京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

少子化対策はふる里造りから(6)500万円で二百坪の土地に家族4人で住む家を建てる

2015年01月31日 | 少子化対策は故郷つくりから

この故郷つくりの計画は二百坪以上の土地を手に入れ300万円で夫婦と小さな子供が2人が生活出来る家を建てる事です。

家が300万円だからといって自分で建てるのではありません。基礎も作ってもらい、電気も水道も敷いてもらい、家の中には風呂もトイレも台所もある事が前提です。

そして、夏は涼しく、冬は暖かい構造が必要です。私自身の試案があり設計事務所や工務店などの知り合いにこの予算で出来る家の設計図を要請し始めました。

大きさは床面積は10坪です。これにロフトを付けて寝室又は物置に確保します。有効な面積は15坪ほどになります。小さなマンションくらいの空間は確保出来ます。

必ず住める家がこの価格で完成させる事が出来ると確信していますが実際にこの計画で住もうと言う若い夫婦が実行してくれるかにかかっています。

突拍子も無い計画ですから疑心暗鬼でなかなか踏み切れないと思いますのでサンプルを作って家族で一晩体験宿泊をしてもらう事が大切だと思っています。

しかし、まだ活動を始めていない(活動は4月からの予定)「NPO法人 ごっこ屋本舗」ですから資金も無く、私自身も商売をやっていた20年近く前なら何でもなかった500万円ですが今や少ない年金と息子からの仕送りで暮らしている後期高齢者ですから、これから一年かけて来春には着工出来るように資金調達を考えます。

それまでにはいろいろ案を出し、発表して皆さんのアドバイスやご批判、援助を頂いて実行したいと思っています。

まず土地の二百坪ですが一坪1万円以内の土地を求めます。候補地は通勤には不便な過疎地になります。その上宅地ではありません。完全な畑地でもありません。後ろに(北側に)山林が広がり南が開けた明るい場所なら充分です。土石流の恐れの無い所を探します。丁度、我が家の立地のようなところ、日本全国過疎地だらけですからいくらでもあります。

家が出来れば家族が移住して、まず小さくても家庭菜園を作ります。畑地でなくても野菜は作れます。家のまわりは190坪あるのですから、開墾から始めるのです。

昨年私は4坪ほどを害獣に荒らされないように囲ってキュウリ、トマト、ナスビ、サラダ菜何種類かを植えました。夫婦では食い切れんぐらいなりました。地面は石ころ混じりで石を除けたら地面が低くなるのでホームセンターで一番安い土を買って来て使いました。今年はその上に敷地内の枯れ葉を積んでおいた腐葉土を入れてみます。

三年もすれば雪の降らない時期の野菜の自給自足が出来ます。周囲には未開墾の土地があるので家族で力を合わせて野菜つくりに励めば売りに出せるぐらいの野菜の収穫は出来ます。

何も無い所に小さな家を建てるのにも将来の一族の故郷の家を造るのですから計画的に作らなければなりません。

地震には、平屋(リフトはあるが)ですから屋根を軽く出来ます。地震で屋根に押しつぶされる心配がありません。

台風には、南側に防風林を植えます。気があるだけで強風も思い切り和らぎます。この種類は落葉樹にします。夏は風と日差しを遮ってくれます。冬には日差しを室内まで入れてくれます。

大雨には、川の流れから離して建てて後ろの山が崩れないような地形を選びます。

竜巻は、山間部なら竜巻は発生しません。 津波は、海からはなれた高台なら安心です。

地震や火事は、運が悪かったと諦めて建て直しても300万円なら2重ローンで苦しい目に遭う事も少ない。(元の500万円を300万円に訂正しました)

子供が大きくなれば土地はあるので増築はやり放題、物置も造り放題、ローンも500万円を10年で返済計画を立てれば三~四千万円を一生かけて返す事を考えれば楽勝です。

購入資金の借り入れを何処からするか? 私は地元の農協がやってくれれば安心だと思っています。

借り入れの金利はどうするか? 私はこれこそ故郷再生資金として国が農協に払ってくれれば良いと考えています。

収入はどうするか? これこそ男の出番です。単身赴任で大都会で働けば良いのです。

そのために企業は単身赴任者のために仕事場の近くにワンルームの社宅を作れば人材の確保が出来るし営業期間は従業員は脇目も振らず働いてくれます。

そして、金曜日の夕方には家族との田園生活が待っている我が家に帰って2日間子供や妻との充実した時間を過ごす事が出来ます。

ここまで書くと妻の立場は田舎で子育てだけか?とジェンダフリーとか言うウルサイ奴らが女の主権を振りかざしますが、昔から日本の家族は女が中心でした。

その中心の主婦が我が家の将来を担う子供たちを教育する事が大切なのです。大切に育てた子供は親が年老いたら大切に見守ってくれるのです。

女性を労働力と言い換えて低賃金で使おうとする今の日本の産業界は考え直すべきと思います。

人を安くこき使うために外国に工場を移したり、また日本に戻したり、犯罪の予備軍になる外国人労働者の移民を考えたりする事は金のために国を売り渡す売国奴と変わりがありません。日本人ならよく考えて,苦しいときも労使がお互いに日本の国の永遠の繁栄を考えて欲しい。(と思うのですが)


