矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

著書紹介:「医学的根拠とは何か」

2013-12-18 20:49:53 | 著書紹介

私が学生時代からお世話になっている母校同門の先生が岩波新書から著書を出版されました。

「医学的根拠とは何か」岩波新書 津田敏秀(つだとしひで)先生

https://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1311/sin_k741.html

日本の医療現場の”弱い部分” ずっと前から今も、これからも大きな”課題”である、「疫学的な考え方」、「可能性の評価」likelihoodの評価・推定、さらに進んで臨床研究・Clinical Scienceについて
一般向けにその本質的な問題を身近な事例をつかって主張されている本です。私も共感する部分が多いです。

日本の若手に疫学的な考え方、epidemiologyなどに頻繁に利用しながらの日常診療・医療を経験させてあげたいと強く思っています。

余談ですが、津田先生には今月母校の大学院講義のときにも、講義後の懇親会でお会いしました。もう足掛け25年(四半世紀)お世話になっています!!

私は、医学部3年生ごろから米国のresidencyに入りたいと思っていましたが、津田先生と別の仲良い先生(同じく外科系で臨床留学の希望がある先輩)とともに、卒業するまでに何度も相談にのっていただき、”悩み相談”をしていただいていました。

沖縄米軍病院に行くことが決まったときにも、当時の教授の先生で私のもっとも大切に思っている恩師とともに衛生学の大学院に入ることを勧めてくださいました。
そのおかげで、いまなお母校の先生がたとは交流も続いています。当時は、渡米後ほぼ”永住”のつもりでしたが、因果なことから帰国を選び、同門の先生がたの多大なご高配にて帰国後も何度も(年に1-2回)は学生、研修医のかた向けのセッションをさせていただいております。

ぜひ、一読してみてください。


久しぶりのteaching round today!

2013-12-17 22:15:19 | 医学教育
もう一つ。日記代わりに。

今日は、午後、久しぶりにteaching roundをしました。

重症な患者さんも何人かいますが、どうしても救ってあげたいと思う患者さんの身体所見を今朝取りました。プレゼンテーションのみでは伝わってきていなかった部分が、やはり自分で所見を取ると
非常に正確に状態を把握することができました。

”異常所見を異常と取れるかどうか”は、いかに指導医またはその異常所見がわかる医師と一緒にラウンドしたことがあるかどうかにかかってきます。

身体所見のスキルは、テキストブッックではなかなか身に付きませんし、仮にテキストで異常だとわかって身体所見を取りに行っても、一人ではわからないことも多いです。

毎日毎日、毎回毎回の身体所見を丁寧に、かつ体系的に漏れがないスタイルで行うことは臨床医の基本的なスキルだと思い実践しています。

そうした教育を実践しつづけたいと思います。最近は、デスクワークの割合が増えて、現場で若手の先生とラウンドする機会が少なくなっているので、コミットして時間をつくりたいと改めて思いました。

Bedside manner, professionalismは、一朝一夕では身に付かないので、患者さんへの対応の仕方も、”質の高いあり方”を伝えたいと思っています。
“Do as I do." ということなのですが。。

親友の本田美和子先生より:高齢者介護のメソッド 「ユニマチュード」

2013-12-17 22:04:16 | Science全般
私がもっとも尊敬する友人のひとりで、これまでいろいろ公私共々お世話になっている親友の本田美和子先生が日本に初めて紹介した高齢者介護のメソッドがあります。

「ユニマチュード」

医学書院の週間新聞に座談会が掲載されているので、ぜひご覧ください。

やはり、医療の原点、ケアの原点に立ち返ることがいかに大切かを感じ深く感銘を受けました。

http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03056_01

日本の医療現場のニーズである、高齢者への医療。診療科を問わず、その基本をトレーニングすることが必要な時代となっていると感じます。

学ぶべきことが多いですが、有益なネットワークをつくって、高齢者医療の専門家の先生にいざというときは教えていただきながら、どこかで自分の生涯教育の一貫で基本を学びたいです。
2014年に総合内科の米国専門医資格の更新試験が受験可能となります。1週間缶詰状態のBoard review course に行かねば、と思いますが、そのときにGeriatricsのあるコースを探してみたいと思います。

しかし、すばらしい友人の活躍を見ると本当にうれしく、とても刺激をもらいました!彼女に対して、Bravo!という気持ちです。

家族とmajor turning point in my life!

