味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

「人に推すに公平至誠を以てせよ」

2011-09-28 11:23:11 | ブログ

タイトル---「人に推すに公平至誠を以てせよ」。第999号 23.09.28(水)

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 多くの人が、人に認められ、自分が為したい事業が円滑に推進されると同時に、経済的に潤うことが出来ればと念じていると思います。それは短期的でなく、長期的にと願うでしょう。

 ならば、上に紹介したように処世のすべてにおいて、一切の邪念を持たず「公平至誠を以て」臨めば、知らず知らずのうちに、思いが実現できると思います。

 人間だれしも、先ずは我がことが優先であるとして、事を計画し、実践します。その場合、人様の事を考慮・配慮せず、我田引水的に突っ走ったら、他人の反発を買い、計画推進しようとすることが頓挫しかねないことになります。

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 江戸前期の仏教思想家・鈴木正三は、〈仏道修行の趣、理を知り、義を行いて、正直の旨を得る事〉が肝心であると教えました。

 それに対して一人の武士が問うたのです。〈仰せは至極もっともで、よくわかり申す、そこで問いたいのは正直の道を修行するには、どういう心づもりがあればよいのか、詳細にお示し戴きたいのでござる〉と。

 そこで、正三は、

〈修行の道は千差万別なりといえども、肝要なことは、ただ身を何よりも大事だと、思う念を退治する外はなし〉と云うことじゃと教えたのです。物事がうまく運ばないなど苦労・苦悩するのは、〈己、己を思う一念があるからじゃ。自己のみ大事にする私利私欲が苦の根源じゃ〉と、説いたのです。

 

 標題の言葉は『南洲翁遺訓』にあります。

〈人を籠絡して陰に事を謀る者は、好し其の事を成し得るとも、慧眼より之れを見れば醜状著しきぞ。人に推すに公平至誠を以てせよ。公平ならざれば、英雄の心は決して攬られぬもの也〉(第三十五章)

 鈴木正三が教えるとおり、『南洲翁遺訓』が訓戒するとおり、人様のことはさておき俺が俺がと、出しゃばっては、ひとり慧眼ならずとも世の多くの人々の賛同・協力は得られないであろうし、事が計画どおり推進しないのは必定でしょう。

 先ずは人様の意見も押し戴き、共に名誉ある処方箋を見出し実践することこそ、偉大なる解決策であると信じます。

 今、出来なくても、ゆっくりと事に臨む、こういった心の広さを培うことも涵養だと思います。

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 さて、昨晩は小雨が降っていたので、健康ランドは山間部・階段を歩かず、道路を大回りしました。何も雨が降るのにとおもいましたが、雑用で時間がとれず行軍をしていなかったものですから、体に20キロ装着し、絶対積極であるいた次第でした。

 後藤先生、薩摩の珍品届いたでしょうか。今時のサプリメント以上の効果があると信じて、毎晩戴いています。


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