金子千尋、海外FAとほとんど同じ？

　週刊朝日の連載「ときどきビーンボール」(東尾修)で、
　金子千尋投手の移籍交渉が、
　『海外FAとほとんど差がない』と書かれています。

　『国内球団と交渉しながら、譲渡金に応じた大リーグ球団とも交渉できる』
　この状態が海外FAとほとんど同じということのようです。

　ルール違反というのではなく、国内FAとポスティングシステムは全く別の目的で、それを併用するという発想はない。だから、禁止するようなルールもない。

　夏場には、国内FAで巨人入りという見込みの記事を読んだ覚えがありますが、巨人は相川捕手をとり、金城選手とも交渉しているようですから、それで2人。

　中日は「1年だけでもいいから」と獲得を目指しているという記事はありました。
　1年というのは、来シーズン終了後にポスティングシステムを使うというのを認めてもいいと。
　東尾修氏は、そういう契約方法にも疑問を呈しているようです。

　また、東尾氏は、オリックスにとっては国内FA移籍より、メジャーポスティングシステムの方が球団経営としてメリット大きいだろうとも。

　これから、どんな展開になるのか、しっかり注目しようと思います。