リア廻りの整備をしていたのと平行して、、、キャブレターの分解もやっていました。。
車体から外して、、、
分解いたします。。。
全バラにしました。
全バラ、、、スロットル廻りのリンクも外さないと、、、スロットル本体のスライドバルブが外せません。
で、そこまで外さないとニードルも外せません。。。
エアーカットバルブも、、、とにかくキャブレターの機能する部品は外さないと、、、オーバーホールになりませんので、、、ここまで全部分解しないと、、、キレイにならないし、、、各通路や各部品の点検にもなりませんね。
という事で、、、全バラ です。
一番汚れがひどかったのが、、、
エアーカットバルブ、、、
エアーカットバルブって、、
走行中に、、、減速や停止する為にアクセルを閉じた時に、、、アクセルを閉じるとスロットルバルブが閉じます。
その時のエンジンの吸気(混合気)の状態が、、、閉じてすぐは 過濃 で、、、その後は希薄になります。
その、、、希薄な混合気の状態のままエンジン回転が落ちていくと(エンジンブレーキの状態)、、、燃焼は正常に出来ず、、、マフラーからパンパンと大きな音がしたり、、、します。
それを防止する為に、、、エンジンブレーキ時の空気量を少なく制限するのが エアーカットバルブ です。
このバイク、、、長年乗っていなかったので、、、キャブレターもオーバーホールいたしましたが、、、
乗らないと、、、いろいろと、、、悪くなってしまいますねえ。。。
さらに、、、平行して、、、もう1台の整備もしていて、、、
キャブレターをバラシています、、、ので、、、ついでに、、、一緒に、、、
2台分のキャブレターを、、、キャブレタークリーナーにドブ漬けして、、、キレイにいたします。
↑ ドブ漬け前、、、
↓ ドブ漬け後に洗浄してキレイになったところです。
ひと皮むけた、、、ような輝きです。
汚れはキレイに取れたのですが、、、
ここで、、、各部品を点検してみると、、、
ひと皮むけてしまって、、、各ジェットの、、、腐食が良く見えるように、、、なりました。
メインジェットは、、、虫メガネでやっと、、、158番が確認できるほどに、、、表面が腐食していて、、、
老メカ、昔は肉眼でメインジェットの番号が見えていたのですが、、、そこはもう、、、老メカですので、、、老眼が進んでいて、、、
虫眼鏡で4倍くらいに拡大した世界って、、、ちょっとすばらしいものがありますよ。
上の写真のメインジェットなどの表面には、、、月のような小さなクレーターがたくさん開いているのが見えたりします。
Kのマークはやっと見えていますが、数字はほぼ確認が出来ないくらいに、、、
簡単なデジカメの写真ではこれが限界ですけど、、、
表面がこのように腐食しているって事は、、、メインジェットの一番重要な ガソリンを軽量する 穴 も腐食で正確な大きさが保てない可能性が、、、大ですね。
という事で、、、このまま部品注文に、、、
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