京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

武漢肺炎(新型コロナウイルス)とこの猛暑・読書の夏・国防を考える

2020年08月26日 | 拉致問題

武漢肺炎(コロナウイルス)蔓延ともう秋なのにこの猛暑、疫病より遥かに死亡率の高い熱中症、年寄りにはダブルパンチの年です。

自分なりには医食同源で養生を心がけ免疫力を高めてウイルスなどには負けるか!

家庭菜園で、草野球で、その上週一サウナに入って汗をかいて熱中症などに負けるか!

と抵抗してきましたが流石に歳には勝てず日が上がってからの畑仕事はコタエルようにナリました。日が当たる前の早朝に水やり、草刈りぐらいで誤魔化しています。

外出はこの暑さプラス武漢肺炎で年寄りが一人ウロウロするのは世間様の目があり自粛しています。(本来は他人の目など意識しないのですが)

先月本屋で雑誌「サライ」の8月号を買ったら「読書三昧の夏」と言う特集でした。内容的には大したことは書いてありませんでしたが、読書なら家の中で出来る。

早速アマゾンで取り寄せて読み切っていない本などを再度読み始めたのですが、途中でやめた本はそれなりの本で一気に読み進める魅力はありません。

そこで新たに「邦人奪還」を取り寄せて昨日一気に読み終えました。

  「邦人奪還」

 著者は自衛隊特殊部隊経験者なのでリアルな表現で最後まで一気読みが出来ました。興味ある人は読まれたら自衛隊の内情が少しは知ることが出来ると思います。

内容は、北朝鮮でクーデターが起こり拉致被害者の一部(6人)の居所がアメリカより知らされ、それを自衛隊特殊部隊が奪還するというストーリです。

結果は拉致被害者6人(日本人5人、配偶者の韓国人1人)は無事救出されました。自衛隊員は31人(ヘリコプター2機が撃墜、その乗員5人を含む)の犠牲者が出ました。

大きな代償です。やはりこの計画もアメリカの誘導に政府が乗っかったもので国と国との戦いは純粋な愛国者は気を付けねばならないと思わせる結論でした。

登場人物の一人に語らせていますがアメリカという国は恐ろしい国です。近隣周辺国ばかり気にしていますがアメリカもまた太平洋の先の近隣国です。しかも最悪の。

以前から北朝鮮に拉致されている日本人の救出に関しては南北朝鮮が戦闘状態に入ったときに自衛隊が拉致被害者を救出することが計画されているように伝えられていました。

平時でさえ拉致被害者の居住地が確認できていないのに戦闘状態に入った北朝鮮でどうして日本人を自衛隊員が探すことが出来るのか?疑問に感じていました。

まして計画は韓国が北朝鮮国内に攻め込んだときしか想定されていません。今の南北の戦力は韓国が攻め込むなどという想定は出来ないのが現状でしょう。

 

ブルーリボン運動と「風とライオン」

拉致被害者救出について参考になる映画がありました。以前に拉致被害者救出運動について書いたときのものですが、

「THE WIND AND THE LION] 風とライオン。です。>1904年、モロッコ。アメリカ人の未亡人へデカリス夫人とその子供が、海賊の一団に誘拐された。率いるのはリフ族の首長ライズリで、国土を支配しようと企む欧州列強諸国への抗議の表明だった。一方、アメリカ首都ワシントンでは、時の大統領ルーズベルトが人質奪還の名目でモロッコに大艦隊を派遣しようとしていた、、、、、、、、。< (主演・ショーン・コネリー・キャンディス・バーゲン)

 結論・・一兵も損なわず救出・国防とはこれです。国と国民を守るのは敵国を上回る戦力を持つことです。

もう現代戦は自衛隊員の練度だけでは守りきれないのです。自衛隊員の犠牲者が出る前に国家戦略を変えなければ国は守りきれません。

自衛隊員を軍人として遇しないで戦の場に向かわせるのは国家としての重罪です。軍人としての名誉と保証を与えずに国の守りを託すのには限界です。

日本国民は今こそ軍隊として国を守る組織を制定しなければ周辺敵国の侮りを今以上に受けるのです。


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