イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

障害と音楽

2012-06-20 09:19:40 | 
 週刊新潮の連載エッセイで、青島広志氏が興味深い内容を。
 
 『障害をお持ちのかたが著した文章を読むのは勇気が要る』

 すごくわかります。

 ある意味、私は当事者とも言えるのですが(自分のことであったり、両親のことであったり)、それでもやっぱり勇気が要りますね。

 『そこにもたらされるドキュメントは恐ろしく、かつ辛く身に迫ってくる』

 文章でなくても、映像であっても、けっこう見るのに勇気が要るのですね。
 
 ただ、実際にどうかというと、特にわが家のように両親が全盲というケースであれば、目が見えないことの不便さはもちろんあるのですが、それほど特別なことはない……。
 というのは、やっぱり当事者だったからですね。
 家族という当事者。
 全盲の両親には、また別の思いがあったことでしょう。

 そのエッセイで、聴覚障害でベートーヴェンらに触れ、視覚障害では辻井伸行さんに触れてます。

 『本人以上に周囲の協力者の力を讃えるべき』という一節も、思わずラインを引きたくなる箇所。
 
 青島氏のエッセイは毎回とても参考になるのです。


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