うれしいです。toshiです。
今日は、昨日の続きです。
「悩んだ時にポジティブになろうとして頑張るんですけど、どうしてもネガティブになっちゃって・・・。
そうした時は、どうしたらいいんですか?」
これは、「(株)S・Yワークス代表 佐藤芳直氏 中学生に向けての講演」 を終えた後の質問時間で、講師の佐藤芳直さんに質問された女子生徒の言葉です。
終りごろには、質問する声が、もう泣きながら早口になっておられました。
「はい分かりました。座っていいですよ」
優しくそういわれた佐藤さんの口から出た答えは、以下のようなものでした。
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人間は、ネガティブになるものなんです。
ポジティブになろう、ポジティブになろうとしても、人間はネガティブになります。
それは、ひとつ、自分が自分に厳しいから。
二つ目、自分の味方が見つけられないから。
その時はね、思いっ切りネガティブになりなさい。ネガティブに。
あ~あダメだなって、思いなさい。
とことんネガティブになるとねぇ、人間って、嫌でもポジティブになるから。
ただその時に、二つだけ心の中に置いていてほしいことがある。
ネガティブになっていく時、それは、最後にもお話したように、私にも絶対役割があって、その役割が、未来に待っていてくれるんだ、と思うこと。
絶対に思うこと。絶対に役割を待つこと。
二つ目は、私はたくさんのたくさんの人に望まれて生まれてきたんだと思うこと。
そんなこと思えないと思っても、思うこと。
どれだけたくさんの人に勇気を与えて、愛情をもらって、愛情を与えて、ここに存在をして、今も愛されているから・・・。
その二つのことに必ず目を向ける。
その二つを見とくとね、とことんネガティブになる前にポジティブになる。
ポジティブになろう、ポジティブになろう、ポジティブだぞう・・・と言ってる状態がネガティブなんだよ。
分かるかい?
こんな私じゃダメだ、ポジティブになんなきゃダメだ、こんなんじゃダメだ、ダメだって言ってることがネガティブなんでしょ?
だからネガティブの時はこう思うの。
あ~あ、私もネガティブになってんなあ、悲しいなあ~。
ねっ?
さっき言った二つのことは絶対。
自分には必ず何か大きな役割があって、それが待っててくれる。
自分はたくさんの人に愛されてる。
このことなんですよ。
ネガティブになる人の悪いところ。とことんネガティブになったらいい。
でもこの二つを信じてないと、とことんネガティブが自己否定になっちゃうからね。
そうならないように。
否定するものは何もない・・・。
あなたは愛されていて。存在して、たくさんの人に愛されてここにいて、大きな役割が待っている。
この役割に出会ったら、どんなにネガティブな時でも、笑顔になるから・・・。
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こんな答えでいいですか?
その言葉を最後に、佐藤さんのその子に対する答えは終わりました。
質問された子は、佐藤さんの目の前なんです。
その為か、こんな答えでいいですか? と言われる前に一言話されておられるんですが、小さくて良く聞き取れませんでした。
途中、一部に語尾が聞き取りにくい部分もありましたが、ほぼ忠実にご紹介できたと思います。
この講演を聴かれた中学生の皆さんは、本当にラッキーだと思います。
ここではその内容をご紹介できませんが、一人でも多くの皆さんに聞いていただきたい・・・、そんな佐藤芳直さんのお話でした。
こんな講演会、地元でも開催できたらいいなぁ~と思いますねぇ~。
今日の夜、モラロジー事務所の運営委員会がありました。
終わった後、2人の方に、昨日ご紹介させていただきました、池間哲郎さんの講演DVDを差し上げました。
それをご覧いただけた後で、この佐藤芳直さんのDVDもお渡ししたいと思っています。
喜んでいただけたら、嬉しいですねぇ~。
お読みいただき、ありがとうございます。toshiで~す。