outdoor life by mizota

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キャンピングカーの自作

2011年05月18日 19時39分41秒 | 退職生活
昔も今も、車を「旅が出来るように改造」しようとしたり、実際にそうした人は沢山います

僕が最初に改造した車で寝ながら美由紀と数ヶ月の旅をしたのは、ハワイから戻った1973年でした。

スバルサンバーのバンを改造して・・・随分アチコチに行きましたが、当時「道の駅」は無く、公園や観光地の駐車場を探して泊っていました

日本にはまだ、この様に車で泊りながら旅をする人が殆ど居ませんでしたから・・・珍しがられたり、笑われたり

それが3~40年経って、普通になるとは・・・予想外でした

話しが逸れてしまいましたが・・・

僕も含め、今までの殆どの人は自分で「キャンピングカーを作る」と言っても、バンやマイクロバスの車内を「改造」するだけの人でした

今僕が乗っているのも観光バスを改造しただけのもので「作った」とは言えません。

しかし、僕も作ろうと思った事はあります

昨日紹介した中野氏も、あのキャンピングカーを買う前に作ろうと思っていたそうです

実際、自分が長い旅を考えてイメージすると、市販されているキャンピングカーは「一見豪華で使い難い」ものばかりです

それはヨットにも言えることですが・・・何の役にも立たない豪華さの分厚いソファーなどは、実用性を考えると邪魔以外の何物でもありません。

しかし・・・それに釣られて買う人が多いのも事実ですから・・売る側には必要なんでしょう。

そんなことで「自分の思い通りのキャンピングカー」を作りたくなるのは、自然な考えです

今の生活に電気は欠かせないものです。130Aのバッテリーが余分に2~4個欲しいと思う人は多いでしょう。

バッテリーは重いから・・出来るだけ車の低い位置に置きたいですね。

ソーラーパネルも60ワットクラスが3~4枚は欲しいです

夏場でもエアコンを掛けなくても眠れるよう、充分な換気ができる構造は欠かせません

冬のスキー場でも結露しないように、充分な断熱材を入れたいと思うでしょう。

ベースとなる車は二トントラック。

これの荷台を外し、先ずバッテリーを置く場所を造ります

次に100リットル程度の「汚水タンク」(シャワー水や流しの水を入れる)を取り付けます。

そして・・・充分立って歩ける高さで、後々の取り付けを考えて枠組みをします

下部は鉄でも上部はアルミのアングルを使うほうが安定がいいでしょう

そして・・・次にその枠に部分的には細かい作業になりますが・・・ベニヤ板を張り、その上にFRPで積層します

最後にゲルコート材を塗って・・・磨けば外観は出来上がりのように思えますが・・・実は・・・キャンピングカーを見てもらうと解りますが・・・沢山の窓や燃料や水の入れ口、便器汚水タンクの取り出し口、電気の接続口などなど・・・

沢山の作業が残ります。

そして・・・真剣に考えると・・・作るのを断念します。

実際、それが正しい判断だと思います。 このバスの場合でも全て自分達がしたので「人件費ゼロ」ですが改造に130万円掛かりました。(これには満足しているが、バスをベースに出来る人は少ないと思うので除外します)

先に書いたように作ろうと思うと・・・ベースになる二トン車が中古で100万円とすると・・・多分後を作るのに2~300万円と500日位の日数が必要と思います

ヨットも同様ですが・・・極小さなベニヤ板のヨットでさえ完成させた人は僅かです。

そしてそんな人が最後に「買ったほうが安く済んだ」といいます。

実際中古のヨットは世界一周が出来るようなものでも100万円以内で探せます。

キャンピングカーはヨットから比べるとまだ高いですが・・・2~300万円で良いのが買えます

作ってもロクなものになりませんから・・・ゆっくり良い中古車を探す事をお奨めします

さて今日の僕ですが・・・急転直下で奈落の底へ落ちた気分です

昨夜何度か小便に起きて・・・寒いとは感じていたんですが・・・

熱は出る出る、咳も出る

そんなんで・・・寝たり起きたりしながら・・・40キロほど移動して道の駅「菰野」に来ていますが・・・

このブログを書くのがやっとでした

美由紀は快方に向っていますが・・・

今日の写真は先日のカヌー遊びで・・・一人用乗る八十氏です

写真をクリックすると大きく見えます

早寝して・・・早期復活目指します




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1 コメント

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Unknown (ryon)
2011-05-19 10:45:13
masasan mail soshin simasuta henzi kuresai

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