食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

帯状疱疹後神経痛

2016-09-13 07:53:57 | 日記
  患者さんに大正14年生まれ、顔の帯状疱疹後神経痛で悩まされている社長がいらっしゃいます。門外漢なので詳しくは述べられませんが、帯状疱疹後神経痛とは帯状疱疹が治り、水泡が消えた後も続く痛みで、難治性、慢性痛です。10年ほど前から現在までずっと痛みを引きずられております。先日、症状をお聞きしたところ、やや表情に曇りが見えるものの笑いながら、「 もう慣れた、我慢はできる 」とおっしゃられました。幾つかの医大ペインクリニック科に通われ、神経ブロック、慢性痛対処の薬物療法、を繰り返されましたが、結局完治しませんでした。 社長は御年90歳、現役バリバリ、年々歳々若返っていきます。これからは「人生80歳まで現役」という後ろ向きのキャッチフレーズではなく、「人生90歳まで現役」の時代が到来するでしょう。