京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

夏休み・孫達が北山山中の我が家に長期滞在

2012年07月27日 | 教育(家庭教育を含む)

小学校が夏休みに入った21日夜に娘と孫二人(小学校2年生と一年生)が横浜を発って京都に向かい.22日の朝6時頃に我が家に着きました。

夜通し運転して来た娘はそのまま昼過ぎまで爆睡(もともと昔はトレーラートラックの運転もしていた娘ですから一晩ぐらいの運転ではへこたれていないと思いますが)

今月末までの山の中での生活を楽しみます。今日で六日目、後五日、この日のためにここ数年我が家を整えて来ました。

三月末にギックリ腰さえ無かったら完璧に整備できたのですが思わぬ事故(私にとっては)で最後の仕上げが出来ずに中途半端なままです。(敷地内にテントサイトと石釜を作ること。奈良から引っ越しして来た荷物がまだガレージ内で整理がついてないことなどはありますが、)

大体一日のスケジュールは

朝6時に私が起床、朝風呂に入り、邸内社と神棚、祖霊舎に日供をお供えしてお参り、夢想庵にお祀りしている小さなお地蔵さんと福禄寿にお水をお供えして子供達(世界の日本の我が家の)のお守りを願い、一日愉快に過ごせるように祈願し

起きて来た孫達と裏山に犬の散歩に出かけます。帰って来て皆で朝食をとります。

朝食の後は夢想庵で娘も含めて「かみさまとのおやくそく」(教育勅語の子供版)を順番に読み上げます。

その後、夢想庵で3人に野あそびを教えます。関西を中心に活動して来た野あそび(日本野あそび協会)を娘を通じて横浜にも広めさせるためにも孫達も含めて伝えて行こうと考えています。

お昼は素麺をゆがいて1)2)のどちらかにして毎日食べます。これだけが昼食です。1)ツユに付けて食べる(庭に野生で生えている青しそとワラビとショウガをすって入れて。2)冷麺風の素麺(キュウリやトマト、ハムなどに黒ごまをすってかける、その上にドレッシングと好みによってはマヨネーズ)

昼からは皆でドクダミを摘んで水洗いして干物用のネットに入れる作業や桃の葉を摘んで洗ってクール便で横浜の親戚の子供(幼児のアセモの治療用)に送ってやる作業などして自然のモノで薬効のある植物などを教えています。

夕食は庭にテーブルと椅子を出してバーベキュウです。冷凍しておいた猪肉や牛肉(鹿肉はまだですが)野菜が主ですが

ご飯は毎回「かまどDE御飯」(三合炊きの釜とカマドがセットになっている製品、マキというより木っ端を燃やして炊けます。)で焚いて炊きたて御飯を頂いています。幸い、孫達が来てから夕立は夕食時までで終わっていますので毎晩アウトドアクッキングを楽しめています。

食事の後はキャンプファイヤーを一時間ほど楽しみます。ドラム缶半割れのモノにスノコを入れて風が入るようにしたモノの中で木っ端や木切れを燃やしながら話しをしてやります。自然の中で焚き火の火を見ながら聞く大人の話しが心に残るような想い出になるように。

その後は日によっては花火を心行くまで楽しみます。我が家は最後の家から150メートルほど奥にあり音を出しても隣家に迷惑を及ぼすことは無く、かえって鹿やイノシシを追う効果もあり農家には結構なことと思われています。

これが終わるともう皆はヘトヘトで朝までぐっすり寝てくれます。マトモに付き合えば大人が先にグロキーになりますが。

むかし、私が子供の頃(敗戦時)は京都市内の周辺部でもこんな生活が出来たのですが、今はこんな山中の集落の子供達でさえアウトドアを楽しむ習慣は無く、中には街の子供よりも文化生活(何が文化?かは別にして)を送っています。

私の孫も夏休み10日ほどでまた横浜のマンション生活に戻ってしまいますが子供時代のここでの生活はいい体験になり、想い出になると確信しています。

 

 

 

千里の氏神・上新田天神社の杜が丸裸・宮司 断食を以て抗議

2012年07月20日 | 野あそび(アウトドアも)

遅きに失したきらいがあるが大阪の北部に万博以来開発され尽くしたと思われる千里ニュータウンの中に唯一残された上新田天神社の周辺の杜が今回丸裸にされ、さらなるマンション建設が進んでいます。

この上新田天神社は三十数年前に私の父が地元の氏子,有力者から宮司就任をたのまれ、その頃一般会社に勤めていた私の下の弟を退職させて神職として常駐させたのが始まりです。

