響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

やりました!ビッキーズ@銀座TACT その2:反省

2010-10-31 | ドラム・パーカッション


昨日のビッキーズの演奏について、今回はクラシックイタチ(私のことです)の反省を記録したいと思います、。、。

1 優先順位をつける
今回は出番が多かった。1曲目で部分的にボーカル、スローな2曲目はピアノのみの伴奏、3曲目の転調部のボーカル。ま、これくらいなんですが。しかし、こういうポイントを、あらかじめ、優先順位をつけて、ちゃんとマークしておかないといけません。

今回はまず、3曲目の転調部分のボーカルこそ、もっともはずしてはいけない場所でありました。これが1。それから第2がま、1曲目のボーカルでしょう。歌ですので。順当でしょう。3がピアノ伴奏ですね。こういうことをきっちり事前に体でも頭でもいいので、自分の中へ入れておかなければいけませんでした。そころがその転調部分をはずしましたね。やりました。反省です。

2 パートを組み立てる(優先順位をつける2)
やはりこれも優先順位の問題だろうとは思うのですが、曲って1番、2番、3番と進行していくに従って、だんだんに盛り上がったり、多彩になったり、関連する新しいメロディが出てきたりするとよいだろう、と。演奏の際は、このような流れになるように、あらかじめ曲をおおきくばしっと掴んで、時系列にそって展開していく、という態度が必要なのですが、これが頭でわかっていて、どうしてもうまくできない。つい、その場の思いつきで弾いてしまう。自分でもうましか!(馬と鹿です)という問題の種でありました。まあ、出るときは出る、ひっこむときはひっこむという基本ともいうのでしょうが。それが今回、ピアノ伴奏でまわりのサポートがない、という状況で、ごまかしがきかなくなり、「組み立て」なければならなかったわけです(頑張れ左脳!)。組み立ててみると、今度は「演奏力」がないのが目立つわけですけれども、ま、遅ればせながら半歩前進ということで、反省。

3 クラシックイタチはやっぱり走る
これはもうしょうがないけれども(そういう性格なので)、とにかくコドモ時代の短距離走でも、1、2回はフライングを出さないと気が済まなかったくらいなので(笑えません)。
だからね、「走りたい気持ち」ぐらいの演奏になるように、今後はしたいと思います、という反省。
岩打さん(ベース)の手綱が、今回はことのほか手篤く、また私の位置からよく音が聞こえたので(これはTACTさんのすばらしいPAのおかげ)、かなり助けていただきました。ありがとうございました。



やりました!ビッキーズ@銀座TACT

2010-10-31 | ファミリーバンド


昨日は台風直撃! といいながら、銀座についたころは傘もほとんど要らないくらいの小雨に。昨日の「イチローPARTY」@銀座TACTは、なんと全3部構成ということで昼からイベントだったそうです。ビッキーズの出番は夜めの7時半で、しかしいつもとちがってトップバッターというのではなく、そのような流れの中でたまたま、たくさんのバンドがすでに演奏し終えたなかでの演奏となりました。

というわけでかなり気合い十分。幸運の起爆力にも恵まれ(!)、楽しく演奏してまいりました。



では次回は、今回のクラシックイタチの反省です。


iPadはでっかい電話。

2010-10-30 | 東京の小学生&中高生


という意見もあるようですが、なんでもいいけどパソコンユーザにとって、あるいはブラインドタッチユーザにとって、もっとも不便なことのひとつは……カーソルキーがないことですな。ちなみに他のユーザは?と思ってググってみたが、やっぱりカーソルキーはないようだ。カスタマイズソフトキーボードをビルトインできるといいのにねえ。

ケータイで文字を入力すると、次々に変換候補表示がでて、昔のシャープの書院というワードプロセッサを思い出させる(!)が、iPadもそういうふうに候補がでる。これが長年不評だったことえりのなれの、いや進化の果てなのだろうか?