2013-12-15 21:38:35 | 日記
休日に家族と今後の展開をじっくり話し合いました。ふだん比較的無口な(私が一方的に話しているから?!)家族と、これほど話し込んだのは久しぶりかな。

話すとこれまで知らなかった一面を知ったりして、人との関係性というのは奥深いものです。
身近にいても言葉にして表現しないと伝わっていないし、こちらもまったくわかっていなかったということは多々あります。

お互いにmajor turning point in my life! という位置にいます。

ほか週末はイベント多く、

Tdap, typhoid, Hep A (Havrix) を接種しました。Malarone とDeet を購入しました。

茶道に興味があるので 「利休にたずねよ」をみました。深くて染み入る映画でした。

日本の美の究極をまたやってみたいです。合気道はやったことがあります。剣道をやってみたいです。茶道を極めるためにです。


夕方以降、家族とお買い物で、1週間分を買い込み。。週末、今年最後の講演で愛知県の碧南市民病院へお伺い予定です。
家族と大量に水とかフルーツジュースとか、みかんを一箱とか、買い込んで食料確保。

家族が起きている間に、おふとんを干して、お掃除、洗濯と午前中はさわやかな冬晴れ。。Smooth Jazzは聞かなかっためずらしいSunday morning…
思いつくままの日記なので、メモ代わりに書いていますが、一番好きな楽器の音色は、私はSaxphoneです。ソプラノ、アルト、両方大好きです。
やっぱり、New Yorkの自由さを思い出すからかなあ、と思ったりしますが、”魂が本当に喜ぶ音”なのです。

夕食後には、Facebookで、仕事やプライベートの連絡が飛び交いました。。

1月のシンガポールで、現地友人たちと現地で診療している日本人の先生がたとお会いする調整がはじまりました。facebookですね。やはり。Real timeでどんどん決まって行くのでラクです。

週末は仕事でcatch upすべきことが山ほどありましたが、あえて休みました。集中力が続かないのでWeekdayにまたgear upしてこなします!





Bravo!Killing me softly...

2013-12-14 18:54:58 | 芸術 Art
今日も芸術三昧の1日でした。

念願のRoberta Flackのライブに行きました。

入場してくるときに握手してくれました!人と人のエネルギーなのでしょうか。にこやかに笑顔を交わした感じです。ライブはNYCのライブを思い出して、すばらしかったです。


チャンスは準備している人に

2013-12-13 19:12:59 | 日記
今日はあさからうれしいニュースが飛び込んできました。かつての教え子だった方にすばらしいチャンスが降ってきました。これはその方が地道に本当に継続した努力をしたからです。天は本当に準備した人を見ているのだと思う出来事でした。焦らず、怒らず、威張らず、腐らず、負けずに自分のやりたいこと、信念を貫くことが大切であることを教えて頂きました。これは(あおいくま)というコロッケさんの本で学んで心に刻んだ言葉です。

自分と同じ感染症を志している彼に最大限のletter of recommendationを書いて送りました。
うまく行きますように^o^ 自分のことのようにうれしい日でした!

Slowing down...