そのころはオヤシロだけで隣の公民館・上新田会館の宿直室に寝泊まりをしてお祭りを行い、収入は近くのホテルの結婚式場で日銭を稼ぎ、妻は京都の小学校の先生として二人の子供を育てると言う有様でした。

その後崇敬者や地元氏子の寄付などで社務所が建ち,境内が整備されて神社としての景観が出来上がるに従い千里の氏神様として多くの参拝者がお参りに訪れるようになりました。

元々,この辺りは千里丘陵地で竹薮などが続く場所でした。大阪万博を契機に千里ニュータウンとして大開発されて大阪のベッドタウンとして急激に開かれました。

この上新田天神社のある上新田の集落だけが開発を受け付けず、元の姿のままに鎮守の杜を中心に緑が残り、千里ニュータウンのオアシスとしての役割を果たして来ました。

大阪全体としてみても千里ニュータウンと言う大住宅地の中にこれだけ残された緑を再び取り戻すことはできません。

神社側が気が付いた時には既に遅く,地権者や自自会役員などには建設業者から根回しが出来ていて、抗議も受け付けられないまま形式を整えられて開発が進んでいます。

今夏最後の神社と周辺の景観をダケでも残してくれるように業者にお願いしたのですがそれもマトモな返答無しにすすめられようとしています。

開発のプロと神主のような世間知らずの者との差は歴然としています。

上新田天神社としてはこのことを広く日本中の人たちの知っていただいて、万一、願いが叶わずとも今後日本各地でこのような開発が止めることが出来ればと願いこの件だけのホームページを立ち上げました。御一読をお願いします。

「上新田天神社の景観を守る会」http://senritenjin.com/1000/

この私のブログのブックマークからも見てもらえるのでよろしくお願いします。

なお、ここ上新田天神社は私が主宰する「日本野あそび協会」の「鎮守の杜の学校」を20年前に立ち上げて以後,毎月大に土曜日の午後一時から三時まで伝承遊びを参加する子供達に自然環境の豊かなこの杜で教えています。

なお、同じく「日本を歴史を学ぶ会」が岡本幸治先生を講師として「近現代史の勉強会」を毎月開催しています。

大阪のベッドタウン「千里ニュータウン」の緑の拠点が失われようとしています。

あす21日土曜日午後8時から「上新田天神社景観保全祈願祭」を執り行い,その後宮司が断食で以て抗議の意思を表します。私もこの祈願祭に参加します。皆さんもぜひ参加してくださるようにお願いします。

「上新田天神社の景観を守る会」のホームページを見てください。


スコープの調整に射撃場に行く

2012年07月19日 | 狩猟

最近やたらに射撃場通いが多くなりました.その割には上達しませんが。

今日は昼前にベレッタを持って行きました。歳のセイで目が悪くなったのをカバー(出来るかどうか?)しようと思ってベレッタにスコープをまた取り付けました。

映画などでは狙撃手がスコープを取り付けた銃で遠くから撃つシーンがありますがスコープを付けたら当たると言うモノではありません。そのまま射撃場で撃っても50メートルはなれた標的紙にカスリもしないことになってしまいます。

家でボアサイターで調整して、その上射撃場で実際に撃って少しずつ中心に当たるように微調整をしなければなりません。

射場で台の上に置いて撃てば真ん中に当たるのに立射で試みるとナカナカ真ん中には当たりません。難しいですね射撃も。

まあこの歳で射撃場に通えるだけでも幸せと思いますが,なおその上に上達しようと言うのは厚かましい限りかも。

最近射撃場がにぎわっています.以前はウイークデイの午前中は誰も来ていなかったのにこの頃は何時行っても人が来ています。

これには原因があるのです。以前は銃砲所持免許の書き換え時には講習会だけでしたがこれからは実射もあり、標的射撃だけでなくてクレー射撃もあるためににわかに練習に来る人が増えたようです。

特に大物猟をする猟師はおおむねクレー射撃には興味が無かったのです。「鳥撃ちなんかやらん」と言うのがプライドだったのです。特に「五目撃ち」(鳥でも獣でも出てくるモノは何でも撃つ)は軽蔑していました。

ところがここに来てクレー射撃が入るので大慌てで練習にと言うことになったのです。私も先日トラップの弾を買って来ました。私の更新は来年ですけれど、今から少しずつでも慣れておきたいと思っています。

