本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

京都御苑の森

2017-12-15 14:23:18 | 住職の活動日記

京都御苑は広く

いろいろな発見があります。

御所もあり、京都迎賓館もあり

大宮御所、仙洞御所などなど、

ちょうど、迎賓館の裏(東側)に

小さな森があります。

 

ちょっとお腹もすいたので

 

 

今日はオムハヤシライス

オムライスにふわふわ卵がのり

ハヤシルーがかかっています。

まあ、これも美味しい!

 

 

レストランの前のもみじ

紅葉したものの落ちずに

そのまま枯れ葉になっています。

 

 

寒いのでしょう、スズメたちも

体を膨らませて凌いでいます

 

 

サルスベリの枝ぶりも美しい

 

 

この林の中を抜けて

森の中へ

説明にもあるように

出来るだけ人の手を加えないで

 

清和院門から始まります

 

 

自然のままの散歩道

空気も良くて誰もいないし

なんだか贅沢な気持ち

 

 

ここにもあった面白い木

ぴったり寄り添って伸びています

 

 

赤茶けた落葉

 

 

見上げるほどのメタセコイア

もう葉は半分ほど落ちています

 

 

途中にはこのような森の仕組み

とか、生息する植物の解説がみえます

 

 

ここが京都迎賓館、裏からの姿

 

 

このように草木もそのままの状態で

お互いに共生しています

 

 

ここには紅葉の仕組みが

解説してありました

 

 

井戸を発見!

 

 

「染殿井」と、

説明には「染殿第跡」(そめどのてい)

平安京当時この付近は北東端にあたり

摂関政治の礎を築いた

藤原良房の邸「染殿第」があった場所

染殿第はまた、良房の娘明子

(文徳天皇の后で、清和天皇の生母)

の御所であり、

清和天皇は譲位後ここに移られて

「清和院」と称されたということで

先程の門の名前の由来は

ここから来ています。

この井戸が「染殿井」と呼ばれるのも

かつての染殿第にちなんだもの

ということです。

 

 

近くにはドウダンつつじが

まだ自然の姿のまま紅葉しています

 

 

また沢山の蝶の棲家でもあるようです

 

 

このような柵も見かけます

数人の方が集まっておられます

なんだろう

 

 

水が出てちょっとした

池になっている

見ると

野鳥の水飲み場ということです

それで、人が集まっていたのですね

こういう施設も

本当に自然を大切にしていることが

うかがえます。

 

そうして出口が

「石薬師御門」です

 

 

ふと見ると

猫ちゃんたちが遊んでいます

 

 

カップルは兄弟でしょうか

じゃれあっています

それを見まもる母 ??

勝手に想像を膨らませて

しばし、見ていました

 

 

御所をわが家として

なんと贅沢な

たぶんご近所の方から

食事をデリバリーしてもらって

いるのでしょう

とても艶がいいしまるまると

体つきもいいようです

 

 

その隣にはこのような広場も

野球をしている子供たち

京都御苑といっても

今ではとても身近な存在です。

 

寒くはあったのですが

ちょっとした自然の中に身を置き

幸せな気分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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