そういう余分な「行」があるのなら、カーソルぐらいつけてよ~と思うのは、まあ旧いユーザだからでありましょう。

もうひとつ痛切なのは、シングルタスクなことです。まあ、これはきっと早々に次バージョンかなにかで解決するのかもしれません(憶測ですが)。その際、アプリケーションの切り替え操作がどういうミブリ(インターフェース)になるのかが肝心なところ。「(リアルの)デスクトップでこっちの書類の束をあっちへどけるように」切り替えられるといいわけですよね。

私がiPadの用途はまあ、語学学習用であります。学習というよりも英語などの言語に慣れること。辞書を引く習慣をブーストすること。などであります。

ま、単にコドモにとられてますが。


★★★台風直撃!本日「ビッキーズ」ライブ!★★★

◆ 日時 ◆
10/30(土)出番は19:00~(会場は18:00頃から)

◆ 場所 ◆
GINZA TACT
http://www.ginzatact.co.jp/tact/


iPad買いました。

2010-10-29 | コレクション


紙は偉大だじゃないけれど、私にはちょっと……目が疲れます。
でも読むツールとしては今後こういうの定着すると思います。
というより、何を読むかというと、もう文字じゃないかもしれないね。

これまではなんとはいっても、「読む」ということが知的に上なことで、
テレビなどにしても「観る」ということが下なことのような構造があったけれども、これからはかえって文字を読むことが通俗的で、いくらでも読みようのある幅のあることで、一方、映像やアニメーションやメディアアート的なもののほうが先鋭的にメッセージを伝えるものになるのかしらん。

などと思ったりいたすのでありました。

あとこれはどうしても納得いかなかったのが、ソフトバンクの無料2years wifiアクセスというもの。設定のインストラクションがことごとくいい加減。サポートに電話すると、たとえばiphoneでこのように送信せよと書いてあるのに、それについて訊ねると「iphoneはそのような仕様になっておりません」とか言われたりするのですよ。やれやれ。

わかめをサラダで or 酢の物で

2010-10-28 | おいしい話
ウチに限らず、男&コドモはあんまり酸味がきついものはすきでないようだ。以前とても高品質な国産の春雨というものを戻して、酢の物にしたのに、大量にのこってしまって悲しい思いをしたことがある。

そこで先生にいただいた「鳴門の」わかめは、ちょっと酢を外してみることに。


これは茗荷を甘酢につけたものを、もどしたわかめと野菜の中へいれたもの。わかめとくればちょっとほしい酸味をこれで加えておいて、あとはサラダ的に好きなありもののドレッシングをかけて食べましょう。



食べる時はまぜたりして。というふうにしてみました。しょうがを細く切ったのとか、大葉の千切りなんかを飾ると美しいですな。

それと、この「鳴門の」わかめというのをたぶん初めて食べたと思う。私が入手しやすいのは、三陸のわかめが多い。違いは、やわらかい。これに比べると三陸のわかめは「こんぶ的」(笑)。これなら確かにタケノコと合わせたりというのも風情がある。関西の食材が入ってこないと、やはり関西の料理もわかりにくい。たとえばうどんのつゆもじつに醤油というべきか塩というべきか微妙なものがあって、そういうものがあると、このわかめもさらに活きるのかもしれません。

バイオリン弓、張りすぎ注意報

2010-10-27 | バイオリン・レッスン
急に寒くなってきました。
と、(まあこういう日に限って)バイオリンレッスンだったりするわけですが、今の季節、乾燥が始まるので、弓は張りすぎないのが肝要なのだそう。

さて、今日もヒビキ、すばらしい集中力を見せて、またまた質の高いレッスンに。

特に曲(クラシックのレッスンでは、練習曲と、発表会に弾くようないわゆる「曲」の二種類があるのであります)は、今ヴィヴァルディのコンチェルト(を鈴木バイオリン化したもの)なので、指導の要は「テンションを上げる」「現代すぎないように」といったところになる。

ラ ラ ラ ラ ラソファミファーレー
4 4 4 4 888 84  4 分音符

のようなフレーズでは、
ララララのひとつひとつがテンション高く、しかし「音楽が流れ」ているところにヒビキくんが乗るように。

8分音符の連なりは、サッと弾かずに、これもひとつひとつがテンション高く。クレッシェンドもつくけれども、テンションをあげていくことが、必ずしも音量を上げていくこととは限らない。

……そんなの具体的にどう弾けばいいの? とクラシックイタチが途方に暮れていると、先生の後に続いて、ヒビキ、かなり忠実に再現する。不思議なことなり。

ヴィヴァルディのコンチェルトってこういう曲だったんだ。。。

と、泪に涙、うろこも落ちる、昨今のバイオリンレッスンなのでございます。

それからすごかったのが、バイオリンというもの名手でも音ははずすという教え。

(たぶんトロンボーンもマトリョミンもそうだと思うよ)

そうだよね。物理的に。それがいかにパーフェクトであっても、それじゃあ機械だもの。はずしても上手い人はそれとわからないくらいにサッと直す。その「気づき」の速さがうまさなのだそうだ。プロはリカバーでございますよ、本当に。こういった奥義はしかし、そう簡単に手に入るものではないに違いありません。

しかもきょうは演奏旅行のおみやげまでいただいてしまった。。こんなことでよいのか、親。ヒビキくん、しっかり励んでくれたまえよ!

