村の笛吹きの、日々のこと。

茨城県東海村のこうやフルート教室の講師、市村明日美の、ちょっと思ったことなどを、ひそかに書いています♪

ソロコンなど。

2024年01月22日 | 日々のこと

 この土日は、茨城県のソロコンテストでした。一番人数が多い中学生だけでも450人くらいが受験していた数年前よりはだいぶ人数が少なくなったとはいえ、やはり、茨城は参加人数が多い!

 数年前に、関東大会に進んだ生徒さんにくっついて東京に行った時に、この大会への参加人数が茨城だけ400人超え、他の都県は二桁、一番少ない県では12人くらいだったのに衝撃を受けた覚えが。

 代表は各県5人なので、どうすれば関東大会に進めますか?と生徒さんに聞かれ、とりあえず、転校か?なんてこっそり思ったりもしたものですが…

 今年も、みんながんばっていました。

 私も高校生の頃受けましたが、その頃はとてものんびりとしたものでした。

 先生に習うなんて思いつきもせず、よく分からないけど、CDと同じように吹けば良いんでしょ?というノリで金賞が頂けた、そんな時代でした。(工学部を目指していた私は、ここで金賞を頂いて、同じタイミングで物理で赤点を頂いて(?)気が付いたらこのような人生になっているわけです。)今全然そんなんじゃないですね。みんな本当にすごいし上手。

 こういう、ソロできちんと曲を仕上げる機会は、普通に部活をやっているだけではなかなか無いので、とても良いことかな、と、思います。吹奏楽部でみんなで吹くとか、アンサンブルとはまた全然違うので。

 挑戦した皆さん、本当に偉い!よくがんばった!です。

 出演者一人ひとりが、この4分のためにどれだけ努力したか、とか、緊張が伝わってきて、もう、聴いている私まで、ひえええええ!ってなって、なんだか緊張する、ソロコンです。

 私が高校1年生の県大会の日。 

「近所のばーちゃんが亡くなって葬式なんでその日行けないんだよ、一人で行って吹いて来い、大丈夫だから」

 と仰った、顧問の先生(*^-^*)

 今年のソロコンでは会場で係員をやっていらして、お会いでき、ちょっとお話もできました。

 あの頃おじさんだと思っていた先生。気づいたら、同じくらいの年齢になっている私ですが、こうしてずっとかわいがっていただいて、嬉しいです。それにしても先生、驚くほどお変わりない…どんな魔法でしょうか。

 

 天気予報は雪が降るかも?ということでしたが、雪にはらなず、大雨。でも、あの量で雪だったらとったも大変だったので、本当に、雪にならなくて良かった!!

 そして、いろいろあるこんな時代、こうして何事もなく大会が開催できたことだけでも、とても幸せなことだなあ、と、思うのでした。

 ソロコン、また来年に向けて、私も曲を探したり、いろいろがんばるぞー、と、思ったのでした。