少子化対策はふる里造りから(5)イギリスの貴族にならう・仕事は街で住まいは田園で

2015年01月31日 | 少子化対策は故郷つくりから

老後の生活を自然豊かな田舎で。と,今は「田舎暮らし」と言う言葉が流行っていますが、街で暮らした年寄りが定年後田舎に移っても不便だけが目についてがっかりするのが関の山です。

田舎の古民家を買い取って改装して住むことが流行になっていますが手放された古民家を見て来た私にとっては家が建つほどの改装費をかけて挙げ句に不便な田舎に愛想をつかして不満タラタラ。ヤワな町の人には耐えられない自然もあります。一夜漬けの田舎っぺでは耐えられません。リゾート気分で来るべきではないと思います。

その上でなお、私は若いカップルがここで子育てと自分たちの故郷つくりをするべきだと薦めたいのです。

その理由は「田舎暮らし」と言うから暗くて、惨めな印象を与えるのです。日本では以前から「田舎もの」と言う言葉は人を差別する言葉でした。

人は長年差別されると本人も差別されてアタリ前のように萎縮してしまいます。

だから私は「田舎暮らし」という言葉は避けて「田園生活」と呼ぶようにしたいと思っています。

イギリス貴族の田園生活と言えば少しは希望がわいて来ます。男も週末には家族と一日中(2日も)水入らずで楽しむ事が出き、これからの生活の主流を自分たちが作るのだと前向きに考えれば良い事です。

イギリス貴族は地方に荘園として領地を持っていましたから自らを卑下するような気持ちではなく、自然豊かな所で子育てをして都会で政務や事業を行うという日本人から見たら格好の良い生活形態がとれたのです。

日本の田舎が衰退の一途をたどるのは世間を知らず地方に閉じこもったままだからだと思っています。(その内に地方の人が見れば怒るような原因について書いてみます)

イギリスのように(今やアメリカも)心ある人達は家族を郊外に移し自らは都会で働き週末は家族と田園生活を楽しむと言う形態が流行になればよいと思っています。

日本も将来は都心はオフイスや工場となり,住居地帯はスラム街になると思います。その前に若い夫婦は出来るだけ早く田園生活を実現する先駆けになると言う使命感を持って欲しい。

田園に住み、子育てをして、大学は大都会で、仕事は単身で何処へでも、家族は田園生活を楽しむ、定年後は夫婦でゆとりある余生を送る。

こんな人生が最高の人生と感じる人がチャレンジすれば良い事で大都会のカゴの中で不平不満を垂れながら惨めな人生を送る事に甘んじる人達には関係のない生き方ですが。

この、「田園生活」の構想は今の日本ではマスコミでは言いたい人が有ってもいえない事です。コメンテーターや有識者と言う輩が言えば次からは声がカカラナクなってしまいます。

そろそろ、話が横道に反れてばかりで長くなりすぎるので言い尽くしていませんがまとめて書いてみます。

1)夫は街で働いて生活の糧を家庭に持ち帰る。(働いて給料を稼ぐと言う事です)

2)妻は田園で子供を育て教育をする。

たった基本はこれだけです。(この2項目を次回に少し詳しく書きます)

このような生活は世界の距離が短くなったから出来る事です。ただ一カ所だけに留まっていると距離が短くなった事に気が付かない。

それにしてもイギリス貴族たちの距離感は凄いですね。世界に植民地を持ち世界の海にこぎ出して行った国民だからで来た事ですね。

貿易立国をうたう日本人も特亜の国の国民と違い日本の国に愛着を持って居る人種ですから世界に羽ばたいても晩年は落ち着ける故郷を持ちたいものです。

定年後は溜めたお金を無駄使いして、街中のマンションで病院通いの末、死を待つだけの人生なんてミジメではないでしょうか?


少子化対策はふる里つくりから(4)なぜ故郷をつくるのか?