自宅から20分以内に総合射撃場があるので手軽に楽しめるのでもう少し頑張ろうと思います。

射撃場からの帰り道は国道ではなく林道を通って帰るのですが夜にはよく鹿と出会います。勿論日没後なので銃を持っていても、猟期でも撃つことは出来ないのですが今日は真っ昼間、まして害獣駆除の許可証を出ていて害獣駆除指定地区内に2歳ぐらいのメス鹿が二匹ゆっくりとこちらを見ながら歩いています。クルマを止めてみても急いで逃げるふうも無い。

軽トラの助手席に銃はあり(勿論、銃ケースには入っていますが)、ターゲット用のスラッグ弾ですが一箱まだ残っています。この距離なら火薬量の少ないターゲット用弾丸でも大丈夫、害獣駆除許可証も所持免許と一緒に持って来ています。

ところが、狩猟時には猟友会から支給されている蛍光オレンジ色のベストと帽子を着用しなければならない規則があります。

誰も見ていないし林道ですから自宅に着くまで人と会うことも無いし、でも、私はそんな法を犯すことは出来ません。

と模範的な良心でもって今日は諦めました。今度はベストと帽子を積んでおくぞ!と思いながら。

 


早々に梅雨が明ける。いきなりこの熱さ!

2012年07月17日 | 自然

昨日も丹波高原の天気は快晴だったが今日も続いて晴天と高熱(こんな字が合うと思うぐらい)だとうんざりしていたら早々に梅雨明け宣言が出されました。 大丈夫なのか気象庁?この頃は誰の言葉も、まして公のところからの言葉は信じられませんが。

私個人的には何の根拠も無い(少しはあるのですが)のですが今年の夏は冷夏と信じていましたので。

ここ京都北山の海抜450メートルに引っ越して来て30年経ちますが今日は暑かった。入り口の寒暖計は32度を指していました。これまでは熱くても30度でしたから、このままでは何度になることか?

街に出るつもりでしたが今日は17日で祇園祭の鉾の巡航日です。こんな日に市内に出かけようモノなら交通渋滞でイライラしなくてはならないので思い切りゆっくり家でくつろぐことにしました。

外は32度でも木陰や家の中では決して不愉快な気分にならないのが自然の中に住む有り難さですね。窓を明けっ放しにして外の風を入れれば快適です.動けば汗が出ますが音楽を聴いたり読書をするにはクラーも扇風機も要りません。

夕方にホースで庭木にタップリ放水をしました。プランターの野菜にもタップリ水をやって早く実がなってくれることを期待しながら、そろそろ、草刈りもしなければ。

あすは少し離れたところに植えた黒豆とトウモロコシの様子を見に行かなければ、鹿除けのネットもマトモに立っているか確かめなくてはなりません。

明日は奈良での通勤用に買ったアルトを車検に出してきます。3年で7万8千キロ走行しました。3年だけ保ったら良いと思っていましたが益々快調で愛着が湧いて来ました。始めは性能は良いがブサイクなスタイルと思っていましたが「美人は三日で飽きるが,ブスは三日したら慣れる」という言葉通り、クルマも一緒だと思いました。(美人と三日過ごした経験はありませんが)

そのあと明日は電車でひさしぶりに奈良に行って来ます。奈良も暑いところですから、まして西大寺のあたりは特に暑いですね。

 


年に一度.京都府神社庁丹波5支部の神主が集まる

2012年07月16日 | 信仰(宗教)

京都府の北西に広がる丹波地方の神主が一堂に集まる「京都府神社庁丹波五支部連合会総会」と言う大層な名前の総会が京都府丹波町の「グランベール京都ゴルフクラブ」のレストランを借り切って開催されました。

京都府神社庁丹波五支部とは亀岡支部、北桑田支部、船井支部、綾部支部、福知山支部の五つの支部です。

私の所属しているのは北桑田支部です。旧美山町、旧京北町の旧京都府北桑田郡の49社の神社を9人の神主で奉仕する集団です。当然一人の神主が数社の神社の宮司を兼ねています。

勿論一人の神主が数社の神社を管理するのは無理ですからこの地方では氏子の中から選ばれた総代(数人)が神社の維持管理の責任を果たしてもらっています。

総会は毎年各支部が持ち回りで主催します.今回は船井支部が当番ですから京丹波町での開催になりました。来年は我々の属する北桑田支部の主催になります。この地方では総員50名以上100人近くの人が会議して,食事する場所を確保するのは大変なのです。結果、このゴルフ場の会場を使うしか場所が無かったようです。