2013-12-11 20:51:50 | 日記
週末から岡山で、昨日移動しました。少しburn out気味です。

週末は実家に戻りました。1年以上実家には戻っておりませんでした。”岡山”では仕事はあり、その度に岡山駅隣接の定宿ホテルに宿泊して早朝の新幹線で移動という感じでした。
両親や兄弟が、ホテルに会いにきてくれて、つかの間の再会はしていました。実家のお仏壇やお墓参りに行けておらず、ずっと気になっていました。

うちの実家近くにお墓があります。キャリアを持っていた母の留守中にずっと育ててくれた祖母、残念ながら若くして急逝した義理の妹、祖父などご先祖様が眠っています。

ご先祖様に自分はこれでよいのだろうか、と問うこともあります。元気にしていますと報告することもあります。

2003年ぐらいでしたが、母方の祖父の葬儀にも在米中の帰国の合間に、奇跡的なめぐり合わせから参列できました。

さて、最近聞いたJulio Iglesiasフリオ・イグレシアスの言葉です。

1970年頃に日本に最初にきてから、43年になるそうです。

”Why am I still singing?"

"I cannot think in my life, without you!! と言っていました。

ひとつのことを続けるということがいかに大変かがわかる年代になりましたので、その重みがずっしりくる言葉です。

とても深い言葉です。

Julioは、一生のうち一度はライブで本人に会ってみたいと思うプロフェッショナルシンガーでした。
俳優の高島忠夫さんご一家がファンであることはよく知られていますね。

ちょうど大学生のころ、マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストンなどと並んで、大ヒットしていた歌手です。当時CDもない時代で、カセットテープを買った覚えがあります。
結構好きな曲もありました。ABBAアバの曲も小学生のころラジオから聞いて、”すごい!”と感動したのをいまでも覚えています。

これらの歌手のうち、マイケル・ジャクソンはライブで聞けず、ホイットニー・ヒューストンも亡くなる1年前に日本に来たのですが、そのときコンサートにいけず、チャンスを逸しました。
帰らぬ人となるとは本当に残念です。唯一、マドンナのコンサートは学生時代に行きました。

ちょっとBurn out気味で、数日Slow downしたいと思います。。。。


実は週末、充電と家族と毎年恒例の音楽コンサートです。
今年は、Roberta Flackのライブに行くことにしており、楽しみです。

大学3年生のころ、英国Oxfordで英語を教えていただいていたとてもチャーミングなtutorにプレゼントしたのがRoberta Flackの曲でした。懐かしいです。




母校で感染症セミナー開催しました

2013-12-10 00:00:08 | 感染症関連
毎年、貴重な機会ですが、母校で大学院生、若手向けの感染症セミナーをさせていただきました。

母校の学生、若手のかたとお会いできるのは大変、貴重な機会だと思います。

継続的に、日本の若手のかたにグローバルに通用する臨床思考プロセス、likelihoodの評価など基軸となる考え方などを経験できる機会を提供したいと思っております。

「個性を出し切る」ということにフォーカスしたキャリア展開を考えています。

ふるさと岡山のクリスマスツリー。。こういう発想素敵ですね。


Deeply impressed with art

2013-12-08 10:22:59 | 芸術 Art
芸術三昧の日が続きます。。

週末に、前から行きたかった美術展に行きました。家族と行けなかったのが残念ですが。

Tuner展とMonet展。

私が一番好きな絵のひとつは、大学2年生のときにNew York Cityで見たMetropolitan Museumの米国開拓期の風景画でした。

広大な空間のメトロポリタンで、広大な米国の風景画を見た経験は、後になっても、"The US calls me." というような感覚を引き起こし、渡米の原動力のひとつとなっていました。

旅行では、その都市の美術館にはかならずひとつは足を運ぶようにしていますが、やっぱりいいですね。

東京で、美術館のはしごができるのは本当にありがたいことです。

好きな絵はいっぱいありますが、昨年夏にパリのオルセー美術館でモネの睡蓮を見て感動したのを思い出しました。今回の東京でのモネの特集は初めて見たと思います。

どの画家も、”個性を確立している”ところがすごいですね。いろいろな芸術がひしめくなかで、”個性、自分らしさ”を出し切ることが大切なのだなあと感動しながら見ていました。

夕方以降は、仲良い沖縄の友人と食事。アジア系のレストランが大好きなのでアジア系でもっとも好きなベトナム料理にしました。タイ料理も好きですが、フレンチの影響から
おしゃれでさっぱりしている感じのベトナム料理はmy favoriteです。

年齢や背景などをまったく超越した”親友”とざっくばらんに楽しいお話をするのは本当によいリフレッシュです。

もうひとつうれしいニュースがありました。1月早々に学会でシンガポールですが、その前にカンボジアで友人に会う予定にしていましたが、ラオスにいる友人もjoinしてくれることになりました。
予定が合いそうにないということだったのですが、急遽、予定が変更になって、カンボジアで落ち合えることになりました!

