日の高崎線にはまいったが、イルミネーションは素晴らしく、周辺観光も快晴で有意義。数日後に結婚記念日だったこともあり、良い記念になった。
 
 
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6 コメント

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Unknown (ディック)
2016-11-14 21:35:32
落差55m !?
幅11m !?
うーむ、大きすぎる景色って、写真にしてしまうとこじんまりしてしまいますね。
やはり現地で自分の目で眺めないといけませんね。
いい気持ちだったでしょうねぇ!
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苗名滝 (kawa)
2016-11-16 19:57:04
滝まで、結構、距離がありますよね。でも、行くだけの価値はありますね。
いもり池からの妙高山、いい眺めです。
でも、池のハス?多過ぎません?
半分くらい除去できないのでしょうか。難しいのかな。
野尻湖、夏も観光客少なかったです。
通覧船にのると、湖にある小島(名前、なんていったな?)に上陸できます。
左回りで半周して、飯山ICに。遠くなかったですか。
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Unknown (ringo)
2016-11-16 20:13:15
苗名滝は有名ですね。
でもなえなと読めていませんでした。
地震をなえと言っていたので、地震滝から苗名滝になったのですか。調べてみないとわかりませんね。
滝壺を見られるところまで行かれて、いいお写真が撮れましたね。
滝口の幅は11mほどありそうですか。大きな滝ですね。一度はみたい素晴らしい滝です。
名古屋からだと、バスツアーでいかないと遠いです。



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ディックさん こんばんは (KAEDE)
2016-11-18 23:37:03
滝の大きさですが、やはり柱状節理のせいだと思うのですよ。
大きい柱状節理は、サイズ感が分かりにくいですよね。
そんな柱状節理も含めて、キレイで気持ちの良い滝でした~。
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kawaさん こんばんは (KAEDE)
2016-11-18 23:37:24
苗名滝はイイですね。季節の違い、水量の違いなどいろんな滝の様子を見たいと思う滝でした。
ハスは多かったです。でも画の所は北側で、南側はほとんどありませんでした。
野尻湖は半周してみるものでした。それほどICまで遠くなかったですよ。空いていたし、戻るよりも時間は早いですし。
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ringoさん こんばんは (KAEDE)
2016-11-18 23:38:14
地震を「なえ」と読んでいたなんてね~。
その名残かもしれませんが、下流の橋の名前は「地震橋」でしたよ。
滝は良かったです。妙高に行く機会があれば是非。
あっ、今TVで「名もなき池」の紹介をしています。観光客多いです。
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