だけど寒かった!外は昨日までの天気と打って変わって晴天で暑かったのにこの会場は始めに23度に設定されてガンガンに冷えきっていました。外で暑いコースを廻って来たゴルファーにとっては心地良い冷房でも、我々のように会議場として使う者にとっては寒すぎて耐えられず途中25度に設定しましたが冷えた身体にはつらかったです。

会はまずこの辺りの神社である能満神社に集合して全員で正式参拝、その後「グランベール京都ゴルフクラブ」に移動。昼飯にソバとおにぎりを食べて、1時から総会、後半、京都府文化財保護課の平井氏の「神社と文化財」と言う題のお宮さんの屋根についての講演があり、最後にアライグマによる害についての話題もあり私の本務社の神社の屋根も大きな害を受けて数年前に修理をしました。アライグマも害獣駆除の対象にスべきだと平井講師に提案しておきました。

閉会は4時の予定でしたが4時半まで延長して宴会を楽しみ無事に終わりました。

来年の当番である我々北桑田支部はそろそろ会場の準備や講師の選定やテーマについて考えなければなりません。それより切実な問題は神主の高齢化です。9人の神主のうち3名が80歳を超えました。私も来年秋には後期高齢者に入ります。それにしても神主とか坊主は元気ですね。この年でまだ現役ですから。(マア、ろくに仕事をしていないと言えば他の神主や坊主に怒られるかも知れませんが)


一時間90ミリの降雨って、すごいですね!

2012年07月15日 | 自然

午前3時頃ものすごい雨が降り出しトタン屋根に雨が当たる音で目が覚めました。雷も鳴り出しまさに豪雨です。

とてもやないが寝てられんと一旦は置きましたがトイレに行って又寝てしまいました。妻は朝まで寝れなかったとボヤイテいましたが。

今日15日、第三日曜日は恒例の高槻のお祭りの日です。朝8時には出なければなりません,何時も通る亀岡廻りは山中ですから土砂崩れの危険性があるために国道162号線(周山街道)を京都市内へ出て向日町から国道171線で高槻へのルートをとりました。(帰りは何時もの道を戻りましたが亀岡から神吉を通る山越えのルートは何の被害も出ていませんでした、不思議に)

ところが中川トンネルの入り口で水害のために交通遮断、中川集落の中を通る旧道に迂回させられました。

旧道も山から押し出して来た土砂を取り除く作業があちこちでされていて、通過に結構時間がかかりました。

旧道から国道に戻って見ると中川トンネルの京都側の出口の山側から土石流と倒木が大量にトンネルの入り口近くに堆積していました。

その後も栂の尾から高雄の集落でも道に土砂が流れ出て来たモノを取り除く作業が為されていました。もちろん保津川上流も濁流が川一杯に流れていました。

景勝地、嵐山の渡月橋のあたりの桂川も川幅一杯の濁流です。すごい降雨量ですね。今年の梅雨は。

 


鹿を撃つ!ひさしぶりに害獣駆除

2012年07月15日 | 狩猟

昨日14日出かける前に犬の散歩に家から50メートルほど行くと急に犬が斜面を登り始めたので見ると、集落の林業家が栽培している杉苗の挿し木の畑のネットに2歳ほどの雄鹿が絡まって暴れていました。

24日まで害獣許可を貰っているので捨て置く訳にはいかず.今日は第二土曜日で千里の上新田天神社で野あそびを教える日で10時には出発しなくてはならず。

山主さんに電話してから急遽鉄砲を取りに戻り至近距離から仕留める。処理する時間がないのでこの集落で私以外にただ一人狩猟免許(わな猟)を持っている人に来てもらい処理をお願いする。届けのための写真撮影を山主さんにお願いして出かける。夜帰ったら写真がプリントアウトされて家に届いていました。

この時期の鹿はエサが豊富なので脂がのっていて一番うまい時期だからと解体して一部自宅に届けてくださいました。

オリにも入らず、銃猟にも行けず。獣害防止ネットに絡んだ鹿を撃つとは、複雑な気持ち。

これでも有害鳥獣駆除なのだろうか?獲ったのは間違いありませんが?

ネットに絡んだ獲物を撃ったのはこれで二回目ですが,以前のは狩猟期間中でしたが。


今年の梅雨は梅雨らしい梅雨なのか?

2012年07月12日 | 自然

今年の梅雨のような降り方はこれまでにあっただろうか?

