響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

Statue of Libertyはちょっと太っていた。

2008-09-19 | オーケストラ
ニューヨークにアンジェリーナ・ジョリーのような人は歩いていない。美しいからというのもあるけれど、その前にまず、あんなに痩せている人は滅多に見ないのだ。いや、見なかった。そこへ行くとセントラルパークに住んでいるリスなんかはかなり痩せていたほうだ。


↑フェリーは岸を離れる。ワールドトレードセンターのツインビルの巨大さは、海上からもひとめでわかる。2000年4月撮影。

2000年4月7日金曜日、私たちはフェリーに乗って自由の女神とエリス島へ行ってみることにした。船内にはグループで引率されている子供たちもいて、外国人だけでなくアメリカ国内からの旅行者も多いようだった。

しばらく海上を走り、船はいよいよ自由の女神像へ近づいていったわけなのだが、近づくにつれて、これは少しずんぐりしすぎているんじゃないか、と私は思い始めた。自由の女神像は1886年(明治19年)の建造である。モデルになったと言われる像はフランスにあり、見たことはないが、写真で見る限りとても小さいものだ。モナリザにも似ているような気がしてしまうが、ビリー・ジョエルにも似ている気がする。

もしStatue of Libertyが期待はずれだというのなら、たとえばローマのトレビの泉のような彫刻を期待していったのなら、それは確かにそうだろう。そこで私は自分で、ここはアメリカなんだ、と言い聞かせることになる。なんであんな王冠を被っているんだ? なんでたいまつはあんなにピカピカなんだ? とわからないことだらけである。といってあれがキャラクターやマスコットなのかといえば、それにしては巨大すぎる。

それに、ちょっと太りすぎなんじゃないか?


↑自由の女神像は写真で見ると、比較的スレンダーに見えるのだが。

[ニューヨーク2000年滞在記、WTCツインタワーがあった頃。]
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