買い物好きなのか、買い物嫌いなのか!?

2010-10-26 | おいしい話
最近自分のネットショッピングの額が──まあ引っ越しにともなう物いりというのがあったわけなのですが──たいへんに高騰しておりまして、危機感をもっておる昨今でございます。

しかしですね、引っ越しというのはよい代謝になります。どんなものを買ったのか、今日はちょっと、紹介したいと思います。(くだらない企画ですみません)

一方買い換えなくてもよいものもありますね。壊しさえしなければ。掛け時計なんかはそんなものの一つでしょう。今回初めて掛け時計を購入いたしました。これはきっと30年ぐらい持つことでしょう。

SEIKO CLOCK (セイコークロック) 掛け時計 スイープ アナログ 電波時計 KX317W
SEIKO CLOCK


もうひとつ面白かったのがこちら、ティファールの19cmフライパン。これは卵焼きを作るための角型のフライパンにも匹敵する「小さな」フライパンです。朝食に活躍します。やはり卵。卵焼きや、少量の野菜を蒸し焼きにしたり、それからホットケーキにもよいです。



そう、実はこれ、買い換えなんですね。
古いのはこちら。考えてみると、かれこれ20年ぐらい使っているかもしれません。15年は確実であります。(笑)



並べてみると、こんな感じ。


ビッキーズライブのお知らせ。

2010-10-25 | ファミリーバンド
銀座タクトにて、ライブに参加いたします。

◆ 日時 ◆
10/30(土)19:00~(会場は18:30頃から)
11/14(日)17:00~

二日あります。10/30は直前になってしまったので、ご都合がつかない方はぜひ11/14のほうへ、どうぞ。11/14は日曜なので、少し早めの開始となります。

◆ 場所 ◆
GINZA TACT
http://www.ginzatact.co.jp/tact/

会場は銀座でも老舗のライブハウス「タクト」。
銀座4丁目の交差点を新橋方向(中央通り。ユニクロのある方)へ歩いて一つ目の信号「銀座五丁目」を右折(citybankとニューメルサの間の道へ入ります)。


最初の角を左折するとほどなく左手にあります。

↑ここを左折します。

◆ 入場としくみ ◆
入口でバンド名「ビッキーズ」と言って会費2,000円をお支払いください。
店では飲み物のみ販売しています。
食べ物は持ち込み自由。手作りのお弁当でもコンビニのおむすびでも何でも飲食自由です。入場後、受付の方にひとこと言っていただければ、お買い物などの出入りも可能です。

◆ ビッキーズについて ◆
ヒビキのファミリーバンドです。
ヒビキ(小4):メインボーカル&ドラムス
ケージ(父) :ボーカル&ギター
るえ(母)  :キーボード
岩打氏(パパ友):ベース

奥田民生、井上陽水、忌野清志郎、ユーミン、ハイローズなどの楽曲を、ビッキーズ・オリジナルにカバーして演奏します。
みなさまぜひお越しください。

練習スタジオで「デーモン閣下モデル」の笑顔に遭遇

2010-10-24 | ドラム・パーカッション


今日は、ベースの岩ちゃんにもお越しいただいて、ファミリーバンド「ビッキーズ」のスタジオ練習。ドラムのペダルが、自分で選んで持っていく方式に変わったとのことで、ヒビキいわく

「ヤマハの新製品を、遠慮なく持ってきました」

きみってほんとに東京の子ねえ。

「いいんだよ、遠慮なんかしなくて」と夫。



そしたら、「デーモン閣下モデル」というのがあって、なんとにっこりしたお顔がついているのだった。なぜかこれが3台もあるのだ(誰も使わないのか!?)。


いまさらながら、iPadの紹介ビデオに感動。。

2010-10-22 | 東京の小学生&中高生


いつものアップルよりも、なんというかより「リアルな」風体の「技術者」たちが次々に画面に現れて、その特徴を熱っぽく語るこのビデオ。かなり説得口調なので、日本語のスペック紹介だと、

