ごめんね。お連れの苦手な沖縄料理のお店を出て、
あら？あらあらあら・・・？なんだかその店の灯りが、手首が千切れそうな勢いで手招きしてるように感じた。
迷わず入店。先客はちらほらで・・・おお、入った時から雰囲気が柔らかでとっても良い。
銘柄は全く失念。お連れが『酒・・・・。』って言うもんだから。お酒2つ下さいな。
美味しい～。食べ飲み歩いて・・・ここに来て日本酒を飲んだら、締めのご飯食べてる気分。
うん、日本酒はやっぱりお米なのだ。美味しいお米。だから、美味しいおかずを注文しましょう。
小松菜とお揚げさん炊いたん
・・・・って、名前じゃなかったかもしれませんが。
美味しい～～！！異口同音。
マスターお一人カウンターの中。頑固親爺なのかと思ったら、なんと気さくな方で。
マスターって言うより”大将”って言う方がしっくりしそうな。
大正の大将と、昔ながらの知り合いのような雰囲気でお連れ話してる。こっそり鴨
早よ、この店来とけば良かったわ～ってお連れ。そして満面の笑みの大将。
いつの間にやら先客さんも交え、私さえも引き込まれて皆な、お友達状態に。
そして・・・締めとばかりに絶対美味しいに違いなさそうなおでんを。
豆腐好きのお揚げさんと、1日1回って禁を破っての我慢できない色合いの玉子。
横から口出したのは私。『コロも！！』・・・・・ちょっとちょっと、コロもね、安いんだもの。
昔は当たり前のように食べてたコロ始め鯨チーム。今や高級食材で、なかなかコロだって食べられない。
ああ、そうね。コロが食べられるって、むっちゃ幸せ。やっぱり、早よ、この店来ておけば・・・なんて。
お連れは無類の玉子好きなれど、何軒も廻っても1日1回と自分のルールがあるらしかったのだが、
よー煮込まれて茶色くなった玉子は、どうしても捨て置くことが出来なかった。
そしてその美味しい出汁のおでん、大好物締め玉子は・・・・・・・
なんでこんなに黄身部が多い！？白身部が薄く覆ってるだけの玉子。
旨い、旨いを連呼するお連れ。
私も・・・・むちゃくちゃ美味しいコロと、締めのお店で出会えて、
大正デビューの日の放浪記の締めを最高の気分で迎えられて、とっても幸せ。
ほんと良いお店ね。また大正に赴くことがあったら・・・コロ、食べに行きます。ご馳走様でした
立ち呑み処 源さん （座れます）
大阪市大正区三軒家東1-4-7
TEL 06-6554-0866
営業時間 17：00～ 日・祝休み