2015年01月29日 | 少子化対策は故郷つくりから

前回書きましたように子作り、子育ては都会では出来ない。その根拠は子育てを出来る環境(家庭)が大都会では若い夫婦には高額になるために確保出来ないからです。

住宅もわが国では需要と供給のバランスの上で規模と価格が決まります。そして、辛うじて大きなスペースに親と同居していた子供も戦後の教育の賜物か親と同居を嫌う核家族化が一般的になり、バカな相続税のお陰で遺産は分割されてドンドン家は小さくなってしまいました。(私は現在の相続税の決め方には大反対です。理由は先人の貴重な遺産が潰されて行く事です。親や先祖が残した貴重な遺産はその人達が購入した時には正当な税金を払っているはずです。それを相続する事は先代の文化遺産としても、その人の子孫は次の時代に守り引き継ぐ義務もあります、それを左巻きどものヒガミ根性で不公平だとホザイているのです。価値あるものを残すために努力しなかった自分の先代を恨むのが筋なのに努力して子孫に残してくれた他人の親に対するネタミ心からとしか考えられません。だから今の年寄りどもは自分の稼いだ物は自分で使い切らうと老体にムチウって海外旅行や国内旅行、ブランド品の購入に浪費しています。)

また途中でズレましたが元に戻して。

都会で子育てに理想的な家庭を持とうとしても一生かかるローンを組んでもロクなスペースは確保する事が出来ません。金利も入れて4~5千万する住宅を買っても人生が終わる頃には価値もなく引き継いでくれる子供にも相続税と言う重税と兄弟等分しなければならない遺産相続では残す方が罪な事になってしまいます。

今の日本の政治はコレデモかコレデモかと言うくらい国民に過酷な政治を行なっています。日本は表面上は独裁国ではありませんが特に戦後やっている事は戦前西洋の国々が植民地で住民を過酷な条件で搾取したより多くの金額を税金と言う形で搾取しているのです。

昔は働き者は裕福になれたのですが今は働き者は報われないのです。裕福になるには法律の裏を行くか、他人をだますかという日本人が恥として来た、汚い事をやらなければなりません。

正々堂々という言葉は死語になりつつあります。情けない事ですが今の大人はそのように洗脳されて来たのです。お金さえ儲ければ幸せになれる、そしてセレブとしてマスゴミに報道され優越感に浸れると。

心ある若者は(若者でなくても)そのような価値観を今こそ捨てて誇りある人生を歩み始めて欲しいと思いこのブログを書いています。(書き物をする事が本職でないので拙い文章になりますが我慢して読んで下さい)

今書いている事もこれから書いて行きたい事もすべてが空理空論ではありません。これまで私が76年歩んで来た失敗も沢山あった人生から書いています。後になればこう有って欲しい、こうすればという希望を入れて行きますが失敗を重ねながら今まで楽しい人生を歩んで来たことが筋になっています。

人は故郷を持つと言う安心感は否定出来ません。田舎の現状では解決出来ない何かが有ったので多くの人は大都会に出て生活を始めたはずです。

そしてその人達も戦後からでも二代目になり三代目になって帰る事が出来る故郷を失って来ました。

私が故郷つくりを始めようと言い出したのは首都圏直下型地震や太平洋側の東南海大震災が近づいているとマスコミが騒ぎ出した事が最初の原因です。

これまでも何度も書いて来たように自然災害での死者の多くは人口密集地で起こっています。阪神大震災、東日本大震災、遠くは関東大震災などです。日本の国は災害大国と言われるくらい自然災害の多い国です。これだけはどうしようもありません。

せっかくローンを組んで確保したと思った家も震災で壊滅しローンだけが残ってしまったという人達も多く居ました。再建のためもう一度ローンを組む悲劇に見舞われた人さえありました。

だったらどうするか?方法は沢山あるはずです。国民が一人一人、自分ならどうするか?を考える事から初めて、考えに従って行動する事です。

だけど自分一人では心細い、家族でも考えがまとまらない、相談する人も無い、行政に相談しても答えが出ない。親族に相談しつらいなどなど多くの原因があります。

そのような人達のために力になる組織を作る事が出来ないか?と考えって立ち上げたのが「NPO法人 ごっこ屋本舗」なのです。

今書いているこのブログがNPO法人「ごっこ屋本舗」の正式な方針ではありませんが理事長の私が薦めて行きたい方針であるのです。

NPO法人の活動の中で「宗教」と「政治」については活動が認められていません。

「宗教」の活動は私の職業である神職を通じて、政治的な発言行動は私の信条を個人として書いて行きます。

長くなりますので次回「少子化対策は故郷つくりから(5)」

 