彼女も”世界引っ越し”人生なので、"soul mate”です。彼女の自宅は世界中の民族文化調度品でいっぱいで、ワクワクする空間です。

芸術、旅行、いろいろなものを見たり、聞いたりできる時間をとてもありがたいなあと感じる休日です。





My best day of the year!

2013-12-06 23:59:26 | 日記
I enjoyed myself VERY much this evening.

It was my BEST day of the year today.

















こちらの私が”本物の自分”なのですね。

ラウンド中の”ドラゴン”から、”お茶目なとら”に本日はなりました!

20代のころ、大阪難波で鍛えた?!芸人精神がいまだ健在と思います!

漫才をするように”トレーニング”されましたし、”なんでもありのManhattan, New York Cityで、大道芸人さん”もたくさん見て”鍛えられました。

芸は身を助けます。

JAMA December 2013: Series Medical Education

2013-12-06 11:18:53 | 医学教育
JAMA December 4, 2013
Series: Medical Education

It seems very interesting!

http://jama.jamanetwork.com/journal.aspx

I would like to create and provide "deep" clinical reasoning sessions in a Japanease workplace. It is the most needed educational opportunities in Japan. By reading JAMA articles, I felt a huge gap between the two countries in terms of immediate focus of medical education.

Many things to do in Japan! "Pinch or being in a difficult situation is the greatest chance for innovation," as the saying goes.

I will keep thinking, thinking over, and creating something new, then keep trying it.

大ファンの建築家 安藤忠雄さんの生き方

2013-12-05 20:48:28 | 芸術 Art
型破りさがとても好きな、安藤忠雄さん。。私は安藤さんのファンで、ストレートな話しかた、ユーモラスな話し方、たとえかたも参考にさせていただいています。

大阪弁というのも個性が強くて、安藤さんらしい感じがしています。

本を2冊ぐらい買って大切に持っています。

なかでも、シベリア鉄道に乗ってヨーロッパに入ったという地図が、私のこころをとらえて離しません。旅行大好きな私としては、いつかいってみたい場所が”山のように”たくさんあります。
シベリア鉄道も、家族とふたりで行きたいなあ、と思うところです。

少し前に、ライブの講演会に行ってきました。出だしが遅かったため、残念ながら後ろの方の席になってしまいましたが、迫力のある講演は、十分に出席した甲斐がありました。

今日の夕刊に、1日1万歩は歩く、との記事があったのでBlogで書いて自分のreminderにすることにしました。

つい先日、私のふるさとの瀬戸内の海で、建築フェアーをされていました。残念ながら私は行けなかったのですが、ふるさとをとてもなつかしく思いました。
瀬戸内で、地元大企業のベネッセと共同で開催していました。ベネッセ(福武書店)のかたは、私の母校岡山大学にも立派なホールを建築するなど多大な地元・地域活性化に取り組んでいらっしゃいます。社会貢献に取り組むことは素晴らしいですね。Bill Gatesの財団もそうですが、やはり、社会への貢献は、巡り巡って自分の幸せにもつながっている気がします。


最後に本日の日記。。
ところで、いま12-1月締め切りの原稿5本あるのを懸命に仕上げようとしています。結構大変です。集中して1本書くにも3-4時間はかかります。少し面倒なものは1日がかりになってしまいますし、
細切れ時間だと効率が悪いため連続して一気に仕上げる必要があります。並行してpaperを書かないといけないのですが、それらはもっとblock time(まとまった時間)がないと細切れだと考えがまとまらず、paperも数本まとめて読まないと頭がついていきません。今日は細切れ時間に、1月のposterを印刷して、”干しています”。

