政府の考え方を話していたのかも

　今村元復興相が辞任したことはNHKニュース7で、あれこれの反応を含めて伝えられました。

　これまで問題となった発言もあるけれど、真の意味で謝罪はなかったようにも受け取れました。
　そもそも、今村氏自身は政府方針を元に話していたのかもしれません。
　自主避難に関しては、国の言うことを聞かないならば、自己責任でどうぞということなのではないかと。他のことにおいても、国の言うことを聞かないと予算に影響するとか、いろいろあるみたいですから。

　昨日の発言にしても、危険なものは人が少ない所に持っていけばいいという発想と関連しているのかも。
　原発関連のことや、基地問題もそういう要素があるかもしれないし、東京のように人が多いところは、万一の時の被害が甚大になるから、人が少ない所に持っていきましょう、そういう考え方が根底にあるのではないかと思いました。

　東北のどこかの首長の方が、復興大臣がころころ替わるというのも軽視している証という話をしていました。
　確かに、閣僚が替わらないポストもあります。財務とか長いですし。官房長官も長いです。
　復興相とか、拉致担当、あるいは地方創生、大臣経験のためのポストと思われてもしかたないような任命が続いているのかもしれません。
　そんな感想を持ちました。