最高の方法
信じられないほど
すべてが楽しめます

など、なんとなくあんまりピンと来ないのだけれども、なんだか戦略なき戦略という自信のほどがうかがえて、すっかり魅了されてしまった。しかも48,400円からか。うーむ。

(ヒビキも狙っているらしい。。)やれやれ。



荻窪タウンセブンの、気持ち複雑な改装後。

2010-10-21 | 東京の小学生&中高生


タウンセブンの改装の期間があまりに短いので、さてはと思っていたのだが、やはり。要するにですね、よく「装いも新たに」と言いますが、内装を変えただけなんですね。店はぜんぜん変わらない。商売の仕方も、各店舗によって違う品物の並べ方も、そのまま。新装開店間もないそのエレベータで、小学校高学年ぐらいの男の子とお母さんが交わしていた会話が象徴的だった。

「ぜんぜん変わってないじゃん」と男の子。
「そんなことないわよ、ほら、エレベータの中だって壁も変えてあるし」とお母さんは壁をさわってみる。

そうなんだよ。どこも変わらないんだけど、壁や床は確かに変えてある。
けど、そういう表面が変わっただけで、魅力も消費者としての選択の幅もぜーんぜん変わっていないんだよね。何も新しくない!

私はかなり失望しそうになったのだけれども、ただ考えてみればこれもわがままなもので、駅ビル関係はやっぱりテナントの入れ替わりが激しくて、次々に店が変わる、これも淋しくはあるわけですよね。どっちなんかい、と。

でもって、要するに、荻窪の過半数のお客さんが、「改装しても変わらない」タウンセブンをどうやら愛しているらしいのであります。タウンセブンのテナントは、特に地下は地元の方なので、地元の人が新しくなったんでかなり「張り切って」店をきりもりしているのも、なんとなくほほえましく見守っているのだ。

それにまったく新しいことがないわけじゃないんです。これはかなり無理無理なんだけど、タウンセブン地下1階の魚屋や肉屋の並ぶ臭いもキビシイなかに、西荻の「こけし屋」ができたんですよ。ああ、「もぐもぐ」も来て欲しいなあ。


セミプロ・ハンバーグの巻。

2010-10-19 | おいしい話


別にどう、ということもないんですが。
最近はこのデミグラソースをフレーク(乾燥させた粒状)で売っています。これのおかげで、ハンバーグに手軽にソースをプラスできるわけであります。ワインなどを煮立てて加えるとよろしいです。パセリなんかもあるとよろしいですよ。

今回のは炒めたまねぎ(を少し冷やしてから)、冷やしておいた挽肉に混ぜ込んで、肉の下味は塩コショウと沖縄のチャンプルー用のシーズニング。たまねぎも炒める時に、ごく少量塩をふって下味を入れます。──このあたりは洋食屋さん「満天星」のレシピで学んだことを活かしているのかも。

自分の大好きな楽器の場合と、そうでない場合。

2010-10-19 | おんがく
バイオレット・ブラスのジェリーさん、いまごろすいません、コメントありがとうございます!

さて、楽器というツールを持つということは、人がなんらかの言語を喋るとすればその「言語」というツールに比べると、人間に必要不可欠だったり、人間を特徴づけたりする能力ではないのかもしれない。

……などとつらつら考えてしまって、そう、ジェリーさんのコメントがいろいろとその考えの「タネ」を持っていたことに気づいたのだった。元の話はこちら↓

いやはや、音楽ジャンルっていったい何なんだろう?
ファミリーバンド/2010-10-15
http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/e/8468ac44523d253b3706e3376babba1d


をぜひご覧ください(コメントも!)。

たとえばジャック・ディジョネットのピアノ。うまいのだけれども(ソロアルバムが出ている)、もちろんすごいのだけれども、何かを決定的に欠いている、という印象がある。そう、ジャック・ディジョネットが音楽的でないはずがない。のに、そのピアノによる音楽というのは、何か大事な音楽のエッセンスが載ってないのだ。

