前回のつづきなんですが、しかしその前に、先日「ほぼ日」の古い記事を読んでいて、「不本意を生きる」という糸井重里のことばを読んですっかり感じ入ってしまったので、その話を。というのも、最近私は「科学と広告のブログ」というブログを、さらに始めてしまい、そのこともあって「ほぼ日」をよく読んでいるのである。
しかしここでお話ししたいのは引用部そのものについてではなくて、そこはざっくりと……誰だって好きなことを勝手にやってるわけじゃなくてそりゃー「不本意なことだけど」一生懸命やってるんだよー……という意味だとすると、とクラシックイタチは考えるのである。じゃあ誰が「不本意じゃなく」やってるんだろう?
そこで改めて考えてみると、それはつまり、コドモの時に誰もがなりたーい!と手を挙げるような職業のことを言うんじゃないだろうか。
ヒビキが以前、
「ママ、大人になったら何になりたい?」
と聞いたように。
もちろんイトイ氏は、そういう職業だからといって「不本意じゃない」のではなく、やっぱり「不本意なんですよ」と言っているのであるが、ちょっとそのことは置いておく。──置いておくことで、私は次の問題に専念できるからだ。誰もが「それだけにはなってみたい」という職業とは何であり、それにはいったい「誰がなれるんだろう」?
自分になれるかどうかとか、ちゃんと稼げるかとか、そういうことをあえてまったく抜きに考えてみると、「ミュージシャンになりたい!」というのはかなり有力なんじゃないかなあ、というのが、クラシックイタチのたどりついた答えである。
クラシックイタチのやつ、実はそんなに音楽家になりたかったの? と言われても、実はよくわからないのだけれども、潜在的というか、深層心理的というか、とにかく自分のさほど意識しないレイヤーで、そういう発動があるんじゃないか。それはつまり、クラシックイタチに限ったことではなくて、たとえば一方で「サッカーの選手」や「宇宙飛行士」があるように、「ミュージシャン」もまたかなりひろく「かっこいい」と同義なのではないか。(だから、なれそうな確率とは関係なしに考えての話ですってば。)
[コドモの時から専一に取り組むってどういうことなんだろ]
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しかしここでお話ししたいのは引用部そのものについてではなくて、そこはざっくりと……誰だって好きなことを勝手にやってるわけじゃなくてそりゃー「不本意なことだけど」一生懸命やってるんだよー……という意味だとすると、とクラシックイタチは考えるのである。じゃあ誰が「不本意じゃなく」やってるんだろう?
そこで改めて考えてみると、それはつまり、コドモの時に誰もがなりたーい!と手を挙げるような職業のことを言うんじゃないだろうか。
ヒビキが以前、
「ママ、大人になったら何になりたい?」
と聞いたように。
もちろんイトイ氏は、そういう職業だからといって「不本意じゃない」のではなく、やっぱり「不本意なんですよ」と言っているのであるが、ちょっとそのことは置いておく。──置いておくことで、私は次の問題に専念できるからだ。誰もが「それだけにはなってみたい」という職業とは何であり、それにはいったい「誰がなれるんだろう」?
自分になれるかどうかとか、ちゃんと稼げるかとか、そういうことをあえてまったく抜きに考えてみると、「ミュージシャンになりたい!」というのはかなり有力なんじゃないかなあ、というのが、クラシックイタチのたどりついた答えである。
クラシックイタチのやつ、実はそんなに音楽家になりたかったの? と言われても、実はよくわからないのだけれども、潜在的というか、深層心理的というか、とにかく自分のさほど意識しないレイヤーで、そういう発動があるんじゃないか。それはつまり、クラシックイタチに限ったことではなくて、たとえば一方で「サッカーの選手」や「宇宙飛行士」があるように、「ミュージシャン」もまたかなりひろく「かっこいい」と同義なのではないか。(だから、なれそうな確率とは関係なしに考えての話ですってば。)
[コドモの時から専一に取り組むってどういうことなんだろ]
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