居酒屋さんがお酒出せなくって・・・ぐすん。な、今日この頃。
お昼のお弁当で頑張ってたら、これは見逃せない。
普通に夜営業時に何度かお邪魔しました、この店もお弁当販売しておりましたので。
注文してからお店の中で調理してる気配。TEL予約で行けば良いかも。
この居酒屋さんさ、海鮮が美味しかったのだよ。魚系の、しかも鯖が有ったら嬉しかったが。
焼き鮭弁当、600円(税込み)。どうだろう。あそこの焼き鯖のお弁当、
それともあっちの居酒屋のお弁当の思い出が、走馬灯のように蘇っては消えてゆく。
が、大丈夫だ。鮭が、ただ細長い塩鮭ではなく、ずっしり大きな切り身には安心。
塩で漬け込んだやつではなく、脂も感じる良い焼き具合。
ピックアップして、お魚焼きグリルで軽く焼き直しっていうより、温めたのさ。
美味しいわ。流石だと思ったのは、このお店は元々海鮮が売りのお店だもん。
鮭の脂加減がいいわ。この鮭だけで呑めそうって思うが・・・ご飯食べたよ。
居酒屋さんの、お通しの小鉢に使われる風なブースに、マヨネーズの和え物。
ただ、数回、このお店に伺ったこと有るのだけど。こんな安っぽいものは無かったと思う。
スパゲティと茹で玉子と野菜。手間は掛かってると思うのだけど。呑んでいるならねって味。
お魚よりお肉が好きな娘っこに。唐揚げ弁当とか焼肉弁当とか有ったのだけど。
お弁当箱に写真がはめ込まれたサンプルが有ったのだ。そこから。
美味しそうな肉系のフライと居酒屋系のおかずが盛り込まれたそのお弁当。
それを注文しましたの。あの写真の弁当サンプルは幻であった。
白いビニールに入れて、持ったら出来立ての熱々が感じられて、気持ちが高揚。
追い打ちをかけるように、彼は満面の笑みで言ったわ。
「張り切って揚げ過ぎて、ちゃんと蓋が閉まって無いので気を付けて!」
おお!なんと!・・・傾けない様に慎重に持ち帰りましたさ。
それは、ヘレカツ弁当なのであった。
確かにね。確かに蓋が閉まらないわ。ヘレカツやもん、当たり前かもしれぬ。
豚ヘレ肉切ったらとんとんとん・・・広げてからカツにする基本のパターンで、
しかも揚げたてってなったら、こうなりますね・・・って。冷静に考えたらそう。
大急ぎで帰ったので、少し炙ったのだけど、ざっくざくの食感と柔らかいお肉、
これは、む~っちゃくちゃ美味しい!って、お肉魔女の娘っこは大喜び。
確かに、娘っこがこいつに喰らい付く時の、ザクっと聞こえる音が美味しそう。
そうなると聞き耳をより一層立ててしまう。ザクっの次にミシ・・・。
ああそうね、食べるときの音が好きっていうマニアさん達は、こういう音を聞くのでしょう。
美味しいと、お肉を喰らう娘っこ。ご飯もあるよ・・・おかずは?気付いて無いもん。
だが、おかずがわんさと写ってたあの写真サンプル。あれを見てしまったので素直に喜べない。
だって、おかずが何か入ってるべきブースに、ただただソースが入ってるって、どういう事!?
水平にしっかり持ち帰ったつもりが、ソースがご飯に侵略を始めておったわ。
さっきの600円(税込み)からの、800円(税抜き)が理解できないわ。
悶々としてる中でも、娘っこは満面の笑み。美味しいと。良かったよ。
付け合わせっぽい何か。鮭にもヘレ肉にも入ってた。準漬物のような感じの。
これは・・・美味しかったよ。
結局、どちらのお弁当も美味しかったのだよ。そう思うのよ。
ただモヤモヤするのは写真を出したなら、その通りとまで行かなくっても、
それに近いものを作って欲しかったのだ。ただそれだけ。美味しいのにさ。
『けど、ソースって普通はソース入れで別にはいってるよな』って娘っこ、ぽつり。
ヤバい!気付かれたか!?・・・けど、美味しかったよ。ご馳走様でした。
くつろぎ酒場 しろうちゃん
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