 


日本はイスラム国への最後通告を出せ!人質を殺したら有志連合に2億ドルの資金援助をすると。

2015年01月28日 | 拉致問題

これまでわが国は「テロには屈しない」と言いながら見えない所でご機嫌を取り、結局はテロ活動の手助けをして来ました。

北朝鮮による拉致にも金で解決を目指し、支那にもODAで多額の資金援助をしてそれが日本に向けて脅しの軍備拡張につながっています。

今回のイスラム国というテロにも資金援助(莫大な日本国民の税金を使っての身代金払い)をすることで決着をしようとしています。

なぜ、話し合える相手でないテロリストに話し合いで決着出来ると言うゼスチャーを示すのか?

これまでテロリストと話し合いでこちらに有利に解決したことがあるのか政府に問いたい。

話を長引かして有利になった試しはありません。相手は一人や二人の乗っ取り犯ではありません。

「テロに屈しない」と言うなら最初から「テロとの取引は出来ない」とハッキリ宣言しなくてはなりません。

わが国は武力による戦いはしないと世界に平和憲法と言う有難い憲法をアメリカから押し付けられ、国内の左巻きからも絶大な支持を得ているのを逆手に取ってこの際思い切って安倍首相は「2億ドルを有志連合に資金援助をしてテロリスト撲滅をお願いする」と脅しをかければ以後のイスラム国のテロリストはスクムのは間違いない。

わが国で今出来る限りの強い態度をテロリストに示す事は今後のテロ対策としては一番の有効な手だと考えます。武力で奪還出来ない今だからこそ有効な手段です。

今有志連合に2億ドルの弾薬をプレゼントすればインパクトはあると思います。

「脅しには」「脅しで返す」それがテロ対策の有効な手段です。

テロリストの報復を考えて弱気になる事こそテロリストの増長を呼び次の人質につながるのです。

人道支援も大切ですが人道支援だけで日本国民をテロから守る事は出来ません。


少子化対策は故郷つくりから(3)1000万円(500万円でも)で200坪以上の土地に家を建てる

2015年01月28日 | 少子化対策は故郷つくりから

少子化対策に関して思う事を書き出したのに、なかなか本題に到達出来ません。本題に入ります。

マトモな日本人なら結婚して、子供を作り、育てて成人になれば親離れさせる。が正しいはずです。この正しい方法に沿っての話です。

まじめな若い男女に聞いて欲しい真面目な話です。(あまり真面目でなかった私がいう事ですから本気で信じなくても結構です。)

私の話の目玉は500万円~1000万円までで200坪の土地を買って家を建てよう。そしてその家と土地で子育てをしようと言う計画です

少子化の原因は人口が大都会に集中したからだと言う私の主張がベースになっています。

なぜ大都会に人口が集中したら少子化現象が起こるのか?

答えは 大都会では夫婦が住まい、子供を作り、子供を育てる家庭が作れないからです。家庭を持つ事が出来ない環境が大都会なのです。

家庭とは(家=住まい)と(庭=自然)で「家庭」なのです。「庭=自然の無い家」は「オリ」か「カゴ」です。

「オリ」や「カゴ」でも動物を繁殖させる事が出来ますがそれはペットか食い物にしかなりません。自然に放して自立出来る動物ではないのです。

人間は繁殖のために子供を作るのではありません。(今、我が国での少子化対策はまさしく繁殖のための対策としか考えられません)

なぜ都会では私のいう家庭が作れないか? 住まいが高価すぎるからです。自然が無いからです。(行政は安全第一の公園を作って自然とごまかしています)

とてもじゃないが若い夫婦の財力では都会で家と庭がある家庭など手に入れる事が出来ません。

マンションでは子作りも2人までが限界です。一人っ子が多いのも特徴です。そして、祖父母4人のペットになっています。

マンションと言う「カゴ」、一戸建ての家も住まいだけ(有ってもガレージ)で(庭=自然)の無い家しか手に入れる事しか出来ません。

それも一生払わなければならないローンを組んでです。ローンが終わった頃には何の価値もなくなる。一生住宅ローンの支払いを気にした人生なんて何の意味があるのですか?と問いたい。

家を一軒持つためだけにこの世に生を受けて来たような人が居るのを見るに付け他に方法が無いものか?と無い知恵を絞って考えました。

行き当たりばったり実践して来た私の経験も含めてもっと良い方法があると言う事に気が付きました。

 

