響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

歌えヒビキ!

2007-03-25 | バイオリン・レッスン
ひびきくんが弾くんだよ。
先生が弾くんじゃないよ。
ヒビキくんが弾いてて、それでもしわからないことがあったら教えてあげる。

好きなこと、嫌いなこと、あるでしょ、
それをバイオリンでやるんだよ。

いい音で歌ってたらさ、別にちょっとぐらい間違えたって
ぜんぜんいいんだよ。

バイオリンのレッスンがすごいことになってきた。
先月、ヒビキがレッスンでどうもうまくいかない。
その理由について、先生が
「歌えていない」というずばりな答えをくださった。

この「歌えるようになる」ためには、
技術的な問題だけじゃなく、何をどう歌いたいという動機が必要だ。
歌えるようになるには、まだいろいろな問題があって、
ヒビキはまだその、手前にいる。
歌え!ヒビキ

ところで、ここのところ、親バカ母の分析も尽きてきた。
どこかが間違っているのだ。
しかも悪いことに語れば語るほど間違っていく。

ドラムのレッスンもそうだ。
気づくともう、ヒビキが習っているのは、親バカ母には叩けないパターンになっている。こっからさき、語る言葉、語りようがないのではないか、と思う。

しかも。
子どもに降るミラクルをそっと掬う保育の時間は終わり、
ほこり臭い小学生時代がやってくる。

小学生っていったいどんな時代だったろう。
月曜から金曜まで、いつもウィークリーなスケジュール。
ゴハンの時間。朝昼晩、朝昼晩の繰り返し。
集団生活という右向け右、行進、よい返事。
校庭に巻き起こるちいさな竜巻。
必ずどこかに水たまりをつくるスプリンクラー。
いまや少子化でがらんとした校舎。
そのフレームの中に、ヒビキが彼のマジカルな音楽のふろしきを広げ得る場所なんかどこにもないように思える。