たとえばDr. John。(これは昨今ヒビキが夢中の「the blues brothers」に出てくるわけですな)。で、映画の挿入歌で本人が映っていなくても、あ、ドクタージョンのピアノだってわかる。しかしですよ、クラシックイタチこと私は、以前青山のライブハウスにドクタージョンを聴きに行って(というかかなりしっかり目撃して)、あれだけ「ピアノで有名な」ドクタージョンなのに、「この人のピアノって、ピアノ(ピアニズム)じゃないな」と思って帰ってきた、ということがあります。で、あとから知ったのは、ドクタージョンってギターの人なんですね。納得。

また、ギターのパット・メセニーが鉄琴のマリンバみたいの(というのはおおざっぱな言い方。なんて言うんだっけ、忘れてしまった)を弾きたかったのに、結局ギターになったという有名なエピソードも……。(何か最近すごい楽器を弾いてるみたいですが。このあたりはきっとそのうち夫が書くのでは?)

一方びったりぴったし、この楽器しかない、というくらい、本人と楽器が一致しているという場合があります。これはなぜか2例とも管楽器なんだが、金子鉄心さんの笛(マスク、というパントマイムを思い出すくらい、指が笛にくっついてる。うちの夫のジャズうさぎは、以前金子さんのリコーダを持つ指のアップ(だけ)をテレビで見た瞬間に「金子だ!」と言ったくらい明々白々な事実なのであります。)それから栗コーダーの関島さん。「チューバの関島です」とか「僕の楽器はチューバなので」とか言うその言動が、あまりにもチューバだ。

なんの話でしたっけ。

そう、だからきっとジェリーさんもこの関島さん系、「ぴったりぴったし」系なのではないかと。……じゃなくて、演奏と、自分の大好きな楽器っていうことは、大事な関係にあるなあ、ということが言いたかったのでした。それだけ? はい、わりとそれだけであります。

「自分の大好きな楽器なのでなるべくフルネームで呼んであげるようにしています。」by ジェリー

このように理由を明確に知っていることは、正しいことだと思いました。

ベルーシの第一歩は……バク転ですかあ。

2010-10-18 | ドラム・パーカッション
コメディの人ってほんとに体を酷使しますよね。今はどうかわからないですけれども、テレビタレントの方も、もうほんとにわざわざ体を張ります。つかこうへいの世界とオーバーラップしますが。

そこへ夫がうかうかと、「バク転のしかた、ってぐぐってみてよ」

なに百年早いこと言ってんですよ「まずは柔軟でしょ」
と言いながらキーを叩くと、いや、ほんとにいろんなインストラクションがございます。

まずは、私がああ、バク転ってこういうことなんだろうなあ、と思いながらすでにみていたのが、ベルーシのサタデーナイトライブの映像で、みつばちのコスチュームで、ブルースブラザーズのナンバーを歌いながら、バク転するというやつ。

これはね、ステージが狭いのと、ミツバチなのと、結局理由はわからないんだけれども、バク転じゃなく「なぎ倒し」なんです。つまりバク転しそこなっているようなものをいっぱいやっている。まずはこれができなければ、バク転なんてできない、ということがよくわかる動画です。

次にテキストのインストラクション。

バク転・バック転のやり方教えます
http://backten.net/


このサイトがおかしいのは、「プロ級手品、覚えたい?」というアドセンスをいっぱい入れてること。(バク転ができなかったら、手品でもいいのか?)これを見ると、まず柔軟をしたほうがいいですよ、とやんわり書いてあります。(ほらね、でしょ。)それからバク転って「バック転」なんだそうで。(知らなかった!)

さらに動画のインストラクションはYoutubeから。
バク転講座
http://www.youtube.com/watch?v=ZrcP9gqDyKE&feature=related


これを見ると「猫宙」「側宙」「前宙」「バク宙」と見たことのない単語が並ぶのだ。でもってもう見るからに宙返りしそうな青年が転や宙を教えてくれます。またおもしろかったのがユーザーコメントに「言ってることがいちいちおもしろい」と書き込まれてること。たしかに~ィ。確かに面白いんですが、わざわざそう書かれているということに、私的には注目してしまいます。というのも、テキストの方もかなりおもしろいんですよ。……つまり、ですよ、宙返りができて、それについて語る人というのが面白いんじゃないか。それを言語化するというミスマッチ(であるだけにこれまであまり人類が遭遇していない)と、そのミブリがおもしろい。

ますます脱線しますね。だからバク転がほんとにしたいなら、柔軟なんですってば。