先日地方再生のために企業誘致をしても従業員が集まらないという記事がありました。

アタリ前でしょう! 地方には年寄りだけしか住んでいません。

地方に企業が進出するのはまだ早い。

都会の住人は元々地方から出て来た人々です。もう2~3世代に渡って街に住み着き帰るべき故郷を失った人ばかりです。

都会で生まれ育った若い夫婦に自分たちの世代から子供たちや年老いた両親が帰る事が出来る故郷をムリ無く作る事を考えましょう。

金もなく、土地もなく、住まいも無い若い夫婦が子供をイッパイ作って楽しく暮らす方法があれば国家予算を無駄にバラまく事も無く、移民に頼る馬鹿げた政策も不要です。

続きは次回の「少子化対策は故郷つくりから」見て下さい。


少子化対策は故郷つくりから(2)自然災害から家族を守る

2015年01月27日 | 少子化対策は故郷つくりから

最近各地で小規模な地震が連続して起こっています。京都府でも南部を震源とする地震が続きました。

この小さな地震が大震災につながる恐れは今のところ無いようですが地震大国の日本ではどこが大地震の震源地になるか予測がつきません。

阪神淡路大震災、東日本大震災以前からも首都直下型、東南海など太平洋側を震源地とする大地震発生の可能性が叫ばれそのための対策がいろいろ発表されています。

そのほとんどが建物の耐震補強や大地震に堪えられる構造の建物や数十メートルの津波を防ぐ防波堤のかさ上げ建設など天文学的な大予算を伴う対策です。

今ある施設やそこに住む人たちの一部を救う事が出来る対策でしかありません。特に津波の被害は地震による直接の被害より多くの犠牲者を出しました。

地震の予知は難しくても津波の予知は簡単です。津波は海からしか襲いません。人々の住まいを海から遠ざければ良い事です。

東日本大震災の復興住宅も津波の届かない地区に建設しています。

何故、判り切ったこの対策を震災前にやらないのでしょうか?

近い内に来る事が判っている自然災害に対してまたしても力で対抗しようとしています。愚かな西洋文化の真似をまだやっているのです。

もうボチボチ自然と共生する日本式の対策に戻るべきです。特に国や地域の大方針に決定権を持つ政治家たちは。

昔は日本人は海近くの低地には住んでいなかった。海抜0メートルに近い所に住居を移し始めたのは近世になってからでしょう。

江戸も大阪も、恐らく名古屋もそうだったと思います。

地震国と言われる日本で海岸近くに住む事の愚は昔の人は判っていました。

戦国時代も山城は作っても海に面した所には居城はありません。津波の恐れのある所には住むための城を構える武将はいなかったと言う事です。

東北の被災地の古くからの神社も津波の届かない高台に創建されていました。(東北地方の津波被害を受けた神社はほとんど後世の創建です)

日本は四方海に囲まれていますから海洋民族と錯覚している人もいますが、それが間違いの元です。

元々は平野の広がる山裾に住居をかまえて暮らして来ました。日本人は山の民なのです。(理由はその内書きます)

江戸時代から便利さだけを求めて大都市に人口が集中するようになり埋め立て技術の発達で自然災害の恐ろしさに目をツブリ埋め立て地に人々が住むようになったのです。

自然を克服出来ると言う人間の傲慢さが度重なる津波災害を受ける原因なのです。

何事も歴史に学ぶと言う謙虚さは、科学の力で解決する事が出来ると言う西洋文明の傲慢さを刷り込まれたわが国の指導者と学者のためにまたしても失われてしまいました。

同じ謝りを繰り返さないために国民が行動を起こせば良いのです。

家族を守るのが親の役目なのです。どうすれば家族を守れるか?

原点に戻って考えて欲しいと思います。(長くなりますので次回に)

 


少子化対策は故郷つくりから(1)

2015年01月23日 | 少子化対策は故郷つくりから

少子化現象が日本の滅亡のようにマスゴミでもうるさく叫ばれています。

金を出せば少子化現象が止まるわけではありません。女性が子供を産まないのは保育所が足りないからだとか、男にも育児休暇を出さなければとか、アホどもが一生懸命に無い知恵をしぼっていますが、少子化はそんな事が原因ではないでしょう。

女性を労働力としてしか見ていない人達の思い違いが原因だと思います。

なぜ結婚するのか? 子孫を残すためでしょう。

少子化が国の存亡に関わるのなら、原点に戻って対策をたてなければ悔いを残すだけではなく日本の国の滅亡につながります。

産業革命以後人間を労働力としてしか考えて来なかったツケが今出て来たのではないか?