記憶力が悪い?と言うよりか済んだことは覚えておかないと言う私の特性(頭の悪さの言い訳)で昨年のことなどあまり記憶に無いのですが。

今年の梅雨(まだ終わっていませんが)の降雨量はすごいと言うのは判ります。各地で洪水被害が出てはいますが日本の国の全体的な洪水に対する防災能力はすごいモノがあると思いますが?私だけが感じることでしょうか?

他の国でこんなに雨が降ったら何処も壊滅的な被害が出るのは避けられないと思います。外国で日本のように河川工事に熱心な国は無いような気がします。(世界中を見ているわけではありませんが)

日頃、ここ京都北山に住んでいると他の地域を通っても山間部の河川工事がやたら目についていました。また、ゼネコンを儲けさせるための税金の無駄使い?と感じるほどアチコチで年中護岸工事や堰堤工事が為されています。

最近の異常気象の起こり方から見てもこれらの工事が決して無駄でなかったと感じられます。

今の異常気象の連続を見ていると自然災害に対する(津波に対する防波堤工事も含めて)公共事業への税金の投入はこれまで以上に必要だと思います。

それこそ政府が国民と一丸になって取り組まねばならない無駄使いの洗い直しをして必要なところへもっと金をつぎ込ませなければなりません。

自然災害だけではなくて近隣敵国からの内外からの侵食にももっと予算をつぎ込まなければならないのは言うまでもありません。金だけではなく制度の整備も必要ですが?

国民が安心して生活が出来るように本来は政治家を飼っているのですが、今の政治を見ると飼うに値するような政治家は一人としているのでしょうか?

次の選挙には託すに値する政治家が出てくれることを願うのですが、国民のレベルを超える政治家は出ないのが普通ですね。残念ながら。

国民のレベルアップに励みましょう。不景気だとか。政治が悪いのだとか。教育が悪い(日教組のセイだ)とか。言ってないで、まず,自分から、自分の周囲から励みましょう。(またまた、愚痴ばかり、励んでないのは自分だけか?)

 


今日はラビットが当たり出したが?

2012年07月05日 | 狩猟

今日夕方から小浜新港に海釣りに行こうと思っていました。

夕方から夜釣りして明け方釣って朝のうちに家に戻ろうと、天気予報を見ると今夜の雨の確率が高く中止してました。

代わりに最近ボチボチスコアが上がり出したラビットを2ゲームほどやろうと我が家から20分ほどで行ける京北総合射撃場にミロクの上下二連のスラッグ専用銃を持って出かけました。これまでは射撃も実猟もほとんどベレッタの自動銃だけでした。

ミロクのスラッグ銃は猟を始めた時に買ったのですが最近は檻にかかった獣を仕留めるだけに使っていました。短くて軽いのが取りえですが、遠くの獲物を狙うにはやはり少し銃身の長いベレッタを持ち出していました。それにベレッタは3インチのマグマム弾を使えますので威力はあります。

今又害獣駆除の許可書が出ているので運動もかねて裏山の稜線近くを獲物との出会い頭を期待して歩いてみたいと思い、薮の中では短い銃身と弾の種類を一瞬で交換できる上下二連をもう一度見直すために今日からもう一度ミロクの銃で練習をやろうと思いました。

どうなったのか今日はよく当たるのです。ところが、(後からスコアカードを見たらの話しですが)29発目に不発。

何遍撃っても引き金は引けるし、撃針は落ちるのに発射しません。射撃場の人に聞いても撃針が折れたのではといはれて直ぐに京都市内の行きつけの銃砲店、吉田銃砲店に行き見てもらう。

この吉田銃砲店は以前に京北総合射撃場の水口社長に紹介してもらってから銃の調整や弾の購入などで銃に関しては全面的に信頼しています。

京都の中心地にある小さな銃砲店ですが昔ながらの客の身になっての商売(決して今の流れから見ては商売になっていない)をされています。今日も一時間あまり分解していろいろ不具合がないかを点検してくれました。

結局は銃の不具合でなくて弾が不発だっただけでした。がこれで後の不安が無く猟ができる。と言うことが大切なのです。もし,銃の不具合だったら?獲物と対峙した時に発射できなかったら? 手負いのイノシシが向かって来たら?こんな心配をしながら猟はで来ません。

最近は電気製品なども大型店が独占してしまい、町の電気屋さんがつぶれてしまって、修理に持って行ってもすぐには見てもらえずに預けて何日も待たなければならないようになってしまいました。

こんな時代に吉田銃砲店の様にすぐに見てくれて原因を究明して修理してくれる店のありがたさを我々ユーザーは感じ取らねばならないのではないでしょうか?

