outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

人生は択一

2012年07月23日 18時01分35秒 | 退職生活
20日の夕方に倉庫ハウスを出て以来、四泊目は瑞牆山(ミズガキヤマ)登山口の駐車場で、天気も良くなかったんですが明日が初めての登山となります

ここの標高は1500メートル余りで、日が出てる間気持ちよい気温でしたが、夜は寒くなると思います。

広葉樹の間を流れる清流を横目に、森の間を登って来たんですが・・・この車のエンジンはいすゞのディーゼル3050CC、完全にパワー不足でノロノロ、ヨロヨロ、ハーハー、ヒーヒー、ブーブー、ガーガーと登って来ました

僕らの旅は「林道走行」が多いから、今後も苦労しそうです

さて今日のタイトル「人生択一」についてです。

出発以来運転席と助手席に座って、僕も美由紀もカーステレオで歌を聴いています(美由紀は時々後ろで衛星テレビを見てる事もあるけど)

そのステレオにかかる歌の中に「レコード大賞」を受けた曲ばかりが入ってるところがあるんです。

普通の人なら、レコード大賞を受けたほどヒットした曲なら「聴いた事が無い」なんて事は無いと思います。

ところが・・・僕ら二人には・・・あるんです

1993年から2000年までの間は、ヨットで全くと言っていい位日本に居ませんでした。

2000年から2006年までは半年位は日本に居て、キャンピングカーで旅をしてましたから・・・解ります。

話は本題に戻りますが、この1993年から2000年の間に日本で起きた事の殆どを全く知りません

唯一と言える知ってる事は「阪神大震災」だけ。

この大悲劇を聞いた時の僕らはカリブ海の島で・・・丁度「地球の真裏」でした

僕らは14年ほど、ヨットで世界を周り、1000箇所以上の島や入り江で泊まり、色々なものを見て、色々な経験をしています

これらの経験は、日本に居た人には絶対出来ない、知り得ない「経験」だったと思っています。

そして、夢でもあったこれらの航海をしてきたことを、少しも後悔してないし、誇らしくさえ思っています

ところが・・・僕らの人生には「日本での空間」があるんです。

レコード大賞に選ばれた歌もそうですが、時々会話をしていて「理解できない」「全く知らない」事があるんです

まさに「浦島太郎」です

そしてこれは・・・永久に取り戻す事が出来ない「経験」なんです

そんな事で・・・そんな何かにぶつかる度に「人生は択一」と言うことを感じます。

人は体が一つしかありませんから「一つの道」しか経験できないんです

いくら欲張っても・・・一本の道しか進めません。

それを考えると実に人は「平等」に出来ていると・・・非常に残念です。

体が二つか三つ欲しいと思ったことが何度あるか数え切れません

しかし・・・そんな事は叶うわけもなく・・・

虚弱な体一つで頑張るしかありません

そんな中で・・・・

一時も「悔い無き人生」をいきたいと思ってる僕は・・・・

人の目にどの様に映っているんでしょうね。

レコード大賞に選ばれた「知らない歌」を聴きながら、思ったことでした

人生は・・・ただの一秒さえも・・・「たった一つの道しか選べない」

辛いですね





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