効率化のために人間本来の役割を無視して来たのが原因です。

結婚の話に戻りますが結婚とは男女の性欲を満足させるためだけにあるのでは無い、性欲は子孫を残すための動物としての本能のはずです。

その結果子供が授かれば、次には子供を自立させる事(エサを自分でとる事が出来るように)が子供を作った親の役目(本能)だったはずです。

ハキチガエタ戦後の教育のために性欲を満たす事が先行してしまい、肝心の子供を自立させる段階を国(学校や保育所)に放り投げてしまった結果です。これは共産主義(独裁国)の子供は国のもので親から切り離して独裁者の都合の良いように育てる(飼う?)政策が軌道に乗りつつあるとしか考えられません。

もう一度本来の子供は親が育てる、という原点に戻らなくては少子化は進む一方です。

結婚式と言う儀式は親族や仲間たちにこれから子づくりと子育てに励みますよと言う約束の場として意義が有ったのです。

その覚悟も無いのに性欲を満たす事だけに励んだ結果が「出来ちゃった結婚」では大切な後の部分の「子育て」が抜けてしまい、義務感だけが残り産まれて来た子供が疎ましくなり虐待につながっているのです。

性欲を満たすために異性を口説く度胸のない者たちは同性愛に走り、あげくの果てには同性の結婚まで認めさせてしまう。人類滅亡の危機まで作り出しています。(同性愛者とワケシリ顔の有識者と言う無智な奴らの言い分はありますが単なる言い訳)

人類はアミーバーではないのです。進化の頂点にいる人類がアミーバーの真似は出来ません。オスがメスに途中で変わる事は出来ないのです。

 

少子化対策が変な方にいってしまいました。長くなりますので次に元に戻して書きます。

 


永遠に日本人の拉致被害者が出ない方法を考えよう

2015年01月23日 | 拉致問題

「武力で奪われたものは武力でしか取り戻せない」が世界の常識だと思っています。

この度のイスラム国や北朝鮮による拉致問題も同じ事ですがわが国の態度次第で防ぐ事が出来ると考えています。

拉致問題が起こるたびに「テロに屈しない毅然たる態度で臨む」と何時もおっしゃいますが武力行使を禁じた「対話と圧力」で解決したでしょうか?

「圧力」とは「経済圧力」のことですよね?

それで拉致被害者が戻った試しが有りますか?

日本国民を拉致すると言う事はテロリストによる日本国に対する宣戦布告ととらえるべきではないのか?

イスラム国以外でも今の日本のような弱腰では身代金目当ての拉致問題は続発する恐れが有ります。

この際安倍首相の言う「毅然たる態度」を内外に示す良い機会と捉えて対処されたら良いと思います。

今後身代金目当ての拉致が起こらないようにする対策とは?

他国、他国民による日本人に対する拉致問題は「国防問題」としてとらえて行く事です。

そのためには

1)防衛大臣を軍人(自衛官)にする。シビリアンコントロールをと問題になりますが、最高司令官は首相ですから不都合な防衛大臣はソク交代させる事が出来ますから問題は無いはずです。

今のように軍事の素人(政治家)がトップにいてもクソの役にはたちません。大臣の中でも一番経験と専門知識が必要なのは国防問題のはずです。

2)拉致が起こった場合の相手国との交渉や情報収集は自衛官が担当させる。自衛隊の駐在武官が一番相手国の軍事情報は持っていますしその国の軍隊との接触もあり、テロリストに対するプレッシャーにもなります。モチロン、わが国の大使館を通じて外務省がサポートすることはアタリマエです。そのためにも質の高い駐在武官の養成を急ぎ、どの大使館にも駐在出来るようにしなければなりません。

3)自衛隊の中に拉致被害者奪還の専門部隊を大ピラに設立して訓練を続けさせる。現在の自衛隊にもそのような訓練を受けている部隊はあると思いますが公表する事によって抑止力になります。(核兵器保持が抑止力になっているように何事も軍事力を秘密にするのではなくて内外に見せて抑止力とする事も大切です)

4)拉致問題に始めから軍人が軍服で対処する国だと言う事を世界に公表する事でわが国の覚悟がテロリストにも判らせる事が大切です。

5)テロリスト対策武器の開発を急ぎ、テスト段階から公表してわが国が本気でテロ対策に取り組んでいる事を世界にアピールすることは再発を少なくする効果はある考えます。ピンポイントで狙える救出部隊が使用する小型強力ミサイルや一人で多くのテロリストの動きを止められる散弾銃的な武器の開発なども急ぎ、完成までにも発表してわが国がテロ対策に本気だと言う事をテロリストにも知らせる。