ガソリンスタンド、病院も然り、勿論電気店もカメラ店(今はカメラだけという店は希少、大型電気店が兼ねているが)など何から何まで品数と値段と誇大広告で販売する店が圧倒的です。(病院は違うか?検査ばっかり? )

店は小さくても判った人がユーザーの身になって相談に乗ってくれる店はどんどんツブレテいってしまっています。

自分勝手な願いですけれどもこの小さな吉田銃砲店は存続してほしいと思います。そのためには弾は射撃場で買わずにここで100%購入しています。射撃用も実猟用も。

 

 

 

 


憂鬱な政治とマスゴミ・何とかしなければ死にきれない

2012年07月03日 | 自然災害復興祈願

もう、歳だし、本来ならばお迎えの来るまで好きな事をしながら悠々自適とまではゆかないが声高に世間様に不平不満を言うべき年ではないのだが。この世情、何とかしなければ死にきれん。

東北の旅を終えて2ヶ月足らずですがたった1週間の旅で何が判って、何をしなければならないかの結論など出るはずもないし、もっと東日本大震災について理解したいと思いネット上の情報やメルマガから書籍を選んでアマゾンに注文しています。

写真に載せたのはその内の2冊です。まず「ドキュメント自衛隊と東日本大震災」を取り寄せました。一気に読みました。

内容についてここに書くよりぜひこの本を取り寄せて読んでください。自衛隊は立派に日本国軍になっています。戦前の軍隊よりも優秀でしょう。世界の軍人の中でも練度では一番ではないでしょうか?

この自衛隊に強力な武器を持たしたら世界最強の軍隊は間違いはないでしょう。外交の後ろ盾として外交官の活動の幅も広げる事が出来るのに残念ですが今の政治家では宝の持ち腐れです。

この宝は日本国民のモノなのに我々国民が間違った政治家を選んでしまったのです。ズーと以前から、政治家を間違った育て方をしてしまったのです。

もう一冊は「前へ!東日本大震災と戦った無名戦士達の記録」です。自衛隊のこと、警視庁機動隊、東京消防庁ハイパーレスキュー隊、国土交通省東北地方整備局、内閣危機管理センター、福島県警察本部、災害派遣医療チーム「DMAT」などの活躍が書かれています。最後「DMAT」以外は皆公務員(役人)なのです。自衛官も含めて。

何か? 世間の評価はおかしいですね? 政治の世界。マスゴミの世界では役人叩きが盛んですね。国民もそう思っているのではありませんか?

実力以上の高給を獲っている、マジメに仕事をしない? 天下りに熱心だ。良い噂は報道されませんね、公務員の給料を減らし、人員削減し予算を減らせば国民の支持を得られると錯覚している政治家、マスゴミ。誰かを悪者にしてそれをみんなでタタク。 弱い者イジメの典型的なパターンですね。何時からこんな卑怯な国民になったのでしょうか日本は。

やはり、政治家もマスゴミも近隣敵国の謀略にハマってしまったのですね。

もともと、いい加減な政治家しか居ないのに、日本の国がここまでやって来れたのは公務員が優秀だったからではなかったのか?

役人を使うのが政治家だったはずが政治家が己の利権だけに走って、役人を使う能力がなかったから役人が暴走しただけの話しで、政治家がしっかりしてくれれば、と何時も思うのですが、何ともならんですね?今のままでは!

今のままでは優秀な公務員は育ちません、給料はへらされる、人員は削減される、それで今まで以上の仕事をしろと言われるような職業は選びません。優秀な人ほど。

そうなれば役人しかなり様がない人だけが応募するでしょう。どうしたら良いのでしょうか?

その内、ミヤンマーが軍事政権をこれまで続けて来た事が理解できるようになるでしょう。江戸時代があんなに永く続いた理由も、その後の明治維新につながった事も。

先日のネット上で「早寝、早起き、朝ご飯と読書」という文がありましたが、読書をもっと子供達に勧めなくては自分で物事を考える力が無くなってしまいます。

テレビにうなずいている大人の様に。(本当はオバハンの様にと書きたいのですがその力もバカに出来ませんから、韓流を一時期流行らせたように) これ以上いらんことは書きませんが。

それにしても、政治の劣化、国民の劣化を何とか止めなくては、私たちは井戸の中の蛙になっては大局を見失います。近隣敵国は長期戦略の上で攻めて来ているのですから自衛隊の戦闘能力だけでは対抗できないのです。しっかりした政治家を立てなくては、一刻の猶予もないのです。