その合間にも、他のpeer-reviewed journalのreviewerの仕事が入り、こちらもすぐに1-2時間で仕上げました。伸ばしても締め切りが2週間後なのですぐに片付けることにしています。
欧州のpaperでしたが、良く書けており、感心しました。自分の領域の内容なので非常に参考にもなりました。よく練ったStudy designでした。いわゆるpeer-learinng/teachingで、他の人のworkを見ることは非常に勉強になります。このような機会をいただいて、大変ですが感謝の気持ちです。

参加者募集:第4回 TEME Teaching and Learning Medicine in English 開催案内

2013-12-04 18:08:44 | 医学教育
第4回Teaching and Learning Medicine in English (TEME) セミナー参加者の募集です。

2014年2月1日 土曜日にお目にかかれますこと楽しみにしております。

お申込み方法
お名前(ふりがな)
所属 (学年、卒後年数)
Email
TEMEで学びたいこと

を書いて、hgomi-okyあっとまーくumin.org
へ直接、ご連絡ください。


日時 2014年2月1日 土曜日
受付 12時30分
開始 13時00分
終了 16時30分終了予定。
参加費 無料

会場 
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-22-13虎ノ門秋山ビル9F
http://www.noguchi-net.com/map.html

米国財団法人 野口医学研究所
特定非営利活動法人 野口医学研究所
TEL : 03-3503-2250
FAX : 03-3580-2490


セミナー後援 特定非営利活動法人・野口医学研究所

(当日のタイムテーブル)
12:30開場、受付
13:00-13:50   Warming up English 自己紹介・他己紹介ゲームなど
休憩 10分

14:00-16:00 Case discussion
スモールグループに分かれてじっくりディスカッションと全体シェア
16:00-16:30 フィードバックセッション・今後のセミナー内容含めて。
終了

Facilitator: 自治医科大学 矢野晴美
TEME Shapers (順不同):
横須賀市立うわまち病院 相馬真子
大津赤十字病院 牧石徹也
神奈川県立こども医療センター 池田早希
自治医科大学 救急部 望月礼子
自治医科大学 研修医 安藤尚克
自治医科大学 山本令子
自治医科大学 4年生 井上美沙
自治医科大学 4年生 前野美里
自治医科大学 5年生 北島平太
国立国際医療研究センター 氏家無限
静岡がんセンター 森岡慎一郎





Prioritization こころに響くことに集中する

2013-12-04 14:02:17 | プライベート
It is very critical for me this month.

Too many things to do.

It is now important to make myself clear about what I want to do.

I should go for "What hits me or moves me most in my life."

”心にひびくことだけをする” というメッセージを本のタイトルでみました。

限られた時間をいかに使うか。。遊びの時間も大切ですが、特にビジネスアワーの使い方を考えて今年度中にやるべきことを
再度真剣に、かつ、realisticに考えています。

「米国医学留学のすべて」日本医事新報社など

2013-12-04 13:55:38 | 著書紹介
時間が取れず、2日間Blogが更新できませんでした。

著書紹介 2冊

「米国医学留学のすべて」
日本医事新報社 島田悠一先生、丸山稔之先生 編著

臨床、研究での米国への留学に関する情報が満載です。ぜひ、手に取ってみてください。
留学する希望が特になくても、多くの方のキャリアパス、キャリア展開を読むことはいろいろ参考になることが多いのではないかと思っています。

ベテランで、米国永住されているFacultyの方も執筆されており、リサーチでグラントを取る方法なども書かれています。

医学生、研修医、指導医、どの方にも参考になることが多いと思います。

「ホスピタリスト 12月号 感染症特集」


こちらは、かなり厳しい同業者のpeer-reviewもあり、3回ぐらい書き直して私も執筆しております。
抗菌薬の総論を担当しましたが、内外格差などの歴史、現状、今後の課題、総合内科医師向けに薬物動態PK-PDの基本的なことにも触れています。