6)自衛隊(軍隊)は我が国と国民を外敵から守る事が一番の任務であり、攻められないように抑止力を高める事が一番の任務であり武力行使は最後の手段です。(今の日本の憲法では最後の手段は無いと公表しているのですがイザと言う時には行使しますから心配は要りませんが、本当はヤルゾヤルゾと言いながら行使しないのが理想ですが。隣の国の将軍さまのようにヤルゾヤルゾと言いながら行使出来ない人もいます。)

7)テロ対策部隊の訓練設備には北の国からの拉致被害者の救出訓練を平壌(北朝鮮の首都)の市街地を想定したものにして公表するとプレッシャーをかける意味でも面白いのではないでしょうか?(将軍さまや拉致被害者が平壌に何時も居るわけではないでしょうが)。いざとなれば自衛隊は他国に入ってでも人質を救出するという覚悟を内外にアピールが出来ます。


北朝鮮も含めてわが国のテロに弱い体質を改めるには素人考えでも政府に対する後押しが大切だと思います。

その内国民の願いが現実のものになるのです。日本の国は国民の声が政治に反映される国柄です。

一部のマスゴミや隣国の雑音に煩わせない良い政治を願わなければなりません。


 




お金って!時には人の命より大切なときが有る

2015年01月21日 | 拉致問題

今回の人質事件を契機に日本はテロに妥協しないと言う毅然たる態度を世界に発信すべきである。

そのためには少々の犠牲はやむを得ません。(こんな事を書き出すとヒステリーを起こす人達がまだ居ますがテロとの戦いは今後日本も巻き込んで広がる恐れは充分に有ります。)

ここで世界に日本こそテロに屈しない国だと言う事を政府も宣言し、国民も覚悟をしなくてはなりません。

今は脅かしたら金を出す世界一の国と評判をとっています。それも南北朝鮮のような国家にまで拉致されたきり取り戻せない情けない国になっています。

今回のイスラム国の拉致のように渡航が禁じられている(または渡航が危険だと知らされている国に)自分の意志で出かけて行った者まで買い戻す必要はサラサラありません。

先鞭を付けた自民党の馬鹿な首相もいましたが人の命は金で購っては絶対にいけません。金で購えないのが人の命であるはずです。

人気商売と錯覚している政治家は国民の血税をなんと心得ているのか?

重税のために明日の希望を失って死を選ぶ人達も多いのに拉致問題が頻繁に起こる状況を今回こそ毅然たる態度を世界に表明して欲しいのは私だけでしょうか?

また、こう言うと「お前の身内が拉致されても同じように拒絶出来るか?」と言う奴がいます。

私情を交えず決断するのが政治家なのです。そのために国民は任期を限って選んでいるのです。ナンデモカンデモ世論調査の結果で動かされる情けない政治家が多いのですが嘆かわしい事です。

 北朝鮮に拉致された人達は絶対安全なと思っていた日本国内から暴力的(武力で)に拉致された人達です。

「武力で奪われたものは武力でしか取り戻せない」のは世界の常識です。

この武力とは、「実際に行使しなくても相手より勝る意志と戦力を持つ事」を言っているのです。

話せばワカル! では何の解決にもなりません。世界の相手は話しても判らん奴ばかりですから。

北朝鮮の拉致被害者も南朝鮮の産經新聞社員の言われなき拘束も同じ拉致事件ですが今回のイスラム国の拉致とは違いますが取り戻すには武力が行使出来る体勢を作る事が先決です。

侵略はしないが日本人と国土は絶対に守ると言う態度が今こそ求められるときです。

そして今は日本はそれが出来る国力は有るのです。後は世界に発信して国民が覚悟を決めるときです。

今やらなければ子々孫々に負の遺産を残す事になります。「なぜ、お父さんやおじいちゃんが強い国を創っておいてくれなかったのか?」と、子供や孫に悲しい想いをさせないためにも大人の決断が今こそ求められているのです。

このまま行くと孫の代には隣国のように三等国家になってしまっているでしょう。

世界の国に認められている自衛のための交戦権を放棄したままでは拉致問題は永遠に解決出来ません。

「一人の命は地球より重い」と言って金でテロに屈した時よりも今回のように危険を承知で出かけた「泡より軽い命」を持った人と同じに論じてはいけないと思います。

過去の武勇伝が100年後まで国を守る力になる事も有るのです。靖国の英霊はそのために戦って下さったのです。

わが国の首相は毎月靖国神社にお参りが出来るようになったら日本人が外国でテロの人質になる事も無く南北朝鮮に拉致された人達も戻ってく事が出来るでしょう。

200余万の靖国の英霊のご加護があれば日本の国の行く末は安泰です。

安倍首相の月次祭への参列が日本の平和に繋がるのです、やれば出来る状態は今しかありません。

 

 


ごっこ屋本舗(最初の大風呂敷⑴)

2015年01月17日 | NPO法人・ごっこ屋本舗の提案

特定非営利活動法人(NPO法人)「ごっこ屋本舗」の活動を始めました。オヨバズナガラ!(当分私が理事長です)

「ゴッコ屋本舗」って何だろう?

