響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

金子鉄心さんが東京に現る!?

2007-02-20 | ライブハウスへ行こう!
先にご案内しておきますね。

■東西対抗クレズマー合戦!!
2月22日(木)18:30開場/19:30開演
料金:前売・予約?2,700/当日?3,200 各ドリンク代別(?600~)
会場:東京 吉祥寺・STAR PINE'S CAFE
   東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16-B1F TEL:0422-23-2252
出演:
[東軍] BETSUNI NANMO KLEZMER(ベツニ・ナンモ・クレズマー)※当日出演が予定されるメンバー
 梅津和時:clarinets, saxes/中尾勘二:clarinet, soprano sax/多田葉子:alto
sax/関島岳郎:tuba/細川玄:trumpet/北陽一郎:trumpet
 松井亜由美:violin/向島ゆり子:violin/四家卯大:cello/張紅陽:accordion/立
花泰彦:contrabass/永田大和:drums/永田砂知子:marimba/巻上公一:vocal

[西軍] Freylekh Jamboree

この星群じゃなくって西軍のフレイレフ(フレイエフだっけ?)のメンバーとして金子さんがいらっしゃいます。

ちなみに、ヒビキ、かつてこのフレイレフの東京・新宿Disk Unionジャズ館で聴いたのが、「モーツアルト、トルコ行進曲」の認識はじめで、次がケータイの着信音。クラシック・コンサートのリスナー人口が国内1万人でジャズ人口と同数というのも、なるほどという実感ですが(あ、ちょっとずれてますね)、ヒビキの中では、クラシックというものが、どうしても冗談音楽という系譜と不可分になっているように親バカ母は感じるのだが、その源がここにあったりしてね。

鉄心さん、思い起こせばずいぶん前から言ってましたもん。
「あれでトルコ行進曲を知るというのはまずいでしょ……?」

クラシックの初歩的な冗談・脱線といえば、音階の変更(転調)や、メドレー、変奏曲。これ、いまヒビキがバイオリンでさかんにやってること。弾き始めた音から知ってる曲を弾き始める、知ってる曲と知ってる曲をつなげる、知ってるリズムを別の曲のリズムとして使う、変奏曲でないものを知ってるリズムで変奏する。その組み合わせはコドモらしくアナーキーであって、たとえばラップな(リズム)バイオリン初歩曲(メロディ)なんぞはいかが、という次第である。

それにねえ、小さい頃にピアノなどを習っていると、童謡というジャンルと初歩的なクラシック曲というのはとっても形式的に近いんだよね、山田耕筰的というか。で、コドモというのは基本的にアナーキーな上に、身の回りにはカラフルなおもちゃがあふれているので、どうしてもおもちゃのチャチャチャ的なリミックスが、かかる。すると自分が感じたところ、見えているところから、知ってる曲で好きなように弾きたい、変奏したいと思うのは、必然の流れではないか……と親バカ母は思うんですが、どんなもんでしょうか。その行く手に大輪の花のように矢野顕子さんがいる、というようなイメージなのですが。

もっともフレイレフは、別にクラシックがメインなわけではなくて、とんでもない、クレズマーがメインです。また東西対決って聞くだけでは安易な感じがすると思いますが、行くとけっこうマジですので、今回もきっとそーゆー様相になるのではないかと。

ぜひ。

バイオリンとスティービー、最近のご報告

2007-02-16 | 歌う
スティービーワンダーが来日するとかで、
やたらラジオで曲がかかりますね。だけど
You are the sunshine of my heart... とか、スーパースティションとか
一緒に口ずさもうとかしてみたいって思うのって、
ちょうどティーンエイジャーとかがぴったりかと思うんですが
食事時、例によってヒビキ、さかんに歌ってます。

もっとも英語が歌えるだのどーのというすごさはまったくなくて
英語でも日本語でも、聞こえたまま、音優先の「さざれ石野」状態。

一方、バイオリンとのコミュニケーションというか、
バイオリンを通じて何かをするという訓練も進んでいて
先般おぼえた宇多田ヒカルの「ぼくはくま」とか
新しい課題曲とか、ふとしたものを案外スムーズに弾けたりする。

家での練習で、先日親バカ父が、
「びっきーの口がへんになってるの知ってる?」
とけっそーを変えているので、一瞬親バカ母がしっている事態とは
違うかな、とも思ったが、要するに
「バイオリンを弾いているとき、口をもぐもぐさせてること?」
ときくと、やっぱりこのことだった。

そうなのだ。でもなんとなくわかるような気はする。
バイオリンって、弓の位置とか指の番号とか
一度にやらなきゃいけないことがいろいろあるから……
とは、しかし、親バカ母の印象。

先日のレッスンで最後に先生がバッハのメヌエットを
通して弾いてくださったのだが
その時、親バカ母、あることを発見!!

ヒビキ、バイオリンを聴いているときも口もぐ状態なのだ。
それが彼の今のバイオリンの歌い方なんだろうねえ、きっと。
鞴座の“笛の精”金子鉄心さんがバグパイプを演奏するときに、
笛を吹くときのように口が動いているのと……びみょーに違うか。

新しく宿題になった「楽しい農夫」の速度指示がアレグロなので
ヒビキ、さっそく別の楽譜でテンポをチェック!
曲想記号とかもちゃんと見てて、親バカ達はすごいすごいと大喜び。。。

このあと楽しい農夫を弾いてあることを思いついたヒビキ……
「古時計って、楽しい農夫に似てるよねえ」
……確かに。最初が同じだねえ。
というわけで古時計も練習して、次回レッスンで自主演奏することに。
さあて、来週はうまくいくかな?