私は昭和40年の春から30年間小売業を経営して来ました。最初は夫婦2人で世界一小さな山道具の専門店でした。

その前の年1年余りの内4ヶ月は家具の小売り兼卸店に努めて産まれて初めて商売を経験しました。

その後、横浜の鶴見でIBS石井スポーツ(東京オリンピックの年、IBS石井スポーツ開業)で登山用品販売の経験をさせてもらいました。

生まれ育った家はまったく商売と関係のない神社、それに横浜では1年足らずの間ですがIBS石井スポーツで登山用品を買うお客様との面識は出来、共に山登りをする友達も出来ました。

しかし、登山用品を買ってくれる人のまったくアテのない生まれ育った京都、それも京都の繁華街でない西大路八条ですからお客のアテの無いところで開業したのです。

後から思えばまったく無謀な開業でした。(元々考えて実行するようなタイプではないのですが、今も変わりませんが)

その後も思いついた事はソク実行し、社員のアイデアやお客の要望はソク実行をモットーにやって経験を重ねて来ました。

開業から半世紀、商売からはとっくに離れて客観的に世間を見るようになって来るにつけ、今の世の中「何かが狂っているな?」と思うようになりました。

京都市内から35年ほど前に京都北山山中に引っ越して生活する中で今日から20年前のこの日に起こった阪神淡路大震災、それに東北の震災津波・原発事故などを見るに付け、ますます、日本の国、日本国民(経済,政治、教育も含めて)が数千年幸せの根源として来た「和」の精神から離れてゆき「対立」の構造に取り込まれつつある事に不安を覚えました。(震災時の被災者の振る舞いやボランティア活動の中に本来の日本人の良さがまだ沢山残っている事に安心はしましたが)

「和」とは単に相手に合わす事だけではないのはモチロンです。

しかし、今の日本の現状を見ると戦後の教育によって自我の確立は無くなり、相手に合わす(相手の言いなりになる)事のみが正しい事だと躾けられて来たように私は感じました。

それは商売の場で良く見受けられます。

お客の要望に従って「安く、安く、もっと安く」「他店より品数はもっと、もっと、もっと多く」「店舗は他店より、広く、広く、もっと広く」

販売員は商品知識の無い(マニュアル通りの回答しか出来ない)ロボットのような存在しか示せない。

何処の店でも売れ筋しか置いてない大型店ばかりになり、大型店同士の競争で次々に消滅して馴染みの店が次々つぶれて信頼感の無い店ばかりになってしまいました。

行き着く所はアマゾンやタカタのような通販会社の全盛になり価格の比較だけになりメーカーも個性ある製品の開発をする余裕も無くなり、支那や朝鮮のようにパクリ専門の工場にしなくては経営を維持出来なくなってしまいます。

こんな話はいくら話しても良い方向には向かいません。

「なら、どうすれば良いのだ?」で終わってしまいます。

今の世の中マスコミに乗らないものは広がりません。まして、こんな話はマスゴミのスポンサーには不必要ですからです。

「ごっこ屋本舗」の活動は昔子供の頃女の子たちが良くやっていた「お店屋さんごっこ」から始めます。(私は子供の頃は硬派でしたから仲間には入れてもらていませんが)

私の人生は「あそび」を「仕事」にして来ました。「好きなことを職業」にして来ました。そして「商売をあそび」と思うほど好きになりました。

だから、若い人達に(夫婦や子供も含めて)商売の面白さを体験して本来の商売が出来る土壌を日本に残して行きたいと考えました。

「サムライに武士道」が有るように「商人にも商人道」があることをもう一度日本人に知ってもらい。

商人道が「和」に繋がりみんなが楽しい人生を送ることが出来れば世界は日本の和(大和の国)を見直し「和」が世界に広がるはずです。

そのためにはまず「家庭の和」「家族の和」を大切にし、「友達の和」「親戚の和」「近所の和」「地域の和」「関西の和」「日本の和」に広げる「ごっこ屋本舗」の主張と実行案をこれから見守って下さい。(そこまで言うと「大風呂敷?」)


続きは次号に、(今日は昼間から雪が降り出して積もり始めました)